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Alex Chilton 『Live in Anvers』('04)
b0061611_12215219.jpgだからやっぱりアレックス・チルトンはいいんだってば!!!

さっきアマゾンから届きましたよ、アレックス・チルトンの新作『Live in Anvers』。もう激しくリピートし続けてますが、いや、だからやっぱりいいんだってば!久しぶりの新作は今年の1月にオランダのアントワープで行なわれたライブを録音したもの。何やら、地元で活躍する若いミュージシャンをバックに起用しているらしく即席バンドっぽいのですが、それが逆にイイ具合に肩の力が抜けていて気持ち良い。彼らは若いけど、チルトンの味わい深さをよく理解している名演奏ですね。グッジョブ!

最近のチルトンはカヴァーばかりやってるみたいですけど、別にそれが全然嫌な気がしないのは、何を歌ってもチルトン節になってしまう圧倒的な個性があるからなんしょうね。とにかく、チルトンがあの声で歌って、あのギター演奏をしてくれさえすれば、古い曲を歌おうが他人の曲を歌おうが全部新曲に聞こえちゃうのです。いやぁ~いいわぁ。洋楽勢の中では今一番ライブが観たいアーティストかもしれない。何とか来日してくれないかなぁ。

ちなみに、白状すると、ボクはチルトンが昔やってたボックス・トップスもビッグ・スターも聴いたことないんですよね(知識としては知ってますけど)。とりあえずは、今のチルトンにすごく興味があるのです。
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by kesuike6 | 2004-10-31 12:20 | ALBUM(SINGLE)
Alex Chilton 『Loose shoes and tight pussy』('99)
b0061611_12153419.jpg「KITTEN」を読んでたら、アレックス・チルトン(元BIG STAR)の新作が出ていたことが判明して、すぐさまアマゾンに注文しました。今、ウキウキしながら待ってるとこなんです。新しいのはライブ盤みたいですね。嗚呼、楽しみだ。

これは99年の作品です。ジャズのカバー集らしいのですが、まぁそれはいいとして、全編漂うリラックスムード、肩の力が抜けまくったロックンロールが最高です。ギター、ベース、ドラムのシンプルなトリオ編成。スッカスカのリズム隊、多少ヨレても気にしない男気溢れる渋チョコ(渋い+ヘナチョコ)なギター、とても上手とは言えないけど説得力のあるチャーミングな歌声が何とも言えぬ味があって素敵。こういう雰囲気は若者には絶対に出せませんな。

食欲の秋。秋はやっぱり秋刀魚ですね。焼き秋刀魚に大根おろしを乗せて、ちょこっと醤油をたらして・・・。素材で勝負!シンプルなのに味わい深く美味。アレックス・チルトンの音楽はまさに秋刀魚なのです。

※トリオ・カーネーションの指針となっている作品ですぞ。
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by kesuike6 | 2004-10-29 12:14 | ALBUM(SINGLE)
カーネーション 「Edo River」('94)
b0061611_1212072.jpg曲を言葉で説明するときに、イギリスっぽい、アメリカっぽい、ビートルズっぽい、とか、あるいはもっと細かく、ロック、パンク、R&B、ソウル、ファンク、ブルース、フォーク、テクノ、スカ、レゲエ、ヒップホップ、昭和歌謡なんていう音楽用語を使いますよね。で、それでほとんどの曲はカバーできるのだけど、ごくたまにそのような音楽用語が全く無力になることがあって。それがこのカーネーションの「Edo River」という曲なんです。どう言葉を捻り出しても説明できない、でも、ものすごい曲であることは分かる、そんな稀代の名曲。ボクが音楽を真剣に聴き始めてから、“衝撃を受ける”という経験をしたのはこの曲が初めてかもしれない。

小気味いい軽快なピアノのイントロからしてすでに名曲の匂いがプンプンするのだけど、ブレイクビーツのようなシャープなドラムビートとは対照的な直枝さんのラップっぽい語りのような気だるい歌が何とも心地よく、浮遊感漂う大野由美子さん(バッファロー・ドーター)のムーグとコーラスが彩りを添えたりと、一つ一つのパーツがこれ以上ない形で溶け合っている。ボクは江戸川を見たことはないし、果たしてそのイメージが合っているのか分からないけど、音像だけでも緩やかにリズムよく流れる江戸川がくっきりと目に浮かぶ。

ああ 東京から少しはなれたところにすみはじめて

何度も繰り返されるこの印象的なフレーズは、良くも悪くもカーネーションの立ち位置を表わしているような気がする。東京、即ち、メインストリームとすれば、カーネーションは常にその少しはなれたところを走っている。カーネーションの音楽に心底惚れ込んでいるファンにとっては、そのような佇まいにもどかしく思うこともしばしばだが、そのもどかしさがカーネーションの魅力であることもファンは十分知っている。東京にすまない、すめない、そのトホホ感(笑)がボクのような何てことない普通のありふれた人間にすごくリアルに響いてくる。カーネーションの音楽はホントに人間らしい音楽だと思う。その時々の勢いや迷いがそのまま音楽に出ている。その人間臭さゆえに、カーネーションの虜になったファンは、飽きもせずしぶとく聴き続けているのだと思う。カーネーションが大したヒットもしてないのに20年以上も活動を続けてこれたのは根強いファンの支えがあったのはもちろんだけど、それ以前にやはりいったん掴んだファンを離さないその優れた音楽性があってこそである。当たり前のことだけど、それって難しいことだし、スゴイことだと思う。

たまにはさかさまに世界をみてみよう

この言葉に影響を受けたボクは随分と捻くれた人間になってしまいました(笑)。
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by kesuike6 | 2004-10-28 12:10 | CARNATION
ロビンズ 『Robins』('03)
最近はガッツのあるロックンロールやソウルフルなものに夢中なので、いわゆる箱庭的な緻密に作りこんだこぢんまりしたブライアン・ウィルソン風ポップスにはあまり興味がないのです。もちろん、今までもそういうのが好きな時はあったし、これからまたそのブームがやって来るとは思いますけどね。

そんなボクなんですが、ロビンズだけは別格です。京都のビーチ・ボーイズと呼ばれる4人組ロビンズ。ポップなメロディーとハーモニーの美しさ、ヴォーカルの声もイイ塩梅の気だるさがあって好きです(これ以上気だるかったらボクにはキツイ)。あとはやっぱりバンドだから、当たり前だけどバンド・サウンドなんで、そこが好きですね。どうやらボクはバンドが好きみたいです。

日曜日の昼下がりにぴったり。昼寝のお供に最適だと思います(さっきも寝ちゃいました)。て、彼らにとっちゃ寝ないでちゃんと聴いて欲しいのかもしれないけど・・・。いや、だってニール・ヤングの『On The Beach』聴いてても、途中で寝ちゃいますからね。眠たくなる名盤ってのも存在するわけで、即ち、このロビンズの1stアルバムも名盤ということです。
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by kesuike6 | 2004-10-27 12:08 | ALBUM(SINGLE)
MINAMI WHEEL観戦記―けすいけの場合―
●ラリーパパ&カーネギーママ@心斎橋BIGCAT
今回のお目当て・その1。この前観たのが9月はじめの西院ミュージックフェスティバルだから約2ヶ月ぶりか(あーあの時は一緒に出てたオーサカ=モノレールのホーンセクションも加わってなかなかレアだったよなぁ)。ラリーパパはBIGCATのトップバッターということで開演前は客数が少なく(終演後は人がいっぱいだった。やっぱ人気あるね)、自然とかなり前方に陣取ることになりました。実は音のバランスが悪くなるのであまり前には行きたくないのだけど、ラリーパパくらいの音の大きさなら大丈夫。チョウさんのギターの弾き方(エレキギターを抱えるように持って、ピックを使わずに指で弦をはじくのです)が大好きなので指がよく見える前方で良かった。

ザ・バンドの曲に乗せてメンバー登場。スペーシーなBGMと青色のライトの効果でなんだか宇宙からの使者がやってきかのようだった。あれ?トムさんが全身ガイコツの変な服着てる。ぷっ。あれ?ボンドくんの頭がジョーズに食われている。ぷっ。後方に陣取るリズム隊はとりあえず見た目で目立っとけ、ということなのか。それにしても彼らの衣装に対してメンバーの誰も突っ込まないのが笑える。トムさんなんてあんな間抜けな恰好なのに真顔でめっちゃ真剣に演奏してるんだから、おかしくてたまらない。でも、こういうお茶目さって余裕が出てきた証拠なんだろうかね。いや、ホント素晴らしいパフォーマンスでしたよ。当たり前なんだけど観るたびに上手くなってるというか、きっちり聴かせて見せてくれる素敵なライブなんです。初めて聴いた新曲2曲も軽やかだったり力強かったり、また新たなラリーパパの一面を見せてくれて感動した。マジで名曲だった。今回は5人だけで演奏した「どこへ行こう」では、完全にボクの頭の中でブラックボトムブラスバンドのホーンセクションの音が聞こえた(それだけ『LIVE』を聴き込んでるということです)。「夢を見ないかい?」でのスチョリさんのあらくれぶりが観るたびに増している。きっと楽しいんだろうな。やっぱり「冬の日の情景」はカッコイイ。機関車が煙をもくもくと吹き上げてゴォゴォ突き進む、そんなパワフルなリズムが心地よいのです。あー40分じゃ物足りない。

●ジェット機@心斎橋クラブクアトロ
ジュンスカ宮田氏とユニコーン川西氏率いる青春を過ぎた男たちの青春パンク(?)バンド、ジェット機。正直、次のカーネーションに備えるためにクアトロに移動しただけで、ジェット機が観たかったわけではありません。なので、ほとんど最後の方しか観てないし、入り口付近で遠目に観ていたので特にコメントすることもないんです。ああ、ジュンスカにユニコーン、懐かしいな(でも、ボクの世代ではない)。ああ、客が拳を振り上げてる。・・・てなもんです。申し訳ない。

●カーネーション@心斎橋クラブクアトロ
今回のお目当て・その2。約1ヶ月ぶりのカーネーション。この日がもう楽しみで楽しみで仕方なかった。カーネーションと関西のイベントといえば、5月のSWEET LOVE SHOWERでの客のあまりの興ざめぶりに愕然としたこともありちょっぴり不安だったけど、ミナミホイールは普通のイベントとは趣が違うので問題ないでしょ。ていうか、実際問題なかった。いつも通りシナトラ(あ、そういえばSLWの時は何故かボブ・ディランだった・・・)に乗せて、いつも通り黒のスーツに身を包んだイケメン(?)トリオはあの悪夢を吹き飛ばす熱いパフォーマンスを見せてくれましたよ。

今回は初っ端から「やるせなく果てしなく」というちょっと驚きのしっとりとしたスタートだったのですが、次の「Superman」(やってくれて嬉しかった)から徐々にギアが入っていき、「BLACK COFFEE CRAZY」以降は怒涛のロックンロールショウ、最後の「スペードのエース」まであっという間の40分。短い、短すぎるぞ、おい。その40分という限られた時間、SLWでメロウな曲をやって若者の受けが悪かった(ようにボクは思えた)こと、ジェット機とMOTORWORKSに挟まれたこと、そういった様々な要因で勢いのあるナンバーをチョイスしたのだろうけど、カーネーションは幅広い楽曲が売りだし、やっぱりそういうとこも見せて欲しかったというのがいちカーネーションファンの正直な思いです。でも、まぁしょうがないよな。そういうのはワンマンで期待すりゃいいことですね。あれ?なんだかあまり良くないライブだったように思われちゃいそうだけど、すごく良かったんですよ。久しぶりに聴いた「あらくれ」なんて最高だったもんな。「BLACK COFFEE CRAZY」は直枝さんホント好きなんだろうな。間奏のギターソロが毎回違ってて、相当弾いてて楽しいんだろうな。「SUPER ZOO!」はやっぱりカッコイイ、イイよ、イイ。明確なサビがなくて、もどかしいんだけどグイグイくる感じがなんかイイ、ていうかひょっとして全部がサビなのか?ともかく、早く新作が聴きたい!今回は直枝さんの声が本調子ではなかったようだけど、まぁそれもひっくるめてロックでしょ。2年前に観たポール・マッカートニーの大阪ドームライブで、60歳を超えたポールが多少声がひっくり返ろうとオリジナルのキーで30曲以上歌い切った姿を観てえらく感動したのだけど、直枝さんにもそうなってほしいんだな。ていうか、やってくれると確信してますけど。

おそらくMOTORWORKSに備えてカーネーションのライブを思いがけず観た人もたくさんいただろうけど、そういう人たちにカーネーションのライブはどう映ったんでしょうか。一人でもファンになってくれたら嬉しいな。SLWでも好きになった人がいたみたいだし、きっといるんでしょうね。是非CD買ってよね。迷ったら、まず手始めに『LIVING/LOVING』を買いましょうね。あとニューアルバム『SUPER ZOO!』が11月25日に出るんで頼むね。とりあえずオリコンのアルバムチャートにカーネーションの名前を復活させたいのです。

●MOTORWORKS@心斎橋クラブクアトロ
破格の新人バンド、MOTORWORKS。さすがに人気者、客が増えてきて二酸化炭素増量、若干酸欠気味、頭フラフラ。テレビで観たことがある人がステージに立ってるよ。「健ちゃーん!」女子の黄色い声援。おいおい、よく見てみろ、みんなそんなに若くないぞ。MOTORWORKSはビートルズやキンクスやフーなんかが大好きで80年代ヘヴィメタの洗礼を受けた人たちの集まり、サウンドはもうそのまんま。元々石田ショーキチがコピーバンドやりたくて気の合う友達集めて遊びで始めたバンドなので、なんかホント遊びの延長線って感じで楽しそうなんだよなー。石田ショーキチのギター弾きまくってる姿とか、黒沢健一のシャウトとか。ベースの田村さんなんてスピッツの時よりはしゃいでるんじゃないの?いいなぁ。さすがにカバー曲(ほとんどコピー)も多かったのだけど、マニアックな音楽好きが集まっているにも関わらずベタなロック・クラシックを選ぶあたりがちょぴりダサくてイイ。「You Really Got Me」に始まって最後は「Come Together」だもんなぁ。笑える。そして、MOTORWORKSのオリジナル曲も遊びのわりには良く出来てるし。企画物にしては勿体無さすぎるし、頑張って続けてほしい気も。あ、でも、“頑張る”くらいならこのバンドをやる意味無くなっちゃうね。適当に続けて下さい。
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by kesuike6 | 2004-10-23 12:07 | LIVE
カーネーション ミナミホイール@心斎橋クラブクアトロ
1.やるせなく果てしなく
2.Superman
3.BLACK COFFEE CRAZY
4.ANGEL
5.SUPER ZOO!
6.あらくれ
7.スペードのエース

セットリストはたぶん↑こうだったと思うけど・・・記憶が曖昧。
楽しかった。けど、疲れたぁ。もう寝ます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

さっき目覚めました。どうやら曲順が間違ってるらしい。4と5が逆なのか。

1.やるせなく果てしなく
2.Superman
3.BLACK COFFEE CRAZY
4.SUPER ZOO!
5.ANGEL
6.あらくれ
7.スペードのエース
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by kesuike6 | 2004-10-23 12:05 | LIVE
トライセラトップス『THE GREAT SKELETON'S MUSIC GUIDE BOOK』
b0061611_1252273.jpgいやぁ、実は結構好きなんですよね、トライセラトップス。

ちょうど彼らがデビューした97年あたりって、グレイプバイン、スーパーカー、ドラゴン・アッシュ、くるりなどの個性的なギターバンドがたくさん出てきて、ボクもそれなりに盛り上がりまして。で、最近も巷ではレミオロメンやアジカンなんかの新世代ギターバンドが人気沸騰中だったりしますが、面白いなとは思いつつ全くそれらのバンドには興味が持てないボクはもう歳をとったということなのでしょうか?ただ、未だに97年組の方は密かに動向が気になっていたりするんですよね。

その97年組の中でもトライセラトップスはどことなくアイドルっぽい感じで見られていたらしく硬派なロックファンからはあまり好かれていなかったような印象がありますけど、ボクはすごく好きなんです。なんだろな、あんまり深く考えてないところがいい。レディオヘッドの影響か知らないですけど小難しいバンドばっかりいる中で、トライセラはリフ勝負というかシンプルなロックンロールで突き進んでいる感じが爽快。もう初期衝動でやってますんで、ヨロシク。潔い。また和田唱のただひたすらキャッチーなメロディーを生み出す才能は天才的だし、彼の男気溢れるギターも単純にカッコイイ。それを支えるリズム隊も骨太グルーヴで最高。すごく良いトリオバンドだと思う。もっと評価されてもいいんじゃないのかなぁ。

98年に発表されたこの通算2枚目のアルバムは当然のごとく全曲キャッチーでそれでいて分厚いグルーヴが際立っている極めてロックンロールな二枚目な作品。ゴキゲンです。女の子のことばかり歌っちゃうあられもない歌詞とか何とも言えぬテンションの高さはまるでビートルズ『With The Beatles』のよう。特にお気に入りなのはシングルカットされた「マスカラ&マスカラス」。ふっ、駄洒落やん。でも、この曲のリフは文句なくカッコイイよ。思わずギターをかき鳴らしたくなる。最高。あと、このアルバムのサウンドがどことなくアナログっぽくてボク好みなんです。太くてタフな音してます。グレイト!
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by kesuike6 | 2004-10-21 12:04 | ALBUM(SINGLE)
ヨシンバ『足りないもの』('02)
b0061611_1235399.jpgふと聴きたくなって、レコード棚から引っ張り出してきて、聴いてみたらやっぱり良くて、何度も何度も繰り返し聴いています。ああー好きだわぁ、ヨシンバ。ボクにとって新譜が待ち遠しくてたまらない数少ないバンドのひとつです、ヨシンバ。この作品は今のところ一番新しい(とは言っても2年前ですが)彼らの3枚目のアルバム(とは言ってもミニアルバムですが)『足りないもの』です。全6曲、フルアルバム並の満足感を十二分に得られる素晴らしい作品です。

このバンド最大の強みであるハーモニーの美しさはもちろんのこと、ボーカル吉井氏の艶っぽい歌声がますます深みを増していてトロけます。鼻からフワ~と抜けるファルセットヴォイス、うぅ~堪らん・・・。その歌とハーモニーを生かすバックの演奏も実に絶妙で非常にクオリティーが高いです。いやもう文句のつけようがありません。ボクが特に気に入っているのが、4曲目の「だいあもんど」。ベースで淑やかに引っ張る感じがどことなくサニーディサービス「恋におちたら」を思い出したりもしましたが、こちらはより怪しくアダルトな雰囲気が非常に色気があるというかエロいというか・・・恍惚。次の荘田さん作の音響派にも通じるサイケなソフトロック「ぼっちぼん」も面白いし、ラストの初恋の嵐の故・西山達郎氏に捧げられた軽快でキャッチーな「ポケット、プリズム、スプライト」なんかはCMで使われたら売れそうだし、いやもう全曲イイです。買いです。

どことなく侘しい感じが秋らしくもあるので、この季節にどうでしょうか?

とまあ、こうやって新譜を待ち望んでいる間に残念ながらメンバー2人が脱退してしまったので、今は4人編成で活動しているようです。どうやら今までよりロック色が強くなっているようです。とにかく、早く新生ヨシンバの新曲が聴きたいのです。頼むよ。

あ、そういえば確か直枝さんもヨシンバ好きだったはずだし、萩原健太&能地祐子夫妻も熱烈に応援してたりしますよね。いや、しつこいですけど、ヨシンバはホントいいバンドですなんですよ、マジでマジで真剣に。
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by kesuike6 | 2004-10-17 12:01 | ALBUM(SINGLE)
青山陽一『難破船のセイラー』('01)
b0061611_1221369.jpg先に言っておきますが、今年の5月に出た『ODREL』は間違いなく青山さんの最高傑作だと思うのでみなさん買うべし。青山さんのメロディーメイカーぶりが思い存分堪能できますぞ。「Free Bird」なんて何回聴いてもゾクゾクするんだよな。

それなら『ODREL』を語ればいいじゃない、と言われそうですが、今回はなぜか『難破船のセイラー』を取り上げたいと。まず『難破船のセイラー』はアルバムではないです、シングルです。青山さんには、シングルの表題曲以外のカップリング曲は絶対にアルバムに入れない、というポリシーがありまして、ということはつまりファンはシングル盤も買わなければならないのです。ならない、なんて書いてしまいましたが、青山さんのカップリング曲はものすごく充実していて隠れた名曲が多数。この『難破船のセイラー』には「満員電車のモラル」と「空中遊泳ベイビー」という生唾ものの名曲が入っていて、表題曲含めた3曲でもう十分お腹一杯になります。

表題曲「難破船のセイラー」。波打つようなペダルスティールと不穏なサックスがまさしく船が荒波にもまれて遭難している様を表現していて、見事なアレンジ力に脱帽。青山さん、鳥羽さん、あの艶やかなサウンドは一体どうすれば出るのですか?すごいわ。2曲目「満員電車のモラル」は青山さん曰くビートルズライクなブルースナンバー。アーシーで地に足の着いたバンドアンサンブルが渋くてカッコイイ。なのに、何故か歌詞が疲れ切ったサラリーマンの歌だったりして、青山さんの底知れぬ捻くれぶりが素敵。満員電車のモラルて・・・。3曲目「空中遊泳ベイビー」は青山さん曰くミーターズライクなファンクナンバー。いや、これ最高。青山さんの曲で1番好きかも!?たぶん何の意味も無い言葉の羅列がなんとも奇想天外で、それでいて跳ねるリズムにバッチリはまっていて、一緒に歌ってみるとそれはそれは気持ちいい。ちょっとラップぽい韻の踏み方とかね、お茶目だね。“空中遊泳ベイビー”“言葉は随分 舌先三寸 よろしくイっちゃうハイキング”“荒くれ老人サイクリング”・・・ホント天才だな。言葉のチョイスがすでにファンキー、メロメロっす。

もうね、青山さんの音楽が好きな人はアルバムだけでなくシングルも買いましょうね。絶対に損しませんから。
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by kesuike6 | 2004-10-13 12:00 | ALBUM(SINGLE)
気まぐれカセット vol.01
120分カセットテープに好きな曲を気まぐれにぶち込んでみました。
ちょっと直枝さんに影響を受け過ぎな選曲ですね(笑)。

<SIDE A>
1.Jet Airliner/Steve Miller Band
2.Walk On/Neil Young
3.からまわる世界/カーネーション
4.Ram On/Paul McCartney
5.Jumpin' Jack Flash/The Rolling Stones
6.The Oogum Boogum Song/Alex Chilton
7.Tropicalia/Beck
8.Rain/The Beatles
9.I'm A Believer/Robert Wyatt
10.30(30AGE)/ムーンライダーズ
11.Flutes Of Chi/Ween
12.Panamanian Hat/さかな
13.Whatever It Takes/Ron Sexsmith
14.Dawn/Pete Ham
15.Free Bird/青山陽一
16.Truckin/Grateful Dead

<SIDE B>
1.Rainy Day Women #12 & 35/Bob Dylan
2.She Belongs To Me/Leon Russell
3.Hold On/John Lennon
4.Walk On/カーネーション
5.てるてる/デキシード・ザ・エモンズ
6.Wonderboy/The Kinks
7.Darlin'/The Beach Boys
8.The Tracks Of My Tears/Smokey Robinson & The Miracles
9.Monday/ザ・コレクターズ
10.Love Of The Common Man/Todd Rundgren
11.Go!/Willie Wisely
12.Rock'n Me/Steve Miller Band
13.Perhaps, Perhaps, Perhaps/Cake
14.Fool Yourself/Little Feat
15.どこへ行こう(live)/ラリーパパ&カーネギーママ
16.Rag Mama Rag(live)/The Band
17.OOH! BABY/カーネーション
18.祈りの歌(Prayers' Song)/西村哲也
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by kesuike6 | 2004-10-03 11:57 | 気まぐれカセット