The Beatles 「In My Life」('65)
b0061611_17575213.jpg12月8日、今日はジョン・レノンの命日。しかも、25回目なんですね。かと言って、おめでたいことでもないんですが。きっと世界各地のブロガーさんたちがジョンについていろんな想いを書くのでしょうね。なんかいいですよね。

僕が生まれたのが79年。物心ついた頃にはジョンはもうこの世にいなかったわけで、リアルにジョンの死を体験してないがゆえに未だ実感が無いというか。おまけに今年はポールやストーンズの活きのいい新譜がリリースされたことだし、ジョンもまだどこかで生きてるんじゃないかと思っていたり。すっかり勘違いをしてるのだろうけど、こんな勘違いなら、まぁこのままでもいいか、なんて。レコードの中では間違い無く生きてるのだから、それでいい。

ジョンの歌は、時に攻撃的で時に優しく、時にひねくれ時に真っ直ぐ、なかなか掴み所が無いけれど、言い換えれば、極めて人間臭い歌なのであって、きっと嘘が無いんだろうなと思えるから、僕は素直に彼の歌に耳と心を傾けることが出来るし、なんだかホッとする。こんな風に感じてるのはきっと僕だけじゃないだろうし、今でも時代や世代を超えて多くの人にジョンのバカ正直な歌が愛されているというのは、つまり、結局いつの時代も人間の心の中身はそれほど変わらないからなんだろうな。そう思えると、少し元気が出てくる。

今日はビートルズの「In My Life」を聴こうかな。ポールが少し手伝ってるみたいだけど、基本的にはジョンの歌。故郷リヴァプールへの想いをセンチメンタルに綴った歌詞、とても穏やかで美しいメロディー、柔らかくて丸みのある温かいサウンド、間奏のバロック調のピアノソロ…いびつに歪んだ僕の心も少し滑らかになった気がする。しみじみいい歌だなぁと思う。
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by kesuike6 | 2005-12-08 17:58 | SONG
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