Al Kooper 『Naked Songs』('72)
b0061611_154932.jpg赤心の歌。まさに剥き身の歌。

奇跡の名曲「Jolie」。荘厳であまりにも美しいイントロに心が洗われ、アル・クーパーの肺から血を吐くような絶唱と共に魂が解放される。カタルシス。「(Be Yourself) Be Real」「Sam Stone」も同じく壮絶で、最早これが歌なのか叫びなのか判別できない。

サム・クックの魂が乗り移ったかのような優しくて力強いバラード「Touch The Hem Of His Garment」、ファンキーなグルーヴに気持ちが昂ぶって仕方がない「Where Were You When I Needed You」、そっと囁きかけるような歌声と美しいストリングスが絶妙に絡むムーディーな「Unrequited」と後半の3曲の流れも素晴らしい。

僕にとってのロックとは、この作品のことかもしれない。
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by kesuike6 | 2005-04-08 02:44 | ALBUM(SINGLE)
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