カテゴリ:BOOK( 4 )
『KEY STATION# Vol.03』
b0061611_16132314.jpg付録CD『KS#artists-special tracks』
1.東京シティーライツ/オーノキヨフミ
2.ナイトグライダー/堂島孝平×渡辺シュンスケ
3.KISS MY BABY BURN!/植木遊人
4.雨あがり-DEMO-/ハックルベリーフィン
5.波/辻村友晴(キセル)
6.MOTOR/cheese
7.Runnin' Wild/CARNATION

「Runnin' Wild」はなんとライヴバージョンですぞ!
しかも、あの5人組。音バリバリ鳴ってるけど、最高っす!
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by kesuike6 | 2005-11-30 16:14 | BOOK
おしゃれ野球批評
b0061611_1326185.jpg「おしゃれ野球批評」
出版社:DAI-X出版 ISBN:4-8125-2690-6 サイズ:B6判並製/240p
発売日:2005年10月15日 税込価格:1,365円

参加選手(著者):石黒謙吾 うめざわぼたん えのきどいちろう オカモト“MOBY”タクヤ 掟ポルシェ 小野瀬雅生 かとうけんそう 岸野雄一 五島昌紀(ごっしー) コロラド△5・6keys 佐藤正幸 しまおまほ 杉作J太郎 高木晋一郎 田沢健一郎 綱島理友 常盤響 直枝政広 中嶋勇二 長尾謙一郎 畠山香織 BJ BRIAN マドロック小林 モリタタダシ 安田謙一 矢野博康 吉田豪 ヨシノビズム リリー・フランキー 渡辺祐

バカがつくほどの熱狂的な野球ファン32人が熱く野球を語っております。どことなくサブカル臭漂う人選ですが、その語り口は驚くほど真面目で愛情たっぷりです。カーネーションのもとい鬼ヶ島ホークスの直枝さんも南海ホークスの思い出を詩的な文章でセンチメンタルに語っておられます。へぇー直枝さん、湯上谷が好きだったのかぁ。石川・星陵高校出身で背番号6、内野ならどこでも守れる器用な守備としぶといバッティング、おまけに足も速い、湯上谷ってなんとなく地味だったけど良い選手だったなぁ(僕はああいうタイプの選手は元々好きでしてね、今だと奈良原とか川相とか秀太とか)。あと「ゆがみだに」という言葉の響きが好きだった。大学時代の友人と旅の暇つぶしにプロ野球しりとりをやっていたら、その彼が「ゆがみだに」と言ったとき、なんか妙に嬉しくて(涙)。…うぅー僕も無性に野球について語りたくなってきた…よ。

続きを読む(誰も読まなくても平気さ)
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by kesuike6 | 2005-10-16 13:52 | BOOK
島田虎之介 『ラスト.ワルツ-SECRET STORY TOUR』('02)
そういえば、友人のBOBくんからComical Batonが廻ってきたんだった・・・。あのー、音楽好きって大抵が漫画好きだったりしますけど、僕はホント漫画読まないんですよ。いや、漫画含め本というものをあまり読まないんです。まぁ別に嫌いってわけじゃないし常に気にしてるし読みたい願望はあるんだけど、どうしても音楽、音楽、音楽、映画、音楽・・・って感じでなかなか本に順番が回ってこないんですよねぇ。だから、BOBくんが僕にバトンを渡したのは、ある意味失敗かも(笑)。かといって見て見ぬふりをするわけにはいかないので、数少ない持ち駒の中から1冊だけ紹介しときたいと思います。

b0061611_23284231.jpgそんな僕がある雑誌で見かけなぜだか妙に気になって仕方なくなり気付いたら翌日には本屋さんに買いに走っていた漫画がこれ、島田虎之介『ラスト.ワルツ』。そのタイトルから真っ先にザ・バンドを思い出してしまう僕はどうしても惹かれちゃうわけですが、そう言われてみれば筆圧の強い線でラフに描かれたイラストがどことなくザ・バンドの音楽のような土の臭いや骨太さを感じます(無理矢理)。それに、この作品に出てくるサッカーチームの名前が「PET SOUNDS」だし、作者のシマトラさんはきっと音楽好きなんだろうと思います。て、まぁそれはいいんですけど、とにかくこの作品はホントすんばらしくて。最終話を読み終えたときに目から鱗がドボドボ落ちまして、思わず30分くらい唸ってましたね、うううううううぅ~。漫画の自由さを考えるとそうそう驚くことはないと思ってたけど、これは衝撃だった、たまげた。もうね、ストーリーの構成力が半端じゃないんですよ。全11話(約230ページ)から成るんですが、それぞれの回で架空の歴史上の人物が登場してそこで一つの物語が完結する、で、一見バラバラに思えた物語が終盤戦に差しかかると有機的に絡まり始め、エンディングに向けて一つの大きなストーリーに収斂されて行く・・・それはまるでジム・ジャームッシュの映画を観ているみたい、爽快。そうそう、僕にとってこれは映画を観た感覚に近くて、漫画を読んだという気がほとんどしないです(1300円、映画のチケット代より安い!)。そして、めちゃくちゃロックな漫画です、深いです。
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by kesuike6 | 2005-07-05 00:59 | BOOK
イアン・サウスワース『200CDブリティッシュ・ロック』('03)
b0061611_16542154.jpgいきなり私的なことであれですけど、6月20日に26回目の誕生日を迎えまして(あーいやぁ、どうも、ありがとうございます!)。いよいよ20代も後半戦に突入ということで、もういい加減しっかりせなあかんなぁと思う今日この頃です。で、まぁ今回はその誕生日にちなみまして、僕と同じ6月20日生まれのイアン・サウスワースという音楽オタクの英国人が書いたチャーミングなブリティッシュロックガイド本を紹介したいと思います。

この世には数多のロックガイド本なるものが存在しておりまして、僕もよく立ち読みしたりたまに買ったりしますけど、今のところこのガイド本がダントツ一番好きです。僕がこの本に惹かれるのは、まずはやっぱり生粋の英国人が書いてるということ。著者のイアン・サウスワースはイングランド、ランカシャー州プレストン出身で現在はレコード店「カシミール・レコード」とレーベル「アンモナイト・レコード」を経営しているそうです(現在44歳)。生粋の英国人が選んだセレクションは日本人のものとは一味も二味も違うようで、マイナーなアーティストもたくさん出てくる(特にフォーク系が多い)し、いわゆる王道を少し外している感じとか、すごく新鮮。いや、違うか、生粋の英国人というより、イアン・サウスワース自身のセンスが捻くれているだけなのか!?ガイド本たるもの客観的でなければならないと考える生真面目なリスナーは彼の極私的なセレクトに眉をひそめるかもしれないな。そして、英国人らしい(て、当たり前か)毒とユーモアに富んだ文体も可笑しくて可笑しくて、普通に読み物としてもめちゃくちゃ楽しい(これは中山義男さんの翻訳が見事だとも言える)。ホント気に入らない音楽(例えば、カンタベリー・ミュージックなど)に対しては超辛口なので、その音楽が大好きな人はムッとするだろうけど、そういうとこもひっくるめて痛快で笑える。おまけに、音楽だけじゃなく、英国社会や文化についてもたくさん言及してくれているので、リアルな英国を知れて思いがけず勉強になったり。

b0061611_17403591.jpgあーあと、僕がグッとくるもう一つのポイントは、彼が“200+1”枚目に選んだのがなんと直枝政広『HOPKINS CREEK』であるということ!これは大きいね。以前カーネーションのファンクラブ会報でもイアン・サウスワースの『HOPKINS~』レビューが紹介されていたけど、彼はまったく日本語が分からないのにそれぞれの曲の真意をよく理解していて、僕は心底驚いた。嗚呼、本当に良い音楽は言葉の壁を超えるんだな、と。よく日本人ミュージシャンが海外デビューするとき、急に英語で歌い始めるけど、おいおい、あんたは日本語に誇りはないのか、今まではなんやったんや、とガッカリする(宇多田ヒカルなんて日本語の方が遥かにユニークだと思う)。イアン曰く、「ここ(『HOPKINS~』)にはぼくらが好む音楽がすべてあるのに、日本語で唄われているから無視されるというのは馬鹿な話だ。このアルバムは特別で、音楽の質はアホらしい言葉の壁の何倍も重要だということを、英国民に教えることになるだろう。」なんか嬉しい。『HOPKINS~』のUK盤リリースしてほしいな。

僕はこの本を読んでレコードを買ったことはないし、たぶんこれからもそんなにないだろうな(笑)。でも、大好きで大切な本。ありがちなロックガイド本に飽きてきた人にはお薦めです、強くは推しませんけど。でも、やっぱり同じ誕生日だからか、彼にはシンパシーを感じちゃいますね。まるで僕の18年後を見てるよう・・・か?

イアン・サウスワース+中山義男・著
『200CDブリティッシュ・ロック:1950-2003リアル英国音楽ディスクガイド』(立風書房)
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by kesuike6 | 2005-06-22 17:43 | BOOK