初恋の嵐 「Untitled」('01)
b0061611_1227444.jpg初恋の嵐の西山達郎という人が亡くなったときはショックだった。エリオット・スミス並にショックだった。西山達郎という人は本当に才能のある人だな、初恋の嵐というバンドはきっと近い将来ビッグなバンドになるんだろうな、初恋の嵐というバンドが日本のロックを引っ張ってくれたらそれはかなり嬉しいなと思っていた矢先だったから。25歳は若すぎるよ。

とまぁそんな感傷にどうしても浸ってしまうわけですが、僕はこの「Untitled」という曲がとにかく好きで。淡々としているのに異様にセンチメンタルなメロディがこれ以上無いシンプルな3ピースのロックンロールで鳴らされ、西山氏の少し鼻にかかる艶のある歌声で優しく強く歌われる。誰かがバッドフィンガーみたいだと言っていたけど、なるほどそういえば西山氏にはピート・ハムの面影があるような。本当にいい曲だと思う。初恋の嵐のメジャー・デビュー作にしてラスト・アルバムとなってしまった『初恋に捧ぐ』に、この曲のPVが収録されている。ただ単に3人がこの曲を演奏している様子を映しているだけのあまりにも簡素な映像だけど、なぜだかグッときて何度も見てしまう。本当にいいバンドなんだと思う。

それにしても、初恋の嵐とはなんて素敵なバンド名なんだろうか・・・無念。

※そういえば、僕は『初恋に捧ぐ』のレコ発インストア@京都タワレコに参加したのだった。たくさんの人が見に来ていたけど、ほとんど全員が若い女の子で男は自分だけじゃないかというくらいだった、ホントに。なんか照れ臭くて、いたたまれない気分だった。確か、無頼庵の堀内氏が見に来ていた。
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by kesuike6 | 2005-01-27 13:00 | SONG
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