スガシカオ 『Sweet』('99)
夏の高校野球も明日の決勝戦を残すのみとなりましたけど、ここ関西では連日連夜スガシカオの歌声が聞こえてきます。い~ま~きせきが~♪高校野球とスガシカオ、全く世界観が違うと思うのですが・・・ま、いいや。そして、プロ野球に目を向けても、中日ドラゴンズの守護神・岩瀬が出てくるたびに「あ、スガシカオや」と思わず口から出てしまう僕です。スガシカオと言えば、世の婦女子を虜にする実力派シンガーソングライター。彼が出てきてくれて大きかったなぁと思うのは、本物のファンクをヒットチャートに持ち込んでくれたということ。僕が思うに、青山陽一さんがメジャーデビュー出来たのも、彼が流れを作ってくれたおかげなんじゃないか、なんて。そういえば、彼の初ライヴはカーネーションと山崎まさよしの対バンイベントの前座じゃなかったっけ。

b0061611_17422025.jpg今はそんなに熱心なファンではなくなったけど、ふとこの『Sweet』というアルバムは聴きたくなります。前作『FAMILY』も確かに良かったですが、『Sweet』はより一層ポップ、且つ、ますます濃厚で聴き応え十分。お得意のファンクものを中心に、アコースティックなバラードやホッと一息できるほのぼのチューンを挟み込んだりと、さすがのアルバム構成だし、サウンドも日本人離れしたゴージャスで分厚くて、岡村靖幸『家庭教師』にも負けず劣らずの名盤だと思うのですが。「正義の味方」「夕立ち」「グッド・バイ」など本当にどの曲も充実しているけれど、僕が一番ヤられたのは1曲目「あまい果実」。初めて聴いた時、この曲のあまりのスケールの大きさに僕は思わず唸ってしまったのでした。不穏な出だしから、サビに入った途端、ものすごい勢いで広がり厚みを増して行くサウンド。暗いトンネルを抜けると、そこは煌く大海原だった、そんなイメージ。この曲を大音量で聴くと、脳細胞が覚醒していくのがよく解ります。僕はこの曲がスガシカオの最高傑作だと思ってます。でも、あんまり売れなかったシングル曲じゃなかったかなぁ。
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by kesuike6 | 2005-08-19 18:22 | ALBUM(SINGLE)
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