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カーネーション 「ルネッサンス」('05)
昨日は延べ120人もの方がここを訪れてくださったようで、これはきっと過去最多人数ではないかと思われます。ありがとうございます。これまでの傾向だとカーネーションのライブ後は人数が多くなるのですが、今回もまさに当てはまってますねぇ。キンモクセイのファンの方も来てくださったのかもしれないですね。ライブレポじゃなくてゴメンナサイ。

b0061611_23462664.jpg「獣たち」に続くライブ会場限定シングルシリーズ第二弾はその名も「ルネッサンス」。おそらくカーネーション史上最高に男前なナンバー。カーネーションお得意のファンクではあるけれど、これまでだと曲の途中でちょっぴりダサくてお茶目な展開があったりしたのが、この曲はそういうところは皆無。終始クールでダンディー、危ない男の匂いがムンムン。ボリュームを目一杯上げよう、鋭く切り刻まれるギターのリズムに合わせてステップを踏もう、“踊り倒せばいいさ”。間奏のギターソロがまた痺れるほどカッコイイ。むやみやたらに弾きまくるのではなく、タメと粘っこさで盛り上げるギターソロ。これぞオトナのギターソロ、セクシーの極地(そういえば、直枝さんはスティーリー・ダンの「Bad Sneakers」のギターソロが最高だと言っていたのだった)。そして、エンディングの暴力的なジャム、熱いロック魂に火傷しそうだ。

「獣たち」にしても「LADY LEMONADE」もそうだけど、ライブの勢いの中で生まれた曲だけに、リズムとノリに重点が置かれている。それゆえ、歌詞もどちらかというと語感重視という気がする。これはこれで十分カッコイイし成功していると思うけど、直枝さんの詩に心底惚れ込んでいる僕としてはなんとなくちょっと物足りないところもある。とりあえずこのシリーズは一旦終了し、9月から本格的にレコーディングに入るということなので、直枝さんの否応無しに耳に心に飛び込んでくる詩にも期待してます。とりあえず、次のシングルになるであろう「Paradise Express」はこのシリーズの集大成的な名曲だと思うので、じっくりじっくり作り上げてほしいですね。スタジオマジックきっと起こりますよ。
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by kesuike6 | 2005-07-29 00:33 | CARNATION
キンモクセイ 『音楽は素晴らしいものだ』('02)
そういえば昨日、東京ではキンモクセイvsカーネーションのライブがあったそうで。お花対決、字面はなんだかメルヘンチックですが、キンモクセイはともかく、怖面三人衆カーネーションはどう考えてもメルヘンとは程遠いですな(笑)。キンモクセイのファンが引かなかったことをただただ願うのみです。

b0061611_1734316.jpg僕はキンモクセイ、結構好きなんですよ。デビュー曲「僕の行方」をタワレコで試聴したとき。うわぁ~もろ70年代の歌謡曲だなぁ、よく出来てるし面白いと思うけど、こんなの今どき売れるんかい?と思いつつ気に留めていたら、次のシングル「二人のアカボシ」がノンタイアップにも関わらず大ヒット。僕はちょっと嬉しかった、ああ~日本も捨てたもんじゃないかも・・・。それにしても70年代の歌謡曲とは、これは盲点だった。誰かやってそうで意外と誰もやってない領域のような気がする。やっぱり今やるには勇気がいるというか、恥ずかしいというか。でも、キンモクセイはそんなことまったく気にせず、大真面目に真正面から歌謡曲をやっちゃってるからスゴイ。なんか妙に説得力がある。だって歌謡曲素敵やもん、みんなも好きでしょ?僕は彼らのそんな心意気に拍手を送ります。

いや、でもね、このファーストアルバム、ホントよく出来てるんですよ。単なる物真似じゃなく、ちゃんとキンモクセイのサウンドになってるし、メロディーはもちろん親しみやすくていいし、伊藤くんの声も曲によく合ってるし、曲のヴァラエティもあるし、演奏も上手いし、アレンジ力もあるし、極上のポップスアルバムに仕上がっていると思う。そもそも歌謡曲って、大衆的でありながら演奏は実にプロフェッショナルであったりするわけで、彼らもそういうことがよく理解ってるんだろうなぁ。でも、「七色の風」は笑っちゃうよなぁ、思いきり大滝先生の『LONG VACATION』だもんなぁ。フィル・スペクターな音の壁にカスタネット、いくらなんでもやりすぎだけど、これが良いんだから仕方ない。僕はやっぱり歌謡曲、好きだなぁ。
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by kesuike6 | 2005-07-27 18:20 | ALBUM(SINGLE)
ラブクライ 『LABCRY』('03)
b0061611_21184931.jpg久しぶりに聴いたら、これがおそろしく良かった。僕は2003年度のベストアルバムにこれを選んだのだけど、実はそんなにちゃんと聴いてたわけではなかった。なんせ2003年はカーネーション『LIVING/LOVING』を聴くのに一生懸命だったもんなぁ。とりあえず、このアルバム1曲目の超ポップなナンバー「ハートのビート」のたった1曲だけでベストアルバムに選んだようなものだった(そう言えば、このアルバムを買ったのも、「ハートのビート」のイントロを試聴しただけで決めたのだった)。

で、そんなこんなで昨日の夜、急になぜだか聴きたくなって、最初から最後まで通して聴いてみたら、もう一度言うけど、これがおそろしく良いアルバムだった。確かに、「ハートのビート」は頭抜けてキャッチーだし問答無用の名曲だけど、それ以外もじわじわクる味わい深い良い曲が目白押しだった。なんかどの曲にも必ず僕にとってグッとくるフレーズが一つ二つ用意されている。ゆらゆら緩やかなグルーヴ、サイケデリックで広がりのある心地良いサウンド、しっかりと歌ものでポップなメロディー。なんだろなぁ、敢えて例えるならモダンなグレイトフル・デッドって感じかなぁ。なんとなくニール・ヤングの『渚にて』を思い出したりもした。それにしても、羅針盤とかラリーパパ&カーネギーママとか、こういう緩いグルーヴ感って関西特有のものなんかなぁ。
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by kesuike6 | 2005-07-26 21:56 | ALBUM(SINGLE)
スピッツ 『名前をつけてやる』('91)
スピッツは男らしいロックバンドだ。そういう意味では、僕の中ではスピッツはザ・バンドやニール・ヤングなんかと同一線上にいる。えっ、スピッツが男らしいって?どこがやねん!?と突っ込まれそうだけど、そう思っているんだから仕方ない。男って大抵やっぱり頼りないし、女性には頭が上がらないし、ロマンチストだし、エッチなことばかり考えてるし、夢見がちだし、寂しがり屋だし、泣き虫だし、不器用だし、猫やウサギや鈴虫や黄色い花や可愛いものが好きだったりするし・・・。そんな男のリアリズムを素直に歌っているスピッツはどう考えても男らしいロックバンドだ。

b0061611_22441688.jpgスピッツは今も昔もいい曲ばかり歌ってるけど、僕は初期のスピッツが好き。この頃はなんにしてもまだ洗練されてないし、それゆえの初々しさや荒っぽさや強がりだったり、あるいは自由さだったり、無性に人間臭くていい。その中でも2nd『名前をつけてやる』は派手さが全くなくてこぢんまりしてるけど、なぜだか妙に愛しくて。そういえば、何度聴いても飽きない作品というのは結構地味だったりすることが多い。この“名前をつけてやる”というタイトル、一筋縄でいかない感じでインパクト大。奥田民生に「これは歌だ」という曲があったけど、それと通じるセンスを感じる。僕は夏になると「プール」という曲が聴きたくなる。マサムネ氏のメロディーセンスと切なさが爆発している隠れた超名曲。目の前にひとつふたつ水面の波紋がキラキラ輝きながら静かに広がっていく、心が滑らかに洗われていく・・・。

 君に会った 夏蜘蛛になった
 ねっころがって くるくるにからまってふざけた
 風のように 少しだけ揺れながら
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by kesuike6 | 2005-07-24 23:22 | ALBUM(SINGLE)
Chains 『CHAINS Ⅱ』('02)
またしても久しぶりの更新ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?それにしても毎日暑くて暑くて、やんなっちゃいますよね、ほんとにもう。まぁこんな汗臭い日々をやり過ごすには、とびっきり汗臭い音楽を。ということで、Chainsです。これでChainsを紹介するのが2回目ですかね。おそらく今回も全く反応がないと思われますが、まぁいいです(笑)。なんせ地味なバンドですから。京都を代表する実力派ロックバンドChains。くるり、キセル、つじあやの、ヨーグルト・プゥなど一時期京都のロックシーンが盛り上がったことがあったけど、僕の中ではChainsが最も京都という土地の匂いがプンプンしますね。僕は伏見っていう酒蔵がたくさんある街に住んでたんだけど、なんかそこの地酒の味がするなぁ。嗚呼、“鳥せい”に行きたい。

b0061611_2317963.jpgそんなChainsのセカンドアルバム。6曲入りだからミニアルバムだろうけど、この充実度からするとフルアルバムと言ってもいいでしょうね。確か、このアルバムのフライヤーにはキセルと棚谷さんと直枝さんの推薦文が載っていたはず。ファーストに比べてスケールアップしてるし、軽やかさと重たさがイイ按配に混ざっていて、聴き応え十分の名盤だと思います。1曲目「空っぽの日曜日~VIVA編」はV.A.『Smells Like Teenage Symphony』にも収録されていますが、全くアレンジが違います。『Smells Like~』のヴァージョンは泥臭くてブルージーな仕上がりなのに比べ、こちらは『a Beautiful Day』期のカーネーションを彷彿させる軽快でスウィートなソウル風味。僕と同じ誕生日のヴォーカル新村氏のセクシーなファルセットヴォイス攻撃にクラクラしっぱなしだし、ビバ・シェリー(これもええバンドやで)の女性コーラスもすこぶるキュート。名曲。ズシリと重たい「陽だまり」、ちょっぴり可愛らしい「これから」、酩酊サイケデリック「SIM3」、男泣きバラード「やけっぱち」、どれも濃厚。そして、壮大なラスト曲「ふたり」はまるで酔いつぶれて眠りに入る瞬間の脳細胞の中を泳いでいるよう・・・ZZZ。飲兵衛にはたまらん音楽ですな。

これはすごく面白いんだけど、次号はあるのだろうか?
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by kesuike6 | 2005-07-23 23:54 | ALBUM(SINGLE)
カーネーション 「なにかきみの大切なものくれるかい」('99)
高校卒業後、大学受験に失敗した僕は京都に出てきて、狭い部屋で一人暮しをしながら予備校に通っていた。朝起きて、予備校に行って、夕方帰ってきて、ご飯作って食べて、音楽聴いたりテレビを観たりしながら(軽く)受験勉強、シャワー浴びて寝る、そんな単調な日々だった(今もそんなに変わらないけど)。そういえば、遊ぶことも全くなかったなぁ・・・悲惨。で、そんな浪人生活を送っていた僕の毎週末の密やかな楽しみと言えば、京都のFM局α-Stationでのくるりのラジオ番組を聴くこと。まぁこれは何度も言ってるんですが、僕は一度だけ(ていうか、一度しかハガキは送ってない)リクエストが採用されたことありまして。いやぁ~あの時は嬉しかったなぁ。予想していたより1週遅れてかかったので、不意をつかれたという感じで余計嬉しかった。

b0061611_1133434.jpgリクエスト曲には悩んだ。とにかくカーネーションの曲にしようというのは即決だったけど、どの曲にするか?最もかけてもらえる確率の高い曲はどれか?うーむ。その当時、くるりがカーネーションのファンだということは知らなかったので、とりあえずくるりと交流のありそうなミュージシャンが参加している曲がいいのかもしれないな・・・となると、サニーデイサービスの曽我部恵一氏が参加している「なにかきみの大切なものくれるかい」がベストだろう。よし、これに決めた!長尺の曲なのでラジオ向きではないけれど、なんとなく自信があった。念のためハガキには“曽我部恵一さんがギターで参加しています”と注をつけておいた。媚び売り作戦だ。で、その読みは見事に当たった。曲をかける際、岸田くんが“サニーデイの曽我部さんがギターで参加してるそうです”と説明していた。ふふ。しかも、運が良かったことに、番組には毎回1組のゲストと電話でトークをするというコーナーがあったのだけど、リクエストに応えてくれた週のゲストがなんと曽我部氏だったのだ。これはハマッた、上手く行き過ぎだ。ふふ。曲が流れたあと、岸田くんが一言“ええ曲ですね~”。ふふふ、当たり前だ。ちなみに、次の曲はリール・ビッグ・フィッシュの「テイク・オン・ミー」だった。ちなみについでに、その時の僕のペンネームは“浪人ダブルヘッダー”、少し自虐的な名前だった。ただ、残念だったのは、予想より1週間遅れだったために録音できなかったことと、番組で当たった“くるりタンバリン”がその後すぐキャンパスライフのために引越ししてしまい、しかも、住所変更していなかったので未だ手に入っていないこと。

「なにかきみの大切なものくれるかい」は『Parakeet & Ghost』の中では1、2を争うくらい好きな曲。ヴェルヴェット・アンダーグラウンド風なんてよく言われるみたいだが、正直ヴェルヴェッツをちゃんと聴いていない僕にはよくわからないけど、この粗暴な轟音トリプルギターサウンド(曽我部氏のギターもイイ感じ)と気だるい曲調が最高にロックだ。そして、タイトルであり曲中でも何度も繰り返される“なにかきみの大切なものくれるかい”というフレーズが大好き。いかにも直枝さんらしい言い回しで、このフレーズを聞いて真っ先に思い出したのが「The End of Summer」の“ぼくのなにかひとつを信じてほしい”。対になってるような表現だけど、どっちにしても男のエゴ丸出し。でも、なんとなく憎めないというか愛らしいというか、ピュアな感じというか。男性のカーネーションファンはきっとグッとくるポイントだろうし、女性のカーネーションファンはこういうところに母性本能をくすぐられるのでしょうかね?
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by kesuike6 | 2005-07-16 12:04 | CARNATION
spearmint 『a week away』('99)
最近、パソコンの調子が悪くて更新も滞ってしまいましたが、復帰です。そうこうしている間に、破壊王・橋本真也が亡くなってしまって、大のプロレスファンであり大の橋本ファンである僕は大ショックですよ(涙)。まだ40歳、プロレス人生これからというのに・・・無念。2年ほど前に僕は2m前でスーツ姿の橋本を目撃したことがあるのですが、あまりに大きくてビビって声はかけられなかったけど、それは僕のちょっとした思い出です。残された闘魂三銃士の蝶野と武藤、そして盟友小川には橋本の分までプロレスを盛り上げて欲しいです。心からご冥福をお祈りします。合掌。

b0061611_1558792.jpg今回紹介するのは、UKギターポップバンドの雄スペアミントのデビューアルバムです(て、これしか持ってないのですが)。99年というと、僕はギターポップ(パワーポップ)に傾倒している時期でして、ヴェルヴェット・クラッシュ、マシュー・スウィート、ジゴロ・アンツ、ファウンテウンズ・オブ・ウェイン、オウズリー、スローン、ジェイソン・フォークナーとかをよく聴いていました。ただ、最近は僕のモードが随分とオヤジ臭いところにあるので、ギターポップというものにそんなに惹かれないのですが、でも、このスペアミントのアルバムはたまに引っ張り出して聴いています。スペアミントはそのバンド名からも分かるように基本的には爽やかで疾走感ある王道ギターポップが中心なんですが、数曲ノーザンソウルを豪快にサンプリングしたダンサブルな曲があって、それがものすごく好きです。特に「a trip into space」、これはいつでもどこでも確実に盛り上がります。シャイ・ライツの「My First Mistake」という曲をサンプリングしてるそうなんですが、なんかこのベタなゴージャス感が最高に気持ちイイです。いやほんと、この人たち美味しいツボをよく知ってるなぁ。同じ99年物だとどことなくカーネーション「たのんだぜベイビー」にも通じるセンスを感じたり、あとノーナ・リーヴスとかtahiti80なんかが好きな人にお薦めですね。

裏ジャケにはスペアミントの4人が横に並んで立ってる写真が載っているのですが、その風貌は相当イケてないです。白くてガリガリな体つき、太い黒縁メガネ、なんてことない服装、まともに社会で生きていけそうにない頼りない感じ、それはあのウィーザーよりも随分と貧相。でも、やっぱりちょっと好感持ってしまいます。
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by kesuike6 | 2005-07-14 16:36 | ALBUM(SINGLE)
Barry Mann 『Lay It All Out』('71)
b0061611_4303720.jpgライチャス・ブラザーズ「ふられた気持ち」やドリフターズ「オン・ブロードウェイ」などの数々の大ヒット曲を生んだ偉大なポップス作曲家バリー・マンのソロアルバム。同時期のキャロル・キング『つづれおり』と並ぶとも称されるアメリカンポップスの永遠のマスターピース。

なんだかんだ言って、僕はポップスが大好きだ。美しくて泣けるメロディーに小粋な歌詞が乗り、都会的で洗練されたアレンジが施された楽曲を素敵な歌声で情感込めて歌い上げ、3分という短い時間の中で夢が見れる。それが僕の中でのポップスの大まかな定義だけど、バリー・マンの歌はまさにポップスの中のポップス、完全無欠のポップスだ。34年経った今でも色褪せるどころか眩しすぎるくらい光り輝いているし、メロディーの力は何よりも強力だということをやっぱり思い知らされる。先の「ふられた気持ち」や「オン・ブロードウェイ」のセルフカヴァーも良いけれど、とりわけ2曲目「When You Get Right Down To It」は極上。最愛の妻であり良きパートナーであるシンシア・ワイルへの想いをこれ以上なく切なく力強く歌ったバラード。盟友キャロル・キングのコーラスも素晴らしいし、メロディーといいアレンジといい、今まで聴いてきた中で最も好きなラヴソングかもしれない。これは少しでもロマンチシズムを湛えた人ならわかってくれるはずだ。そう言えば、日本最強のロマンチストロッカーの直枝さんがロック・シナトラで最後の最後にかけたのはこのアルバムの収録曲「I Heard You Singing Your Song」(これもキャロル・キング参加)だったはずだ。

職業作曲家としては大成功を収めたにも関わらず、このソロ作はさっぱり売れなかったそうだ。僕はマンの男の強さ・優しさが滲み出た渋い歌声が大好きだし、なんで売れなかったのかよくわからないけど、ジャケットの窓から射し込む温かな陽の光を浴びて穏やかに佇む彼の姿を見ているとそれもなんとなくマンらしいのかもという気がする。いや、泣ける。

※試聴など詳しくは⇒http://www.d-ville.com/dv_records/barrymann.html
※次作の『SURVIVOR』('75)も負けず劣らずの名盤です。
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by kesuike6 | 2005-07-09 04:42 | ALBUM(SINGLE)
七夕ロック。
日付変わって7月7日、今日は七夕です。1年に1度だけ、彦星と織り姫が出会うことができるなんともロマンチックな日。間違いなく恋人の日なのに、いまいち盛り上がらないのはどういうことなのか?ここは日本なんだから、世の恋人たちはクリスマスよりも七夕をもっと重要視したほうがいいような気がするんだけど・・・ま、いいや。ということで、そんな七夕にちなんで今回は男女デュエット曲特集をやってみたいと思います。7月7日七夕、7づくしなので7曲選んでみました(もともと手持ちに男女デュエット曲が少ないので、選ぶまでもないって感じですが)

 1.Marvin Gaye & Tammi Terrell 「Ain't No Mountain High Enough」
 2.Aimee Mann & Glenn Tilbrook 「OBSERVATORY」
 3.Shea Seger & Ron Sexsmith 「always」
 4.The Beautiful South 「PERFECT 10」
 5.青山陽一 & ポコペン 「Good Aliens」
 6.バンバンバザール 「JUST MOMENT PLEASE」
 7.スピッツ 「ヘチマの花」

1は言わずもがなモータウンの大定番曲、デュエット曲の中では世界最強でしょうな。否応無しに胸が熱くなりますね。2はエイミー・マンとスクィーズのグレン・ティルブルックの共作曲。Aimee Mann『LOST IN SPACE』のSPECIAL EDITIONに収録されている隠れた名曲。鈴木祥子さんと直枝さんとのデュエットにグッときてる人にはお薦めです。3は前にも紹介したことのあるShea Seger『the may street project』より。これも隠れた名バラード曲ですね。これがきっかけでロンはプロデューサーにマーティン・テレフェを起用することになります。彼女の新譜、早く聴きたい。4は『QUENCH』より。祥子さんとカーネーションがタッグを組んだ時の定番曲でもありますね。始めは渋く入ってサビで一気にキャッチーに行くところなんかはカーネーションにも通じるところがあります。5は青山陽一『EQ』より。日本を代表する素晴らしい女性シンガー、ポコペンさん(from SAKANA)との男気溢れるロックンロールデュエット。青山さん、なんか歌うの必死です(笑)。6は『Suge Ban Ba』の冒頭を飾るめちゃスウィンギーなジャズナンバー。この曲、バンバンのヴォーカル福島さんのデュエット相手はなんとあの水森亜土さんです(僕は関根勤のものまねでしか見たことないですが・笑)。いやぁ~亜土さんの歌声、キュートでファンシーでチャーミングですなぁ。元気でまっせ。7は『空の飛び方』より、寺本りえ子さんとのデュエット。これも隠れた名曲か!?めちゃくちゃ切ない曲、涙なくして聴けないよ。ちなみに、僕は断然ブレイク以前(特に初期なんですが)のスピッツ派です。

みなさま、素敵な七夕をお過ごし下さい。
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by kesuike6 | 2005-07-07 01:47 | OTHERS
島田虎之介 『ラスト.ワルツ-SECRET STORY TOUR』('02)
そういえば、友人のBOBくんからComical Batonが廻ってきたんだった・・・。あのー、音楽好きって大抵が漫画好きだったりしますけど、僕はホント漫画読まないんですよ。いや、漫画含め本というものをあまり読まないんです。まぁ別に嫌いってわけじゃないし常に気にしてるし読みたい願望はあるんだけど、どうしても音楽、音楽、音楽、映画、音楽・・・って感じでなかなか本に順番が回ってこないんですよねぇ。だから、BOBくんが僕にバトンを渡したのは、ある意味失敗かも(笑)。かといって見て見ぬふりをするわけにはいかないので、数少ない持ち駒の中から1冊だけ紹介しときたいと思います。

b0061611_23284231.jpgそんな僕がある雑誌で見かけなぜだか妙に気になって仕方なくなり気付いたら翌日には本屋さんに買いに走っていた漫画がこれ、島田虎之介『ラスト.ワルツ』。そのタイトルから真っ先にザ・バンドを思い出してしまう僕はどうしても惹かれちゃうわけですが、そう言われてみれば筆圧の強い線でラフに描かれたイラストがどことなくザ・バンドの音楽のような土の臭いや骨太さを感じます(無理矢理)。それに、この作品に出てくるサッカーチームの名前が「PET SOUNDS」だし、作者のシマトラさんはきっと音楽好きなんだろうと思います。て、まぁそれはいいんですけど、とにかくこの作品はホントすんばらしくて。最終話を読み終えたときに目から鱗がドボドボ落ちまして、思わず30分くらい唸ってましたね、うううううううぅ~。漫画の自由さを考えるとそうそう驚くことはないと思ってたけど、これは衝撃だった、たまげた。もうね、ストーリーの構成力が半端じゃないんですよ。全11話(約230ページ)から成るんですが、それぞれの回で架空の歴史上の人物が登場してそこで一つの物語が完結する、で、一見バラバラに思えた物語が終盤戦に差しかかると有機的に絡まり始め、エンディングに向けて一つの大きなストーリーに収斂されて行く・・・それはまるでジム・ジャームッシュの映画を観ているみたい、爽快。そうそう、僕にとってこれは映画を観た感覚に近くて、漫画を読んだという気がほとんどしないです(1300円、映画のチケット代より安い!)。そして、めちゃくちゃロックな漫画です、深いです。
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by kesuike6 | 2005-07-05 00:59 | BOOK