カテゴリ:ALBUM(SINGLE)( 125 )
くるり 『街/台風』('99)
b0061611_2465211.jpg僕は大学受験を失敗し予備校へ通うために京都で一人暮らしを始めた(→『さよならストレンジャー』より。この近くに住んでいた)。その年に、くるりはシングル「東京」でメジャーデビューした。「東京」は、確かNHK-FM「ミュージックスクエア」で聴いた(その前に『もしもし』の「東京」も聴いていた記憶もある)。スケールが大きくてセンチメンタルでちょっとアングラ臭が漂っていて、京都という街のことは頭ではまだよく分かってなかったけど皮膚感覚で何となく京都っぽい曲だと思った。当時まだ彼らは立命館大学在籍中だった(岸田氏の実家も近かった)し、ロッキンオンジャパンなどで見た彼らの姿は僕の住んでいたアパートを一歩出ればどこにでもいそうな冴えない大学生という感じで妙に親近感があった。くるりがパーソナリティーを務めていたラジオ番組も毎週チェックしていたし、カーネーション「なにか大切なものくれるかい」をリクエストしてかけてもらったことがある。くるりがいるから立命館に行きたいとも思ったけど、僕は京都の違う大学に入学した。間もなくして1stアルバム『さよならストレンジャー』がリリースされた。裏ジャケットを見ると京阪深草駅の写真、僕のアパートの最寄り駅から3つ目の駅で四条に遊びに行くときは必ず通るし、近くに友だちも住んでいた。そういえば、このアルバムのポスター(“すごいぞ、くるり”と書いてあるやつ)を部屋に貼っていたっけな。学園祭の軽音ライブで「東京」をコピーしているバンドがいたが、あれは正直聴くに堪えられなかった。大学2回生の時にサマーソニックで初めてくるりのライブを観た。ドラムス森氏のバスドラに強力なボディーブローを食らわされたのと会場はともかく個人的に「惑星づくり」が一番盛り上がったのを覚えている。今でもくるりは気になるバンドではあるけど、僕がくるりに熱を入れていたのはシングル『ワンダーフォーゲル』のカップリングの「ノッチ555」までだった。「ばらの花」という曲はポップすぎて人当たりが良すぎてあまり好きじゃなかった。なんとなくその辺りから京都っぽさが消えてしまったような気がして、京都に住んでいた僕は気持ちがちょっと離れた。

続きを読む
[PR]
by kesuike6 | 2006-02-08 01:36 | ALBUM(SINGLE)
ラリーパパ&カーネギーママ 『Good Times Are Comin'』('01)
さぁ、ここらでググッと現在に近づきましょうかね。と言いながら、取り上げるのはあの時代のイイ匂いを強烈に放つラリーパパ&カーネギーママだったりするわけだが。先日の青山陽一インストアライブで、久しぶりにチョウさんの歌を聴いて、やっぱりホンマにええ声やわ~この人は大阪の宝や、なんてことをしみじみとまたもや思い知らされた。年明け早々に盟友キム・スチョリさんの脱退の知らせが届いて、僕は心底驚いたのだけど、それでもチョウさんの歌はますます深みを増して穏やかで、ラリーパパの未来はまだまだ果てしないなと不思議と期待感が膨らんだ。お世辞抜きにこの時代にラリーパパのような深遠な歌心のあるバンドが存在してくれていること自体、奇跡のようなことだと思うし、この奇跡のようなことがずっと続いてくれたら、音楽ファンとしてこんなに嬉しいことはない。

続きを読む
[PR]
by kesuike6 | 2006-02-03 17:11 | ALBUM(SINGLE)
荒木一郎 『君に捧げるほろ苦いブルース』('75)
最近、何だか喫茶ロックづいていまして。寝る前はいつも喫茶ロック本をパラパラめくり、数々の素敵なジャケットを眺めてうっとり、添えられた解説文は簡潔かつ音楽愛を感じる文体で、僕もこんな風に書けたらいいなぁと思いながら就寝します。やっぱりよく眠れます。結局のところ、僕はこの時代の音楽が本当に好きなんだと思います。アンタまだ若いのにそんな古臭い、と言われるかもしれませんが、僕にとっては今世間で新しいとされているものよりも余程新しい音楽なのです。まぁそんなことはどうでもいい話なのですが、とりあえず今年は70年代の日本人アーティストを中心にレコードを集めようと、(あくまでも)今のところ心に決めております。なので、もう既にぷんぷん臭い立っていますが、エントリーが必然的にその辺の音楽になることが多いと思われます。どうかご勘弁を。

続きを読む
[PR]
by kesuike6 | 2006-02-02 03:57 | ALBUM(SINGLE)
沢田研二 『今、僕は倖せです』('72)
b0061611_23402316.jpg“今、僕は倖せです”

日々悶々としてやり過ごしている僕にとって、なかなか堂々と言えない言葉である。ただ、少なくともこのレコードを聴いているときは倖せだとちょっとだけ大きな声で言える。

続きを読む
[PR]
by kesuike6 | 2006-01-27 23:53 | ALBUM(SINGLE)
斉藤哲夫 『グッド・タイム・ミュージック』('74)
b0061611_3361887.jpg俺ってビートルズ好きなんだなぁ、なんてことを思うのは、意外と本家オリジナルを聴いているときよりも、ビートルズの香りが芳しいこんなレコードを聴いているときだったりする。斉藤哲夫『グッド・タイム・ミュージック』。随分前から探していたのだけど、つい最近ひょっこり顔を出してくれた。たぶんすっかり顔がニヤけてたと思う、すごく嬉しかった。「君の街に春がくる」「まだ春遠い」「南部春待ち疲れバンド」というタイトルからもうかがい知れるように、暖かい春を待ち焦がれる今の季節にぴったりな作品だ。きっと音楽の神様がこの時期に出会うようにわざわざセッティングしてくれたんだろうな。あ、どうも、ありがとう。

続きを読む
[PR]
by kesuike6 | 2006-01-26 03:33 | ALBUM(SINGLE)
青山陽一 『Ah』('97)
b0061611_1159414.jpgパラダイス・ガラージ豊田道倫さんが解説を書いているということを知り気になったので、角田光代さんの新刊文庫『ぼくとネモ号と彼女たち』を買ってみた。19歳のフリーターの男の子がバイト代で手に入れた中古車シビック“ネモ号”で、ちょっと変わった女の子たちを乗せてあてのない旅に出る(呆れるほどはしょってます)という、ロードムーヴィーならぬロードノベル。こういうのはほとんど無条件に惹かれるし、ちょっぴり青臭くて切なくてほろ苦いストーリーもバッチリ僕好み、さらに角田さんの男の心理分析の正確さに驚愕しつつ、一気に読み終えた。読書BGMは、昨日の夜からコンポのCDトレイに入ったままのボブ・ディラン『ブロンド・オン・ブロンド』を1周半、物語中にウィーザーの名前が出てきた(他には、ベック、ペイヴメント、スマパン、ウータンクラン、オアシス)ので随分久しぶりにウィーザーの1stを1周、そして、なんとなく聴きたくなり青山陽一『Ah』。アルバムラスト曲「COUNTRY ROAD」が終わる10秒くらい前に読了、ほぼ完璧な時間配分だ。ちなみに、この『ぼくとネモ号と彼女たち』は、97年に刊行された単行本『カップリング・ノー・チューニング』が改題されたものだそうだ。後で気付いたのだが、何気なく選んだはずの『Ah』も偶然か必然か97年の作品だった。

続きを読む
[PR]
by kesuike6 | 2006-01-19 12:01 | ALBUM(SINGLE)
コモンビル 『(この内容)C.O.A sessions』('01)
徳永憲、ヨシンバときたら、お次はやっぱりこのバンドでしょ、コモンビル!“さすらいのギター番長”玉川裕高さん率いる激烈カントリーロックバンド。残念ながら現在活動休止中だが、彼らが残した2枚のアルバムは間違いなく日本ロック史に残る傑作だと思う。ほんの一部の音楽マニアだけで盛り上がるにはあまりにも惜しいし勿体無いよ。今からでも全然遅くない、まだコモンビルを聴いたことないロックファンは今すぐ聴いた方がいい、マジで。あ、中には“カントリー”という言葉に引っ掛かる人がいるかもしれないけど、あまり拘らないほうがいい(むしろ、ロックに語気を強く置いてもらいたい)。確かにベースにはカントリーがあるけれど、そんなの一つの音楽要素に過ぎないし、本質的には、歌心がしっかりど真ん中にあるメロディアスな直球ロックンロールである。

b0061611_0563292.jpg『(この内容)C.O.A sessions』は、コモンビルの1stアルバム。この時のメンバーは、玉川裕高(vo, g)、“初恋の嵐”の西山達郎(vo,b)、海田亮(d,bongos)、村中靖愛(pedal steels,banjo)。全8曲、玉川さんと西山さんがそれぞれ4曲ずつ作詞・作曲・ボーカルを担当している。タイトルだけ見ても分かるように、哲学的かつユーモア溢れる玉川さん(「100人中99人」「敗北じゃないか!」「描くのは曲線のみ」「ひと粒」)、一方、文学的でナイーヴな西山さん(「睡眠」「オンリーワン」「夕方」「悲しいだけ」)、というように異なる作風が絶妙なコントラストになっていて不思議と絡み合い、起承転結、まるで一本の映画を観ているかのようなアルバムだ。

「100人中99人」は、1曲目にふさわしいスコーンと突き抜けた爽快感のあるポップチューン。僕なら、モラトリアム大学生が主人公の青春ドラマの主題歌に起用したい。2曲目「睡眠」は、タイトルそのまま、まどろみの中にいるようなスローでメロウなナンバー。ペダルスティールの妖艶でサイケな響きに夢心地…zzz。が、高速バンジョーが炸裂する小粋なカントリーソング「オンリーワン」であっという間に目が醒める。すると、今度は、ロンサムな弾き語りからヘヴィーな轟音ロックへなだれ込む「敗北じゃないか!」で頭蓋骨の奥底を揺さぶられる。カントリーと同レベルでハードコアを愛する玉川さんらしい曲ではないだろうか。引き続き玉川さん作の「描くのは曲線のみ」は、またガラッっと雰囲気が変わって、高田渡さんが書くメロディーにも似た牧歌的でほのぼのした曲…かと思いきや、後半一気に加速、エレキギターVSペダルスティールバトルが勃発!燃える。と、ここからは西山ワールド突入。まずは、ファンキーなベースラインと伊東ミキオさんの跳ねるピアノプレイがグルーヴィーで気持ちいい「夕方」。“夕方”を“You've Gotta”と歌う手法は、小坂忠「ゆうがたラブ」を思い出したりも。続く「悲しいだけ」は、言うなれば本を片手にメガネがずれるのも気にせず泣きながら疾走する青春パンク。“つまらん歌を紡ぎ上げてんだでも、泣き止むためにはそれしかないよでも、寿命がただ縮まるだけ”という歌詞は、やっぱりどうしても切ない。最後は、玉川さん渾身の名バラード「ひと粒」。僕の中で、泣かずにはいられない曲ベスト3に確実に入る。とにかく“一人と言うよりはひと粒に等しい”という名フレーズに男泣きしない奴とは、友達にはなれない。

  左右どちらに転んでも
  同じだというなら
  注目すべきは転び方
      (「100人中99人」)

これからもずっと大切な作品だ。
[PR]
by kesuike6 | 2006-01-18 00:59 | ALBUM(SINGLE)
ヨシンバ 『042』('99)
徳永憲『スワン』もものすごく楽しみなのだけど、実は密かに今年一番期待しているのは“日本のフィフス・アヴェニュー・バンド(勝手に命名)”ことヨシンバの新譜である。前作『足りないもの』から3年ちょっと経ってしまったけど、メンバーのブログによるとようやくレコーディングに入ったみたいなので、おそらく今年中に新アルバムが出るのではないかと(マジお願い!)。前作のメンバーからオリジナルメンバーが2人脱退、現在4人体制の新生ヨシンバ。果たしてどういう歌をどういうサウンドを聴かせてくれるのか?あの鉄壁のハーモニーはどうなっちゃうのか?いやぁもう楽しみでならない。ここを見てくれてる方でヨシンバのことを知ってる人がどれくらいいるのか微妙だけど、新譜が出た暁には熱烈プッシュしようと思っている。

昨日本屋で音楽誌「THE DIG Vol.43」を立ち読みをした、シュガーベイブ特集だった。なかなか興味深い内容だったのだけど、その特集後半に“ジャパニーズ・シティ・ポップ究極の名盤50選”というのがあった。そこで選ばれている作品は、ほとんどがシュガーベイブの同時代のアーティストのものだったが、90年代以降の作品も数枚あって、カーネーション『Parakeet & Ghost』、benzoの2作、そして、今回紹介するヨシンバ『042』だった。さすがDIG、もちろん大納得のセレクション。

b0061611_1638223.jpg『042』はヨシンバの記念すべきファーストアルバム。にして、いきなり完成度のすさまじく高いシティ・ポップ集だ。彼らの音楽を聴いてまず思い出すのは、はっぴいえんど、はちみつぱい、シュガーベイブ、センチメンタル・シティ・ロマンスなどの都会の風を感じる70年代日本語ロックバンド。当時、同じような系譜にあるバンドとしてサニーディサービスという巨星がいたが、上っ面の質感だけでヨシンバを短絡的にサニーディの亜流だと決め付けるのはノンノンよしてもらいたい。かつての読売ジャイアンツで例えるなら、サニーディは4番サードで、ヨシンバは3番セカンド篠塚、同じユニフォームを着ていてどちらも素晴らしい才能があるけれど全くタイプが違う。細身でジェントルな篠塚はしなやかなフォームで華麗に渋く流し打ちを決める安打製造機、クールな打撃職人、ミスター燻し銀。そう、ヨシンバはまさに篠塚なのだ!と声を荒げてもなんのこっちゃ分からん例えなので、少しだけ具体的に。ヨシンバの音楽を強引に一言で表現してみると、“極上メロウなフォーキーソウル”だ。素朴でポップなメロディーを柔らかく丸みのあるグルーヴが包み込み、吉井さんの艶ややかで気だるいボーカルと穏やかな美しいハーモニーが彩りを添える。まずは試しに「多情なんです」「くもの糸」「帆を上げて」あたりを聴いてみてほしい、身も心もクリームシチューのようにトロトロにとろけるはずだ。僕の中で吉井功というボーカリストは、日本人で3本の指に入るくらい大好きで、彼の歌声はタイプは少し異なるかもしれないが直枝さんに匹敵するくらいエロチックだと思う。どんなに日常の些細なことを歌っていても、見える景色がどこか色っぽく、心の奥底からじわーっと熱くなって、体温が少しだけ上昇し頭がぼんやり気持ちいい。言うなれば、微熱ロック。ちょっぴり泣きたい人は是非。

  風が吹くと君は急ぎ足で歩きはじめて
  ふいに笑い都会の流れる様を追いかけるんだ
  ガラスのような一日は君にあげようか
  汗ばんで濡れたシャツを笑ってる
                  (「帆を上げて」)

※カーネーション「市民プール」「コズミック・シーのランチ・タイム」あたりが好物な人にオススメ!
[PR]
by kesuike6 | 2006-01-16 16:42 | ALBUM(SINGLE)
徳永憲 『眠りこんだ冬』('00)
2月8日にリリースされる“いじわるシンガーソングライター”こと徳永憲の新作『スワン』(ジャケット画は黒田硫黄)は、おそらく2006年のベストアルバムの1枚になることは間違いないともう既に確信してます。前作は極シンプルな弾き語りアルバム(これも素晴らしかった!)だったけど、新作はがっつりバンドでやってるみたいなのでかなり楽しみです。とりあえず、ここで「コートを召しませ」(フルバージョン!)と「サンビーム」の2曲が試聴できるので、こっそり聴いてみてくださいな。

b0061611_0125618.jpgで、今回取り上げるのは、彼の2ndフルアルバム『眠りこんだ冬』。タイトルからも分かるように、まさに今の季節にぴったりな作品だと…たぶん、おそらく(この人、一筋縄ではいかないからね)。帯のコピーには“しっとりと殺す13曲”とあるけど、確かに13曲キラーチューンだらけではあっても、“しっとり”というのは良い意味で違うのではないかと…少なくとも僕は秒殺されたよ。前作『アイヴィー』での彼はどちらかと言うと外見はクールでも内面で燃えてるタイプだと感じたのだけど、この『眠りこんだ冬』での彼は内なる炎が容赦なくゴォゴォ吹き出ている、消防車が大至急必要なくらいエモーショナルな作品だ。アクが強烈でインパクトはあってもか細かった彼の歌声も随分力強く太くなり、それにともなってバンドサウンドもガツンと男臭くなった。最高だ。身震いする瞬間が何度もある純然たるロックアルバム。やっぱり僕はこういうのが聴きたい。

続きを読む
[PR]
by kesuike6 | 2006-01-15 00:14 | ALBUM(SINGLE)
aiko 『桜の木の下』('00)
b0061611_125849.jpgスクィーズの後がaikoちゅうのが我ながらスゴイですが…。今日たまたま近所のスーパーで夕飯の買い物してたら「悪口」がかかっていたもので、今回はこれにしてみました。ちなみに、左のジャケット画像は通常盤のですが、僕が持ってるのは初回限定盤です(ちょっと恥ずかしい)。

『桜の木の下』は、まぁ言わずもがな大大大ヒットアルバムなので、いちいち僕が言わんでもって感じなのですが。でも、やっぱ好きなんだから仕方ない。僕が初めてaikoを見たのは、ご多分に漏れずCDTVで流れていた「花火」のPV、黄色いトレーナーにオーバーオール姿のaikoがちょこまか動き回ってるあれです。最初は、なんだかまたけったいなのが出てきたなぁ、って感じで、その頃の僕は今よりもアンチヒットチャート指向だったこともあって(今はだいぶ寛容になってきてるんですよ、ていうか諦めか…)、そんなに興味を持たなかったんです。が、次のシングル「カブトムシ」、次の次のシングル「桜の時」がテレビやラジオから流れてきた時には、もうすっかり虜になってまして。で、気が付いたら、あっという間に無くなった初回限定盤を手にしていたと(笑)。

とにかく、aikoがスゴイのはメロディーですよ。だって、めちゃくちゃ変ですよ。もうね、ヒット曲としてはありえないくらい捻くれてる。女の子がカラオケでaikoの曲を歌って苦戦してる様子を何度か目撃したことありますが、メロディーがあっち行ったりこっち行ったり動きが激しいんですよ。僕の中では、メロディーの捩れ方は青山陽一もaikoもそんなに変わらないと思ってますからね。で、まぁ、aikoの書くメロディーはそれくらい変なんだけど、表面上は全然マニアックに聞こえないし、異常にキャッチーで親しみやすいというのがまたスゴイ。もちろん、普通の女の子の気持ちを素直に表現した等身大の歌詞(実はこれもちょっと変なんだけど)だったり、キュートで伸びやかな歌声や天真爛漫なキャラクターとか、そういうのもいちいち今時の女の子のツボを突いてるし、だからこそヒットするんでしょうけどね。

『桜の木の下』は、聴くのがちょっと照れ臭い曲が数曲含まれてますけど、さすがの名曲揃いです。先の「カブトムシ」「桜の時」のシングル曲は別格ですが、その他は激変テコポップ「お薬」とジャジーでカッコイイ「傷跡」がお気に入り。佐藤研二、バカボン鈴木、長田進、上田ケンジ、駒沢裕城などなどゲストプレイヤーも豪華です。

僕は40歳になってからのaikoの歌が結構楽しみだったりします。

※“LOVELOVEあいしてる”でaikoが「今日はなんだか」を歌っていたのをきっかけに、次の日にシュガーベイブの『SONGS』を買いました(笑)。ついでに、「カブトムシ」はカラオケで歌ったことあります、難しかった。
[PR]
by kesuike6 | 2006-01-14 01:07 | ALBUM(SINGLE)