青山陽一&The BM's + ママレイド・ラグ【不完全な完全版】
b0061611_13425716.jpgまるで後頭部をドでかいハンマーで思い切り殴られて脳みそがひっくり返った気分、衝撃的な夜だった・・・。



とにかくもう青山陽一&The BM’sなのだが、その前にママレイド・ラグのことも。ママレイド・ラグは件の青山陽一ライヴDVDで大胆不敵な饒舌ギタープレイを見せていた田中拡邦さん率いる2人組、ライヴではギターとドラムがサポートで加わって、非常にオーソドックスなロックバンド編成。実は会場入りする時にエレベーターで偶然田中さんと一緒になったのだが、その知的かつスウィートな洗練された顔立ちに男の僕ですらうっとり見とれてしまいそうだった(彼は26歳で僕と同い年、まるでオッサンの僕とはえらい違いだ・・・)。ママラグのライヴはそんな田中さんのルックスのごとく知的かつスウィートで洗練されたパフォーマンスだった。まぁ、これはまったくもって好みの問題なのだけど、随分期待していただけに正直ちょっと物足りなかったかな…と(ママラグファンの方ゴメンナサイ)。田中拡邦という底知れぬ才能だったりこれは只者ではないなという感じは非常によく伝わってくるのだけど、そこで終わっちゃってるのが惜しいというか。どうも爆発し切れてないんだよなぁ・・・。ただ、青山さんと一緒に演奏している時は、田中さんものすごく活き活きしていてギタープレー抜群にキレてたので、ひょっとしてガンガンにギターが弾けるトリオの方がいいんじゃないかと思ってみたり・・・うーむ。

と、そんな風にちょっとモヤモヤが残っていたのだけど、次の青山陽一&The BM’sで全てすっからかんに吹き飛んだ!遥か遠く彼方に!今のブルーマウンテンズは最高にぶっ飛んだロックバンド、圧巻の狂喜乱舞ロックンロールショーだった!先日書いた青山陽一ライヴDVDについての記事で、クールで落ち着いたオトナのライヴ、とかなんとか言ってるけど、全部白紙撤回だ。リアルなステージ上の青山さんは全然クールじゃないし全然落ち着いてもいないし全然オトナなんかじゃない、ただのロック小僧、ギター小僧じゃないか。必死で歌いまくってデカイ音でギター弾きまくる、それだけ。でも、それこそがロックじゃないのか。青山陽一の音楽を敷居が高いとか小難しいなどと思い込んで敬遠してる人がいるのかもしれないが、そんな人はとりあえずブルーマウンテンズのライヴを観てほしい。彼らのぶっとくてとぐろ巻く津波のようなグルーヴを全身に浴びれば、足元から押し寄せる興奮の波にのまれ、頭で考える暇なんか全く無く勝手に身体と心が揺れ動く。これをロックと言わず、何と言うのだろうか。こんな感じだから、パフォーマンスの細かいことなんてほとんど覚えていない。青山陽一の歌が凄かった、ギターが凄かった、中原由貴のドラムが凄かった、伊藤隆博のオルガンが凄かった、詳しいライブレポを期待した方ゴメンナサイ、感想はそれしかないのだ。ブルーマウンテンズの演奏時間は正味1時間そこそこだったと思うけど、自分内歴代ナンバー1のライヴだったかもしれない。嗚呼、ヤられた・・・。

ギターソロをギンギンに弾いてる時の青山さんの笑顔を見れば、誰もがエレキギター欲しくなるはず。僕もお金貯めようか。あと、ブルースロックのレコードが無性に欲しくなった。

※これだとあんまりなので、演奏以外の話を。青山さんの服装は相変わらず部屋着みたいでした(笑)。ママラグの田中くんは若くてカッコイイを連発していた青山さん、「でも、若いと言っても、26歳でしょ。ジミヘンは27歳で死んでますから(笑)。だから、ミュージシャンに若いとかは無いし、彼のことも対等に見てますからね」。演奏中にオルガンベースの音圧でアコギが倒れて、演奏後急いでアコギを手に取りひび割れチェック、なんとか無事だったギターをスタッフに預けようと楽屋の方に向かって青山さん「すいませーん」、が、誰一人反応してくれず、結局地べたに寝かせてました。その直後「あれ?ピックどこ行った?」、青山さん完全にパニクってました。「そうそう、ライヴDVDが出たんですよ。いろんなゲストが出てくれて、今日一緒のママラグの田中拡邦くんも出てます。あと、伊藤銀次さんとか、真城めぐみさん、あと、誰だっけな?そう、堂島孝平くん。あ、誰だっけ?とか言ったら駄目ですね(頬をパチン)」。アンコールの最終曲クリームのカヴァーで最高潮に盛り上がったファン(もちろん、僕も)、客電が点いても拍手を止めることなく、しょうがないなぁと青山さんと田中さんが出てきて、青山さん「もう今日のレパートリーが全部終了しちゃったんで・・・でも、田中くん、バンドだし何か出来るんじゃない?」田中さん「・・・いえ、無理です。」ということでお開きとなりました。
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by kesuike6 | 2006-04-14 13:41 | LIVE
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