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3月13日(月) 曇り時々雪

実家にて。朝6時に起床、もちろんWBC日本VSアメリカ戦を観る。前日仕事8時半終わり直接2時間かけて実家帰ってきてぐったり疲労、飯食って風呂入って寝たのが1時、まだ存分に眠かったがイチローの先頭打者ホームランで目が覚める。アンチ巨人と言えども上原の粘投しっかり応援、ヤングメン西岡&川崎の伸び伸びプレーに唸り、ガッツ小笠原の横っ飛びに興奮。そして、例の8回表は俺も大激怒。あんな豪快な誤審初めて見た。現場の一番近くにいた二塁審判の判定セーフを遠くでぼんやりアバウトに眺めてた主審の判定アウトに覆るだなんて、まったくもってありえん!ましてあの主審はアメリカ人だし、そこには何かの陰謀があると思われても仕方ない、ていうか、アメリカ人審判がアメリカ戦でジャッジをしている時点で既に大問題だろ。どうなっとんねん、亜米利加。なんだかもう呆れ果てて失望した。ただ、続く8回裏そんなダウナームード最高潮な中での藪田の力強い三者凡退ナイスピッチングは感動的すらあり、救われた気がした。日本人ナメんなよ野球ナメんなよ、そんな気合いを感じた。なんとか2次リーグ突破してもう一度アメリカと対戦して勝ってほしい、じゃないとなんかスッキリしない。

実は9回表終了でタイムリミット、後ろ髪を引かれつつ父と一緒に家を出る。外は季節外れの雪、今日は母の手術の日。命に関わるとかそういう大きなものでは無いので心配無用だが、それでも手術は手術、心配は心配である。手術を目前に控えた母はいつものようによく喋っていたがやはりどこか不安げである。そんな母に息子として何か気の利いたことでも言いたいが何ひとつ思い浮かばない。相手が大切な人であればあるほど、かける言葉が出てこない。何とも情けないが、それはきっと他人事だと思えないからで、軽はずみなセリフなんて言えない。親戚は「頑張って!」と声援を送っていたが、一番頑張って欲しいのは医者である。待っている時間は随分長く感じられたが、2時間後に母は手術室から出てきた。手術は母が眠っている間に順調に進行し無事成功、すぐに母とも普通に会話出来た。とりあえずホッと一安心。次はリハビリ約6週間後に退院だそうだ、まだまだ先は長いれけど何とか乗り切って欲しい。一方、父は父で母が入院している間は寂しい独り暮らしなわけで、こちらも何とか乗り切って欲しい。それにしても、父も母ももう若くはないなぁと。それを思うといろんな意味で切なくなる。

病院を出た後、そのまま電車で神戸に戻ってきた。

BGM:荒木一郎 / 君に捧げるほろ苦いブルース
by kesuike6 | 2006-03-14 11:36 | 日々想ふ
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