西村哲也『ハンナと怪物達』レコ発!?ライヴ!!
b0061611_2223972.jpg西村哲也『ハンナと怪物達』レコ発記念LIVE
2007/04/08(Sun)@Coffee House 拾得
OPEN 17:30 START 19:00
出演:CLOCKWORK PORK PIE HATS
【西村哲也(Gt.Vocal)中島かつき(E.Bass)五十川清(Dr)大前チズル(Key)】
ゲスト:大久保由希(Gt.Vocal)& okyon(Perc.Cho)/北条しょうじ(Blues Harp)

とにかく愉快な夜だった!

前回12月8日拾得でのCLOCKWORK PORK PIE HATS(以下、C.P.P.H.)ワンマンライヴでのお客さんの数と内容のギャップの激しさにファンとしてもかなり悔しい思いをしたので、しかも東京から遠路はるばる大久保由希さんとokyonさんも来られることだし(京都初見参だし!)、それだけに今回は気合いを入れて宣伝してみましたが(中島かつきさんと会うなり開口一番“宣伝部長!”と呼ばれる・笑)、それが功を奏したのかどうなのかはまぁ謎ですが(西村さんの学生時代の同級生らしき方が多かったような)、会場が程よく埋まるくらいのお客さんの数だったのでホッと一安心。これでライヴはより一層盛り上がること間違いなし!否が応にも期待が膨らみ、同時に旨い漬物ピラフと泡盛でお腹も膨らむわけです。

19時きっかり、レムスイム大久保由希&okyonライヴ開始。昨年7月marthaライヴ以来久方ぶりに見るお二方ですが、やはりステキですなぁとポーッとしてると、大好きな曲「スマトラマンデリン」から渋カッチョ良くスタート。いやいや、相変わらず由希さんのギターカッティングは惚れ惚れするほど歯切れが鋭い!男前リズム&ブルース!それに比べ、okyonさんのスッカスカのパーカッションはいい意味でちょっと間の抜けたユルユルのグルーヴ(笑)。この一見相反するリズムどうし妙にマッチングしてしまうのが、レムスイムマジック!心地好いんだなぁ、これが。東京からレムスイム追っかけ8時間かけてバイクで来られた(!)ファンの方曰く「なぜだか分からないけどイイんだよねぇ、レムスイム」、その気持ちなんかよく分かります、何とも言えない不思議な魅力と味わいのある音楽なんですよねぇ。この日演奏されたのは今年中に出るであろう新アルバムからの曲中心で、そのどれもがとっても素敵でした。何と言うか、こういう言い方は失礼かもしれないけど、前よりも随分と曲自体の完成度が上がってるなぁという印象でした。由希さんのソングライターとしての才能にまたもや驚き、これは新作かなり楽しみですぞ!デュオでのラストはもちろん「OLマフィア」!okyonさんの福岡史朗風(?)低音ボイス合いの手が最高(笑)。締めのゴッドファーザーのテーマを由希さんミスってしまい(ご本人曰く、何百回もやってるのに間違えちゃった、かなりアガッてた)、ラストパートをもう一度やり直し、「お客さんもご一緒に!」ということで皆で「OLマフィア!」合唱、楽しかったぁ。

ここで、C.P.P.H.のメンバーが呼び込まれ夢のセッション、「アーティスティックな女」「Baby, Please Knock My Door」を。これがまた痺れるほどカッコ良すぎ!感動!あの独特のユルい世界から一転、砂煙舞うぶっといアメリカンロックに変身!いやホント、C.P.P.Hがザ・バンドに見えた。中でも西村さんのスライドギターがたまらい響きしてて、そりゃもうヤバかった。大前さんのキーボード演奏も抜群にキまってましたねぇ。出来れば、これ音源化してくれないかなぁ。由希さん曰く「今日初めて合わせたのに、もうバッチリ!すごい楽しい!」、心から幸せそうでした。

引き続き、C.P.P.H.の熱演ライヴ。この日はより一層気合い十分、いきなり「HEY HEY」ですよ!最初からアクセル全開、フルスロットル!いやぁもう、ぶったまげて椅子から転げ落ちそうでした。カーネーションで例えるなら、1曲目に「夜の煙突」をやるようなもんですから。こりゃいくらなんでも暴挙だと思ったけれど、その後も一切テンション下がることなく突っ走っていきます!西村さんのアクション的には前回の半ばヤケクソ気味の暴走っぷりに軍配が上がりますが(笑)、バンドとしての一体感はホント観る度に良くなってます。それでいてメンバーそれぞれの個性もグングン表に出てきて(例えば、かつきさんのベースの弾き方がライヴを重ねるたびにノリノリ、音もブリブリになってきてる)、めちゃくちゃ強力なバンドです。ハードなブルーズロックからジャジーなものからAORまで、極シンプルな編成でありながらその音楽性は多彩だし、京都最強のポップ・ロック・グループというのはテリーさんの言うとおり、嘘じゃないです。それこそカーネーションやThe BM'sと真っ向勝負できる関西のバンドはC.P.P.H.しかいないような気さえします(この3組のライヴが実現したら燃える!)。途中もう一人のゲスト、ブルースハーピスト北条しょうじさんが登場、いろんな意味で強烈なインパクト。「ハープのしょうちゃんで~す!」と体操のお兄さんのごとく明るいハイテンション、しょうちゃん曰くオタッキーな西村さんとのギャップが可笑しすぎ。でも、しょうちゃんの激しく身体を揺らしながらのブルースハープ演奏はどえらい渋くて不良でカッコ良かったなぁ。終盤の「何でもいい」の間奏、お馴染み五十川さんの鬼のドラムソロは今宵も炸裂、最初は曲の流れに乗っていたけど徐々に曲を無視して五十川ワールド全開で息を飲むド迫力、西村さん唖然としてすっかり傍観者になっていたのがいと可笑し。ラストは「エレクトリック・ラバー」で西村さんのエレキギター胴上げが飛び出し、盛り上がり最高潮で締め。ライヴ冒頭で大前さんから「今日はメンバー紹介ちゃんとして下さいよ。」と釘を刺されていたにも関わらず、西村さん危うく忘れかけてました(笑)「・・・あっ!ベース中島かつき、ドラム・・・」。そして、アンコールは新曲「夢の禁じられた遊び」、とても美しいメロディーを湛えたバラードで僕は思わず涙しそうでした、これまた超名曲で参ったなぁ。C.P.P.H.観るたびにマジで惚れ込んでます、今最もグッとくるサウンドを出してくれるロックバンドなのです。

≪C.P.P.H.の演奏曲目(順不同)≫
「HEY HEY~赤い汽車に乗って~」「幸せな人生」「ブルー・サーフィン」「砂のコリン」「Snowbird」「ひまわり」「GOOD BYE(with北条しょうじ)」「悲しみのキトゥン(with北条しょうじ)」「何でもいい」「エレクトリック・ラバー」「夢の禁じられた遊び」

終演後は、ここからがまた楽しいもう一呑み&歓談。大好きなミュージシャンの方々ともお話できて、大変幸せでございました。由希さんとokyonさん、近いうちにまた関西に来てくださいね!心からお待ちしております!さらに帰り際、西村さんから来場者全員にある意味レアなプレゼント(勘のいい方は分かる!?)が配られ、これまた大変嬉しゅうございました。言うまでも無いですが、新アルバム『ハンナと怪物達』はめちゃくちゃ素晴らしいです!トッド・ラングレンばりのブルーならぬブラウンアイドソウルな傑作宅録アルバムとなっておりますぞ。そして、西村さん並びにC.P.P.H.の勝手に宣伝部長として、これからも引き続き宣伝活動に励みたいと思う所存でざいます。次は、5月20日MANDA-LA2でっせー!ヨロシク!

※そういやライヴ前のBGM、Squeezeがかかっていたのが嬉しかった。
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by kesuike6 | 2007-04-09 22:23 | LIVE
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