玉川裕高 with Freebo('97)
b0061611_10151648.jpg僕が直枝さん並にリスペクトしている玉川裕高さんと大好きなフリーボがタッグを組んだカントリーロックバンドの4曲入りシングル。これはもう悪いわけがない。ていうか、あまりに素晴らしくて筆舌に尽くしがたいのだけど。こんな超名盤が今はもう流通されていないということが、とにかく悲しくてやりきれない。

玉川さんは生き様を言葉に乗せ、ギターに乗せ、歌にできる人である。この作品でも相変わらず玉川さんの歌声とギターは優しく熱く響く。そんな玉川さんの歌心を十二分に理解している盟友フリーボのバッキングは愛に溢れていて感動的だ。「解決の糸口」後半部の玉川さんと石垣窓さんの熱を帯びたギターバトルなんて、もはや愛以外のなにものでもない。また、吉田奈邦子さんの静かに魂のこもったボーカル&コーラスはまるでエミルー・ハリスのようで、玉川さんとの声の相性もバッチリ。もうなにもかもが奇跡的なバンドだ。そして、この奇跡はコモンビルへと受け継がれていくのである・・・。

全4曲とも間違いなく名曲だが、中でも「靴底減らし」という曲は涙なくして聴けない。長く続く曲がりくねった人生という名の道を靴底を減らしながら一歩ずつゆっくりと歩を進めていく。嗚呼、やるせなく果てしなく孤独な旅路。今、ストーンズの「Wild Horses」という曲がスピーカーから流れてきたのだけど、少し雰囲気が似ている。ああ、グラム・パーソンズか。
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by kesuike6 | 2005-03-10 10:16 | ALBUM(SINGLE)
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