Traffic 『John Barleycorn Must Die』('70)
b0061611_2153955.jpg先日の青山陽一&The BM’sのライヴは本当に素晴らしかった!最高だった!燃えた!

あまりにも感動してしまったので、なんとかこの余韻を出来るだけ長く引っ張りたいと思い、翌日レコ屋巡りを敢行、いろいろ迷った挙句、最終的に選んだレコードがこれ。青山陽一と言えばやはりトラフィック、最高傑作との呼び声高い『John Barleycorn Must Die』。僕が買ったのは日本盤初回限定見開きジャケット、ほんのちょっと高かったたが、僕の目論見は見事バッチリ当たった。A面1曲目「Glad」イントロのジャジーかつ軽快なピアノの音が聞こえてきた瞬間、昨日BM’sオルガントリオが目指していたのはまさにこれじゃないか!天晴れ、我ながら鮮やかな流れ。

『John Barleycorn Must Die』は、スティーヴ・ウィンウッド、クリス・ウッド、ジム・キャパルディのたった3人、トラフィック史上最少人数で作られた作品だそうだが、音の寂しさなんて微塵も感じない、それぞれの音のピースが寸分違わぬ正確さで組み合わさった完全無欠なバンドサウンドがまずとんでもなく素晴らしい。肉体と知性が同居したクールかつエキサイティングなジャムセッションに痺れまくり。そして、彼らから生み出されるグルーヴは途方もなく強靭だ。どの曲も雰囲気は決して分かり易くアッパーではないのにも関わらず、めったやたらに盛り上がる。彼らのグルーヴはいきなり聴き手の身体内部の奥深くに直撃し、そこからジワジワと熱が広がり、気が付けば全身火だるまになってしまっている。しかも、滅茶苦茶熱い。とりわけ、A面の3曲は相当危険だ。「Glad」~「Freedom Rider」初っ端から12分に渡る緊張感漂う妖艶極まりないメドレー、いやあもう圧巻という言葉しかない、怖いくらい背筋がゾクゾクする。続く「Empty Pages」はソウルフルでひたすらグルーヴィー、ウィンウッドのモコモコしたベースとキャパルディのシンプルなドラミングの絡みが最高、踊れる踊れる。もちろんB面の3曲も、ウィンウッドとキャパルディの情感豊かな歌とウッドのゆらめくフルートが印象的な表題曲(トラッドナンバー)を筆頭に名曲揃い。これはもう言うのもおこがましいくらいの名盤。またひとつロックを教わった、そんな気分です。

★近日(?)公開★
・グリーディ・グリーン 『Party Combo』('97)・・・最近の愛聴盤。佳曲だらけの名アルバム。
・タイツ 『Girlic Replica』('06)・・・今日買ったよ!これはアカン、ヤバイですわ(涙)。
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by kesuike6 | 2006-04-20 22:01 | ALBUM(SINGLE)
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