Neil Young with Crazy Horse 『ZUMA』('75)
b0061611_993485.jpgどうも、『After The Goldrush』も『Harvest』も持ってないニール・ヤングが大好きな僕です。最近、しょっちゅう『ZUMA』を聴いています。なんかクセになるなぁーこのリラックスした感じというかユルさというか。どこまでもロックなアルバムなのに、相変わらず途中で眠たくなるのも素晴らしいなぁ。

盟友クレイジー・ホースのギタリスト、ダニー・ホイットンが亡くなってこの上ない悲しみの中で作られたのが前作『Tonight's The Night』。ここで精一杯嘆き悲しんだニールは、新ギタリストとしてフランク・サンペドロが加わった新生クレイジー・ホースと一緒に『ZUMA』を完成させました。重苦しい『Tonight's The Night』からわずか半年しか経っていないけど、一転して『ZUMA』は実にポップで軽快でニールの歌声もなんだか明るい。悲しみを乗り越え、バンドが新しく生まれ変わって初めてのアルバムが決して気負ったものではなくすこぶるポップだというのは、カーネーションの『LIVING/LOVING』と同じものを感じますね。

代表曲「Cortez The Killer」や「Danger Bird」のようなむせび泣く重厚で男臭いギターにゆったりうねる気だるい曲調、まさにニール節とでも言いましょうか。熱いのにとにかく眠くなるのです…zzz。でも、「Drive Back」はさすがに目が覚めますね。ぐしゃぐしゃかき鳴らされる歪みまくった轟音ギターが脳細胞を刺激します、燃えます、痺れます。うーんもう男前だねニール!一方で、「Don't Cry No Tears」「Lookin' For A Love」のようなポップで素敵なラブソングにすっかり脱力。ここで聴けるいつもより調子っぱずれな演奏とニールのやけに甲高くて頼りない歌声は最高ですね(ふとジャック達を思い出したり)。「Barstool Blues」や「Stupid Girl」なんかも憎めなくて良い曲だし、ホント大好き『ZUMA』。あと、このやる気のないヘロヘロのイラストのジャケットもグレイトですなぁ。
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by kesuike6 | 2005-10-19 09:10 | ALBUM(SINGLE)
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