どうもこんばんは、最近すっかりQづいている僕です。彼らの一見人懐っこいけれど知れば知るほど?マークが増えていく謎のロックンロール世界にずっぽり迷宮入りしてしまったようです。ここしばらく洋楽に関してはQのレコードばかり買いそうな気がして何だか怖いです。
そんなどっぷり夢中なNRBQですが、さりげなく密かにひっそりとこんなライヴアルバムが出ています、『LUDLOW GARAGE 1970』。そう、あまりにさりげなく密かにひっそりとなのでひょっとすると熱心なファンですら気付いてないのかもしれませんが、そこのアナタ、どうか早く気付いてください!これがまぁとんでもなく凄い内容なんですよ、ホント!オリジナルメンバーQの貴重なライヴ音源というマニア垂涎コレクターズアイテム的なレベルを超え、これはもう全ロックファンに聴いていただきたい逸品でございます。 ふーむ、そうですねぇ、かなり端折って無理矢理に一言で言うと、これぞガレージパンク!ゴキゲンでポップでグルーヴィーでお茶目でハートウォーミングな、という常套句に加え、この頃のQはよりアグレッシヴで凶暴でアヴァンギャルドでスリリング、滅茶苦茶ぶっ飛んでます。音楽的にはQのことなのでもちろん節操無いのですが、初っ端からサン・ラのカヴァーから始まってることからも全体的にジャズなムードが濃厚で、僕はけっこうインスト曲でメラメラ燃えます。そして、今作の目玉は、何と言っても初代ギタリストのスティーヴ・ファーガソン!彼のエレキギターの音力がもうとにかく強烈で。パキパキピキピキベキベキメリメリッ!彼の場合、エレキギターと言うよりも電気ギターと言った方が伝わりやすいでしょうか、半径1m以内に近づいたら間違いなく感電死するぞ、そんな刺激的すぎる音に終始ヒリヒリ痺れっぱなし。かのジミ・ヘンドリックスも彼に興味を持っていたそうですが、それもなるほど納得です。この音を体験する為だけでも一聴の価値あり、だとかなり本気で思います。ついでに、テリー・アダムスのクラヴィネットの音色も負けず劣らず奇怪で最高です。 ※スティーヴのギターの音を聴いてふと思い出したのが、意外にも(?)、難波ベアーズで聴いたジャック達一色さんのギターの音でした。
by kesuike6
| 2006-10-15 02:00
| ALBUM(SINGLE)
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