チョウ・ヒョンレ 『MY NAME IS...』('06)
b0061611_17181267.jpg最近もっぱらの僕の鼻歌です。

浪速のジャック・ジョンソンこと、ん、誰も呼んでない?ていうか、ジャック・ジョンソンよりええでぇ、て、ジャック・ジョンソンまともに聴いたことないけど。ともかく、浪速の粋な歌うたいでギター弾き、残念ながら元ラリーパパ&カーネギーママ、チョウ・ヒョンレさんの新作CDRが届いた。弾き語りライヴテイクやカヴァー曲を含む全4曲入りでタイトルが『MY NAME IS…』、そうなんです、こんな感じでやっとるんですわ、そんな名刺代わりEP。バンドの時よりもさらに肩の力が抜け、それでいてしっかりと深みを増した人間味溢れる歌心に、漏れ出る言葉は一言しみじみと「ええ歌やなぁ・・・」。

1.一人でできるかな?
・・・僕も観に行った音楽感謝@拾得のライヴテイク。あの日の光景がまざまざと甦ってくる、嬉しいなぁやっぱり。有山じゅんじさんライクなフィンガーピッキングが小気味良いほんわかソングでほっこり。
2.ベイビー
・・・この曲は先日の青山陽一×田中拡邦×キム・スチョリ×チョウ・ヒョンレ@シャングリラ(ライヴレポはどうした!?)で披露されて、その時にチョウさんがおっしゃってましたが、もうすぐ生まれてくる我が子に向けて作った曲だそう。子を想う慈愛に満ち満ちたあまりに心優しい歌で、僕はチョウ一家とは何の関係もないし、パパになる予定も微塵もないのだけど、無性に温かい気持ちになって泣けて仕方ない。おまけにアルトリコーダーの素朴な音色が追い討ちをかけて涙腺を刺激するんだなぁ、これが。
3.もう少しだけ
・・・ジェフ・マルダー「Wild Ox Moan」の日本語カヴァー。オリジナルが訳分からん歌詞なので、僕がええ歌詞つけました、と音楽感謝の時にチョウさん言ってたような。何とも不思議なリズムが妙にクセになる小粋なブルース、チョウさん渾身のファルセットボイスにロック魂をヒシヒシと。
4.狼の好物は迷える子羊
・・・セルフライナーノーツによると、神を冒涜した歌を、ゴスペル風に!とのこと、実にユニークなアイデアだし、しかもバッチリきまってる。一人多重コーラス、曰く一人ステイプル・シンガーズの分厚くて無骨なハーモニーがめちゃくちゃカッコイイ!それにアコースティックギター、スライドギター、マンドリン、シタールと弦楽器だらけの生々しく泥まみれな音の塊が奇怪で物凄い。ごっつい歌だ。それにしても、この曲の詩を聴いて読んで思ったのだけど、なんだかんだ僕は自分の都合のいい時に限って神を信じたり、神頼みしたりとホンマええかげんだよなぁ・・・でも、まぁそれって深いところでは信用してないってことか。“この瞬間も世界のどこかでは/十字を切って引き金を引いてる”ズシリと響くフレーズだ。
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by kesuike6 | 2006-09-12 17:23 | ALBUM(SINGLE)
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