ネタ探し中
あまりに更新が滞っているので(汗)、とりあえずここ最近のmixi日記でお楽しみください。

11月19日 幕末太陽傳
b0061611_21591318.jpg前からどうしても欲しかったDVD、川島雄三監督『幕末太陽傳』コレクターズ・エディションを勢いで買う。1957年の日活映画、鬼才川島雄三監督の代表作であり日本映画史上にも燦然と輝く大傑作である。なんて堅苦しい紹介は置いといて、とにかく途轍もなくエネルギッシュで粋で楽しい映画だ。

時は幕末文久二年、品川の遊郭「相模屋」で巻き起こる痛快ドタバタコメディ。ストーリーは主に古典落語「居残り佐平次」をベースに、さらに「品川心中」「三枚起請」など様々な落語をサンプリングしているそうで、もちろん落語に詳しい人の方がより楽しめるのだろうけど、落語に疎い僕でも十分楽しめた。というのも、出てくる役者がみな活き活きしていて躍動感があって腕利きの芸達者で、しかも超個性的なものだから、ただ画面に映る人間を見ているだけでもウキウキしてくる。とりわけ主人公の居残り佐平次演ずるフランキー堺の緩急自在で小粋なリズム感は本当にスゴイ、さすがジャズドラマーである(太鼓の華麗なバチ回しも見れる)。他にも、間抜けな貸本屋の金造扮する小沢昭一の爆笑必至の怪演、南田洋子と左幸子の艶かしい美しさ、芦川いづみの胸キュンもののキュートさ、菅井きんの舌を巻く名脇役ぶり、そして若かりし石原裕次郎や小林旭や岡田眞澄の初々しさ(笑)、みんなしっかり演じながらもしっかり生きている。

人前では常に陽気でお調子者の佐平次だが、一人になると途端に表情が曇る。肺結核を患っており、おそらく彼自身死期が近いことを十分知っている。というように、ただ単に可笑しいだけでなく、随所に陰の要素を忍び込ませ、決して軽薄な喜劇で終わっていない。実に深い。

「ええーい!地獄も極楽もあるもんけぃ!俺ぁまだまだ生きるんでぇ!」

川島監督曰く、この作品のテーマは「積極的逃避」だそうだ。そうかぁ、なるほど。そういう意味でも、もし川島監督の思い描いたエンディング(走り去る佐平次が幕末から昭和へワープする)が実現していれば、さらに素晴らしい作品になっていたに違いないと僕は思う。

特典のオーディオコメンタリーがまた興味深かった。その中でいい話だなぁと思ったのは、川島監督にすっかりホの字になった南田洋子が、ある日監督の大好物の梅干をお土産に監督が住んでいた日活アパートを訪れると、出てきた監督の奥さんがものすごく綺麗な人だったので、それが大ショックでお土産を渡すのが精一杯アパートの階段を降りるのも大変だった、という酸っぱい思い出話。

BGM:Edo River / カーネーション
※『ロック画報24』P.35<N's Scraps 21>参照

11月18日 サッカーチームか?
ROCK LOVEがえらいことになっとります!今回はなななんと11人編成!!カーネーション+お馴染みの西池&シュンスケ+お久しぶりスリルのホーンセクション+女性コーラス隊に、そして、ななななんと長見順!!!なんといっても僕のブルースアイドルだ。東京だしどうせ行けないし敢えて我関せずなふりをしていたけど、これはさすがに・・・くそお、でも無理だ。とにかく絢爛豪華な楽しいロックパーティーになること間違いなし、5人時代の曲がいつもより多く聴けそうだし、行ける人はホント羨ましいぞ!
http://www.carnation-web.com/rocklove/

BGM:あなたのあたま / 長見順バンド
(↑DVD『ライヴ!超スローブルース』は必見!)

11月17日 注目すべきは転び方
b0061611_220122.jpg最近の愛読書、高野秀行『ワセダ三畳青春記』。約3分の1読み終えたところで、これはアカン、おもろい、おもろすぎる。お昼休みに食堂で、耳にはiPodお口にはチープで身体に悪そうなパン時々缶コーヒーという状態でこの本を読んでいるのだけど、あまりにおもろいので笑いをこらえるのに必死、それゆえ相当ヤバイ顔になっていると思う。

先週のビーバップハイヒールにゲストで出ていた秘境探検家の高野さんに妙に興味が湧き、翌日には本屋にいた。『幻獣ムベンベを追え』『巨流アマゾンを遡れ』『怪しいシンドバッド』『異国トーキョー漂流記』『ミャンマーの柳生一族』など、男の子の僕はワクワクしてしょうがないタイトルばかりだけど、ひょっとして一番の秘境は高野さん自身じゃないかと思い、彼の青春記を買うことに決めた。1966年生まれの高野さんが22歳から33歳まで(1989~2000年)過ごした、早稲田大学の正門から徒歩5分のところにあるオンボロアパート野々村荘(家賃一万二千円三畳一間風呂無し共同便所共同台所、まさに秘境)でのモラトリアムな日常生活が面白可笑しく描かれているのだけど、高野さん含め彼が所属していた早稲田探検部の部員や野々村荘の住人たち出てくる人出てくる人が皆奇人変人ばかり、でも何だか魅力的な人間ばかり(友達にはあまりなりたくないけど)で、呆れつつも心がほんわか温かくなる。世の中にはいろんな人間が生きてるんやなぁと思うと(笑)、ちょっと勇気が出てきたりもする。子供たちよ、やっぱり生きてた方がおもろいで。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087476324/

今度は今日から3連休、さあて何をしようか?とりあえず、寝よ。

BGM:100人中99人 / コモンビル
(↑ここんとこコモンビルが目に沁みてます、ええわぁ)

11月13日 鼻紙
ご無沙汰してます、お元気ですか?僕は鼻水が止まりません、側にはティッシュの山がそびえ立っています。先月末から某制度導入のせいでハードスケジュール化、ようやくそれも落ち着いたところで、風邪ですか、そうですか。そりゃあ疲れが出ますわな、普通の人間ですから。今日明日と久しぶりの連休ですが、たぶんぼんやり過ごすのでしょう、ていうか、過ごしてます。

二度寝三度寝の結果、目覚めたのが昼の1時過ぎ、ごきげんよう終盤戦・・・。野放図に散らかった部屋を少し片付け、レコードが聴き易くなったので、LPを数枚片面だけ聴きました。トラフィック『ジョン・バーレイコーン~』A面、カーネーション『ラブスカⅡ』B面、伊藤銀次『デッドリー・ドライヴ』A面だったかな。それにしても「OH MY GOD!」はなぜゆえラブスカから外されたのか?かなり好きな曲なんですけどね。関西のゆるい番組ちちんぷいぷいを観る、角さん面白いですが、僕は八木早希アナのファンです。ブラインドサッカー凄いの一言、日本代表頑張ってもらいたい。2年前くらいにNHKでやっていた『ピーター・バラカン音楽紀行』を観返す、ロンサム・ストリングスの演奏感動的に素晴らしいので、MDに録音し何度も聴く(このテイク、雨音や鳥のさえずりも聞こえてきて素敵)。近くのスーパーに夕飯の買出し帰宅後、すぐに夕飯。でもって、睡眠に最適ニール・ヤング『オン・ザ・ビーチ』を流しながら1時間ほど夕寝。そして、このどうでもいい日記を書いていると。

BGM:Jessica / Lonesome Strings
↑桜井芳樹さんも太田和彦の全国居酒屋紀行のファンだったのですね、嬉しい。飲兵衛にとっては最高の癒し番組ですから。

10月23日 PORK PIE HATS@はちはち
というわけで行ってまいりました、はちはち。あ、ご心配なく、前回の反省を猛烈に生かして、実にスムーズに辿りつけました。ていうか、あまりにスムーズだったので、早く着きすぎてしまい、なんだか中からリハの音が漏れ聞こえてくるし、これじゃあんまりだと適当にその辺をブラブラ散歩して時間を潰す始末でした。そんなこんなで到着したのは開始30分前、先客は若いカップル1組(結局お客さん10人ちょっとくらいだったでしょうか)。今日は随分久しぶりに知ってる人が誰もいなかったので、ライブ始まるまでやや緊張気味落ち着かない感じ、隣の楽しげにお喋りするカップルにけっこう嫉妬しつつ、とてつもなく旨いパンをビールで流し込むことで何とか凌ぎました。トイレから戻ってくると、直前まで居なかったはずの西村さんがスタンバイしていてビックリ。ライブがおもむろに始まりました。最初は西村さん単独で5曲アコギ弾き語り、その後ベース中島さんとキーボード大前さんが加わりポーク・パイ・ハッツでグルーヴィーに計1時間半、いい曲満載、ゆるいMC満載、ヒジョーにキモチええライブでした。前回のアバンギルドで強く印象に残っていた西村さんにしては異色作なめちゃくちゃファンキーなナンバーは「ひまわり」という新曲でした、もちろんアコースティックでもめちゃくちゃファンキー。グレイトフルデッドばりに怪しくジャムって始まる「スノーバード」痺れたぁ。「Hey Hey」やっぱり盛り上がるなぁ、聴いたことあろうがなかろうが誰だって瞬時に熱くなる、もぉ最高!大前チズルさんボーカルではっぴいえんど「風をあつめて」のカヴァーとても良かったですが、その時のMCで西村さん「はっぴいえんどは中学の頃にすごく流行ってて、みんな聴いてたんですけど、僕は四人囃子に夢中で、はっぴいえんどには全然興味なかったです」(笑)。ポーク・パイ・ハッツを結成するきっかけの一つに、西院ミュージックフェスティバルに出たい(http://saifes.dip.jp/index.php)、というのがあったらしく、実際音源を実行委員に送ったそうですが、なんと落選したとのこと(笑)「僕らそれなりにキャリアあるんですけどねぇ。ルックスが悪かったんですかね?」「いやぁでも、写真送ってないしなぁ・・・。」どこのどいつや実行委員!と怒りたくなるほどポーク・パイ・ハッツええバンドです。まさか拾得でワンマンライブが出来る日が来るなんて・・・感無量です、としみじみ語っていた西村さん、12月8日は皆さん是非絶対に来て下さい!絶対に行きます。

BGM:Snowbird / PORK PIE HATS
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by kesuike6 | 2006-11-20 22:07 | 日々想ふ
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