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Sloan『NAVY BLUES』
Sloan『NAVY BLUES』_b0061611_11121878.jpgスキ、スキ、スローン。ということで、今回はスローンです。本国カナダではアルバムを出すたびにゴールド・ディスクを獲得するという人気者であるにもかかわらず、他国ではほとんど知られていない世界一不遇なバンド、スローン。そういう佇まいを含めてスキです、スローン。ボクの中では、90年代のビートルズといえばスローンなのです。メンバー4人全員ソングライティングができ、しかも全員ヴォーカルが取れる、まさにビートルズ。

そんなお茶目な4人組スローンの最高傑作といえば、これっきゃないでしょう。『NAVY BLUES』。98年に発表された通算4枚目のアルバム。ボクはレコ屋でこのジャケを見た瞬間、“絶対このバンド、スキ”という確固たる予感が・・・。そして、1曲目の「SHE SAYS WHAT SHE MEANS」を聴いちまった日にゃあアンタ、即KOですぜ。無敵のパワーポップ満載ですぜ。この作品は他の作品に比べて異常に音がラフで、スローンの軽快で活きのいいポップチューンがより一層躍動感に溢れていて、聴いていてウキウキしちゃいます。なんか60年代の作品と言われても通じそうな音触りです。

4人とも優秀な作曲家ではあるんだけど、特にクリスの書く曲がダイスキ。なんかジョン・レノンみたいなんですよ。声も似てるし、メガネかけてるし(ベースだけど)。メロディーが非常にポップかつ、一捻り二捻りあって聴いていて飽きないんですよね。ドラムのアンドリューの捻りまくりのヘンテコリンなメロディーも微笑ましいですけど。

曲によって楽器をとっかえひっかえするというライブも観てみたいものです。
by kesuike6 | 2004-06-28 11:11 | ALBUM(SINGLE)
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