岩見十夢「キスしようBaby」
b0061611_10574836.jpg一昨年に発売された名コンピ盤『Smells Like Teenage Symphony』の収録曲の中で、カーネーション以外にビビビッときたのが岩見十夢の「コヨーテ」という曲。なんとも摩訶不思議な浮遊感のあるフォークソングで・・・なんとも言えない独特の雰囲気を醸し出していて・・・無性に気になる存在でした。

そんな無性に気になる岩見十夢のセカンドミニアルバム『カモン・ダーリン』がつい先日出ました。相変わらずなんとも言えない独特の雰囲気のフォーキーな名曲が並んでおります。

その中でも、最もボクの琴線に触れた曲が「キスしようBaby」です。曲調がビートルズ「OH! DARLING」まんまやん!と突っ込まれそうですが、そんなことはどーでもいいです。だってイイ曲なんだもん。「この曲ってさあ、あの曲のパクリでしょ?」とか言って、自分の音楽知識をひけらかす人がいますが、ボクはそういうのあまり好きじゃないんです。好きか嫌いか、それだけです。ボクは「OH! DARLING」も大好きだし、「キスしようBaby」も大好きです。

そんなことはさておき、「キスしようBaby」です。なんとストレートなタイトル。“キスしよう Baby 甘い甘いキスで さみしい夜を すべて溶かしてやるのさ”なんとストレートな歌詞。いいなあ。潔くて。なんかあの手この手を使って婉曲的に愛を表現するまどろっこしいラヴソングよりも、最近は、ストレートに愛をぶつけるあられもないラヴソングの方がボクはグッときます(カーネーション「ANGEL」然り)。泣けます。なんででしょうかね?

そんなストレートな愛の言葉を、これ以上なくストレートに熱く歌う岩見十夢。泣けます。決して歌が巧いとは言えないけど、ちょっぴり頼りない歌声だけど、熱いハートがあればそれで万事OK。聴く人に伝わらなければ、そんなもん歌じゃありません。岩見十夢はイイ歌い手だと思います。

まさかボクより年下のシンガーにこんなにシンパシーを感じるとは思いませんでした。「彼女が出来てから、急に曲が作れるようになった。」とインタビューに答えていたのにも、なんか好感が持てます。

※あ、あと、元コモンビルの“さすらいのギター番長”こと玉川裕高氏のザックリとしたギターもいいなあ。
[PR]
by kesuike6 | 2004-06-09 10:55 | SONG
<< あいうえロック~日本編~ サニーデイ・サービス「あじさい」 >>