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めんたんぴん 『MENTANPIN』('75)
休憩時間になると、健康のためにと思い、仕事場のある7階から11階の食堂までエレベーターを使わず階段で上がるのですが、11階に着く頃にはゼエゼエゼエゼエ動悸息切れ絶好調です。この前は思わず段を踏み外し軽くずっこけてしまい、たまたま通りかかった掃除のおばちゃんに「危ない!」と言われました。若い女の子は嫌いではないですが、基本的に若さに対する執着が全くない僕とは言え、まだまだ26歳、階段を颯爽と駆け上がる体力はあった方がよさそうです。

b0061611_254177.jpg今日は休日、昼にアマゾンで注文していたカーティス・メイフィールド『LIVE』(青山陽一DVDでの銀次さんコメントの影響)が届くも、なんだか急に大塚まさじさんの歌声が聴きたくなり、ザ・ディランⅡのレコードを求めて元町のレコード屋を渡り歩いたが、残念ながら見つからず。でもまぁ、せっかくここまで来たのだし、なんだか寒いし、何も買わずに帰るのも悲しいので、前から気になっていた“めんたんぴん”の1stを購入。いやぁ、これが大当たりだった。レコードを取り出しターンテーブルに載せ針を落とし、A面1曲目「コンサート・ツアー」イントロの豪快なエレキギターの音がスピーカーから鳴り響いたとき、最高!一気に胸が躍った。石川県小松市出身、和製グレイトフル・デッド、日本最強のライヴバンドと称された“めんたんぴん”、聴く前から好きなレコードであるのは分かりきっていたことだけど、実際に音を聴いてみたらそんな予想を遥かに超える大好きなレコードだった。とにかく終始ゴキゲンで、でも、ちょっと切ない、僕が愛してやまないロックがここにある。デッドにリトル・フィートにオールマン等々、当時のイカしたアメリカンロックバンドとも全く引けを取らない図太いバンドサウンドに体温少し上昇、ヴォーカル佐々木忠平さんの無骨で人間味溢れる力強い歌声に男泣き。当時、彼ら23歳とかだったらしいが、そんな若者らしい疾走感もあって、今すぐ着の身着のまま家を飛び出したくなるような、ポンコツ車や鈍行列車に乗って当てもなくどこまでも行きたくなるような、そんなレコードだ。そのまんま「春」なんて曲もあるけれど、何かが動き出す春という季節にもピッタリだと思う。ああ、彼らの歌を聴いていると、なんだか階段3段飛ばしで駆け上がれそうな気分になってきた。

※密かにクニ河内さんが大活躍しているのも見逃せない、この人かなり気になってます。
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by kesuike6 | 2006-03-31 02:12
今日の逸曲〈13〉
b0061611_1133393.jpg≪3月20日~3月26日≫
03/20 Jules Shear / Bad Connection
03/21 Jules Shear / Do What They Want
03/22 Jules Shear / Used To It
03/23 Nilsson / Lazy Moon
03/24 青山陽一 / 電波組曲(Live)
03/25 青山陽一 / Blue Moon Sailin’(Live)
03/26 青山陽一 / Friday Rider(Live)

※先日久しぶりに訪れた某レコード某店でカーネーション「ハリケーン」の入魂セルフカヴァーが収録されているコンピ盤『GO-GO KING RECORDERS ORIGINAL RECORDING vol.1』を試聴(結局まだ買ってない・・・)していて、もちろん曲は「ハリケーン」なのだけど、爆音で陶酔しながらふと目の前のポップに目を遣ると、なんとまぁ正々堂々と“カーネションズ”と書いてあって、おいこらコレ書いたん誰や!心中思い切り憤慨したけれど、極めて気が小さい人間なのでそのまま苦虫を噛みつぶしたような顔で店を出た。この店、前はカーネーションを熱烈プッシュしていて結構好きだったのに、ひょっとして日本ポップ担当者が変わったのか?まぁ内情は知ったこっちゃないが、兎にも角にもちゃんとしてほしいものである。
只今、狂ったかのように観まくっている青山陽一さんのライヴDVD『Broken Words And Music In Concert』について執筆中だが、どう書いていいやら途方に暮れている。つまり、それくらい最高だってこと。とりわけ「Friday Rider」にヤられた僕は俄然4月の大阪ライヴが楽しみで仕方がない。
我が家もiPod生活が始まった。もらい物のiPod Shuffle 512MB、今のところ100曲ほどライヴ音源ばかり入っている。
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by kesuike6 | 2006-03-28 01:13 | 今日の逸曲
今日の逸曲〈12〉
b0061611_0174992.jpg≪3月13日~3月19日≫
03/13 ウォーターメロン砦 / エレクトリック・ラバー
03/14 赤い鳥 / A Fool On The Hill
03/15 Bob Dylan / The Man In Me
03/16 Bob Dylan / New Morning
03/17 カーネーション / ANGEL
03/18 Art Garfunkel / Traveling Boy
03/19 Aimee Mann / Goodbye Caroline

※いっやあああぁぁぁ~~~~よかった、ヨカッタ、良かった!もうただただ嬉しいです。最高っす!実のところ、準決勝の韓国戦が死力を尽くした戦いだっただけに果たして決勝はどうなのかな?と正直不安だったのですが、いやいやもうほとんど完璧なゲーム運びで、王ジャパン強え!と唸らせるような勝ち方でしたね。日本野球の集大成と言ってもいいと思います。もちろん松坂始めピッチャーの踏ん張り凄まじかったのですが、それより僕がグッときたのは点の取り方ですね。とにかく猛烈にイヤラシイんですよ!しっかりボールを見極めて四球、盗塁、送りバンド、セーフティーバント(西岡のプッシュバント痺れた!)に犠牲フライ・・・長打はイチローの2塁打のみの10安打で渋く10得点、まったくもって素晴らしいの一言です。アメリカではこういう地道な野球をスモールベースボールと呼ぶんだそうで、どことなく馬鹿にしている感じですが、実はこれが一番強いんですよね。野球は確率のスポーツ、ホームランが出る確率とヒットが出る確率どちらが高いのか?それに、どんなに遠くにホームランをかっ飛ばしても入る点数は変わらないですからね。まぁ確かに日本の野球は見た目地味ですよ、でも、見えにくいところでの技術は本当に質が高いのです。それが日本人含め世界中の人たちに伝わっていれば、もう言うことなしです。あとは本家プロ野球が盛り上がってくれることを切に願うのみ(これが一番大事)。やっぱ日本の野球面白いっすよ。

ここからは印象に残った選手について。今大会MVPには松坂が選ばれましたが、実質的には文句なくイチローでしょう。まるで高校球児のごとく純真無垢な野球少年ぶりに僕もびっくりしたわけですが、同時になんだか羨ましくもありましたね。今大会の彼のように自分にもなんの邪念もなく心の奥底から楽しめることってこれからあるのかなぁなんて考えると、ちょっと切ない気持ちになります・・・むむむ。まぁそれは置いといて。そんなイチローの次なるスーパースターになりそうな選手がどうやら出てきたようです、西岡です。彼はもう野球センスの塊ですね。走攻守すべてが一級品、試合の流れを読む力も素晴らしいです。打者としては最近珍しいスイッチヒッターで、右でも左でも弱点らしい弱点が無いしパンチ力も抜群。おまけに大舞台で物怖じしない気の強さもあって、本当にイイ選手ですよ。メジャーでも十分通用すると思います。そして、個人的にMVPをあげたいのは多村ですね。いろんな意味でハラハラドキドキさせてもらいました。準決勝韓国戦、大事な送りバントを失敗して顔面蒼白になったかと思えば、次の打席で一番深い左中間スタンドへ飛び込むドデカイホームランを打ってミスを取り返したシーンが忘れられないです。なんか人間臭かったんですよね。彼のプレースタイルやホームラン曲線は秋山幸二を彷彿とさせます、今までもこれからもずっと応援していきたい選手ですね。
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by kesuike6 | 2006-03-23 00:18 | 今日の逸曲
Jules Shear 『Dreams Don't Count』('06)
いやああぁぁ~~~よかった、よかった…なんかこう嬉しいというよりホッとしたって感じです。上原の一球一球丹念に気持ちを込めた丁寧なピッチング素晴らしく、そして、何と言っても福留のホームランが効きましたねぇ、チームや彼自身の鬱憤を一気に吹き飛ばすドデカイ一発でした。その他にも、陰でしっかりチームを支えていた宮本の渋いタイムリーや苦悩していた多村の技ありのホームランとか感動ポイントも多く、非常に良い勝ち方でしたね。この勢いだとキューバ戦もかなり期待できそうです、あともうひとふん張り。頑張れ、Oh!JAPAN!それにしても、日本VSキューバという決勝カード、主催国アメリカが思い描いていたストーリーと全然違う形になって、なんだか痛快です。凄いチームではなく良いチームが勝つ、これぞ野球です。

b0061611_054439.jpgこのWBCでまたもやイメージを悪くした感のあるアメリカですが、僕が今年初めて買った新譜はアメリカものです。それはジュールズ・シアー『Dreams Don’t Count』。とてつもなく地味でとてつもなく滋味な作品です。ジュールズの渋い歌声とそっとつまびかれるアコースティックギターにアコーディオンやチェロやヴィオラなどがほのかに彩りを添えるという極めて素朴なアレンジ、そこには何の驚きも新鮮味も無いけれど、ものすごく豊穣な音楽。それは何と言ってもやはりジュールズの歌力、これに尽きるのです。決して美声とは言えないけれど、人生の苦味や切なさが喉の奥から滲み出ているような歌声とでも言いましょうか、なんかこう温もりというか体温を感じるのです、平熱よりほんの少し高いくらいの。それゆえに彼の歌声は僕の身体にスーッとあまりにも自然に滑らかに染み込んできて、僕の体温もほんの少し高くなって心地良くなります。本当に魅力的な歌声なのです。

つまり、良い声で良い歌を歌う、この作品はただそれだけです。それでじゅうぶん心は動かされるのです。決して百万枚売れなくてもロックの歴史に残らなくても、きっとどこかの誰かにとってすごく大切なレコードとなるのでしょう、そんな様子がはっきりと目に浮かぶ作品です。この忙しいご時世、『Dreams Don’t Count』をBGMにほろ苦いコーヒーを一杯、ちょっとだけ贅沢なひと時なのかもしれません。

2003年10月26日@磔磔、鈴木祥子さんと直枝さんがデュエットで歌ってくれたジュールズの「The Last In Love」が未だに忘れられません(涙)。
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by kesuike6 | 2006-03-20 00:55 | ALBUM(SINGLE)
カウンターパンチ
b0061611_0272360.jpg昨日の夜、最寄り駅から我が家に向かう帰り道、ふとあの娘を思い出した。そう言えば、あの娘元気にしてるかな?随分久しぶりに思い出した。すると、その日の夢の中であの娘が出てきた。が、なんと思い切りあの娘にフラれる夢だった、しかも、少しばかり凝ったフラれ方で。あの娘、僕がせっかく思い出してあげたのに、その仕打ちはないだろう。別にあの娘に恋心を抱いているわけではないが、それが夢でもフラれるのはやっぱり辛い。そうやって、朝、胸がチクチクしながら目覚めた。たまたまかかっていたBGMがエイミー・マン『The Forgotten Arm』で、これがまたいけなかった。なんかちょっと泣きそうになった。このアルバムはこれまで何度も聴いてきて大好きな作品だが、これほど切なく心に響いたことはなかったかもしれない。沁みた。

話は変わって、WBC。先日の韓国戦の負けにめちゃくちゃヘコみ、翌日のメキシコ勝利のニュースに狂喜乱舞。アップダウンの激しい今日この頃。たなぼたの準決勝進出だと言われているが、そんなことは全然ない。とにかく明日の韓国戦、なにがなんでも勝ってもらいたい。いや、勝たなあきません。僕は全力で応援予定なので、今日は早く寝よう。

BGM:Aimee Mann / Goodbye Caroline
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by kesuike6 | 2006-03-19 00:28 | 日々想ふ
今日の逸曲〈11〉
b0061611_1402788.jpg≪3月6日~3月12日≫
03/06 原田真二 / Love To The World
03/07 西村哲也 / スノーバード
03/08 西村哲也 / さび付いた道具箱
03/09 Shuggie Otis / Inspiration Information
03/10 ウォーターメロン砦 / オー!ベイビィ
03/11 ウォーターメロン砦 / 海豚の歌う時
03/12 ウォーターメロン砦 / 悲しみのキトゥン

※つまり、西村哲也ウィークということです。もうちょっと先の話ですが、僕は5月1日の京都はちはちでのライヴ(若林まり子、西村哲也、藤井貴子)は何が何でも行くのです。ちなみに、関東ではそのちょっと前(4月28日)に吉祥寺マンダラ2でよく似たメンツでのライヴ(若林まり子、西村哲也、ジャック達(!))がありますね。NO SONG, NO LIFE―僕は歌がなくちゃ生きていけないのです。
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by kesuike6 | 2006-03-15 01:43 | 今日の逸曲
sNOW
3月13日(月) 曇り時々雪

実家にて。朝6時に起床、もちろんWBC日本VSアメリカ戦を観る。前日仕事8時半終わり直接2時間かけて実家帰ってきてぐったり疲労、飯食って風呂入って寝たのが1時、まだ存分に眠かったがイチローの先頭打者ホームランで目が覚める。アンチ巨人と言えども上原の粘投しっかり応援、ヤングメン西岡&川崎の伸び伸びプレーに唸り、ガッツ小笠原の横っ飛びに興奮。そして、例の8回表は俺も大激怒。あんな豪快な誤審初めて見た。現場の一番近くにいた二塁審判の判定セーフを遠くでぼんやりアバウトに眺めてた主審の判定アウトに覆るだなんて、まったくもってありえん!ましてあの主審はアメリカ人だし、そこには何かの陰謀があると思われても仕方ない、ていうか、アメリカ人審判がアメリカ戦でジャッジをしている時点で既に大問題だろ。どうなっとんねん、亜米利加。なんだかもう呆れ果てて失望した。ただ、続く8回裏そんなダウナームード最高潮な中での藪田の力強い三者凡退ナイスピッチングは感動的すらあり、救われた気がした。日本人ナメんなよ野球ナメんなよ、そんな気合いを感じた。なんとか2次リーグ突破してもう一度アメリカと対戦して勝ってほしい、じゃないとなんかスッキリしない。

実は9回表終了でタイムリミット、後ろ髪を引かれつつ父と一緒に家を出る。外は季節外れの雪、今日は母の手術の日。命に関わるとかそういう大きなものでは無いので心配無用だが、それでも手術は手術、心配は心配である。手術を目前に控えた母はいつものようによく喋っていたがやはりどこか不安げである。そんな母に息子として何か気の利いたことでも言いたいが何ひとつ思い浮かばない。相手が大切な人であればあるほど、かける言葉が出てこない。何とも情けないが、それはきっと他人事だと思えないからで、軽はずみなセリフなんて言えない。親戚は「頑張って!」と声援を送っていたが、一番頑張って欲しいのは医者である。待っている時間は随分長く感じられたが、2時間後に母は手術室から出てきた。手術は母が眠っている間に順調に進行し無事成功、すぐに母とも普通に会話出来た。とりあえずホッと一安心。次はリハビリ約6週間後に退院だそうだ、まだまだ先は長いれけど何とか乗り切って欲しい。一方、父は父で母が入院している間は寂しい独り暮らしなわけで、こちらも何とか乗り切って欲しい。それにしても、父も母ももう若くはないなぁと。それを思うといろんな意味で切なくなる。

病院を出た後、そのまま電車で神戸に戻ってきた。

BGM:荒木一郎 / 君に捧げるほろ苦いブルース
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by kesuike6 | 2006-03-14 11:36 | 日々想ふ
オレンジロード急行どこへゆく。
昨日録画しておいた映画『オレンジロード急行』を今朝起きてすぐに紅茶を飲みながら鑑賞。大森一樹監督のメジャーデビュー作、78年公開。自動車泥棒を繰り返し旅をする老カップルとトレーラーに乗ってパトカーに追いかけられながら非合法海賊ラジオ番組を発信する若者たちとの不可思議な交流を描いた青春ロードムーヴィー。タイトルからして既に最高だけど、いやぁこれがもう、どうしようもなく可笑しくてどうしようもなく切なくて。でも、痛々しくって・・・。このままじゃいけないと頭では理解していてもビシッと終止符を打つ勇気が無くて価値があるんだかどうだか分からないようなラジオ番組をただなんとなくズルズルと続ける若者たち、そんな意気地なしの情けない奴らにあまりにもリアルに共感してしまう自分・・・。果たして20年後にこの映画を再び観た時に、「嗚呼、そう言えば、俺にもこういう時期があったよなぁ」と懐かしく思えているのだろうか。それとも、某政太郎さんが歌っていたように“20年後もぼくはこのままなんとなく”なのだろうか。いずれにしても、とどのつまり自分次第ということ。この作品が公開された時、大森監督26歳、僕と同い年か・・・。

b0061611_22312461.jpgオレンジと聞いて僕が真っ先に思い出す曲はウォーターメロン砦の「キッチン・ミュージック」だ。この曲を聴くと、途端にいつか見た濃いオレンジ色の広大な夕空が目の前に広がる。そう言えば、一昨日からほとんど西村哲也さんの歌声しか聴いていない。『ヘンリーの憂鬱』と『ウォーターメロン砦』が交互にコンポのCDトレイに乗っかっている。それにしてもこの2枚のアルバム、なんたる傑作なのだろう。西村さんの音楽にはそれこそ『オレンジロード急行』のような素敵なロードムーヴィーで感じる埃っぽく香ばしい匂いがする。やっぱり僕はこの匂いが一番落ち着く。そしてさらに、西村さんの音楽を聴くとなんてことない日常がちょっとだけ色鮮やかになったり、ちょっとだけ熱を帯びたり、ちょっとだけ切なくなったりする。決してドラマチックにではなく、あくまでも“ちょっとだけ”なのだが、その“ちょっとだけ”変えられる感覚が実に心地好い。“ちょっとだけ”はいつ何時どんな心情でもフィットしてくれる、だからこそ時代を超えるのだと僕は思っている。20年後の自分の姿は全く想像できないけど、西村さんのレコードを聴いているということは想像できる。相当タフなロックンロール。

Shuggie Otis『Inspiration Information』の中古重量盤LPを購入。気だるいメロウファンキーなグルーヴがめちゃくちゃクール。さりげなくアヴァンギャルドなのもカッコイイ。

BGM:西村哲也 / 牛の群れになって走る

※顔面アップになった時の若かりし小倉一郎さんがジェームス・テイラーとそっくりだった。
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by kesuike6 | 2006-03-09 22:36 | 日々想ふ
今日の逸曲〈10〉
b0061611_0212378.jpg≪2月27日~3月5日≫
02/27 荒木一郎 / 昔のことなんか
02/28 Glenn Tilbrook / This Is Where You Ain’t
03/01 ラリーパパ&カーネギーママ / 冬の日の情景
             (『Good Times Roll Vol.1』より)
03/02 Neil Young / Cinnamon Girl
03/03 Marc Benno / Hey There Senorita
03/04 カーネーション / Walk On
03/05 西村哲也 / ジェルソミーナ

※全カーネーションファンの中で『GONG SHOW』を今一番聴いているのはたぶん僕だと思う。
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by kesuike6 | 2006-03-07 00:24
嫌犬諤諤
一週間くらい前から僕の生活にもついに“忙しい”という言葉が導入されまして、毎日のようにサラリーマン的生活をしております。

It’s been a hard day’s night
And I’ve been working like a dog

昨日、また吠えられた。近所の犬に。おい、俺が一体何をしたと言うんだ?まさか泥棒だと思ったんじゃないだろうな?確かに格好は薄汚いけど、むしろ世の為人の為に働いて疲れ果てて帰ってきた人間に向かって物凄い剣幕で吠えるとは一体何事だ。お前たちのせいで確実に3年は寿命が縮まった。どうしてくれるんだい一体。

以前も書いたことがあるが、僕は犬が大の苦手だ。小さい頃に噛まれたとかそういうトラウマになるような記憶は見当たらないのだが、何故だか生理的に犬が怖い。道端で犬に突然出くわすと足がすくんで身体が硬直する。犬という奴は勘が鋭く、その人間が愛犬家か嫌犬家を即座に嗅ぎわけ、愛犬家にはカワイイ顔をして擦り寄り、嫌犬家には目を引きつらせ吠えまくり追いかけてくる。まったく嫌な奴だ。僕が幼稚園児の頃、帰り道で巨大な野良犬に何度も追いかけられた。僕は号泣しながら全力疾走、一緒に仲良く歩いていた友達全員をごぼう抜き置いてきぼり、その瞬間はきっと幼稚園児最速のスピードだったに違いない。そんな僕も高校生になって、郵便局で年賀状の配達のバイトをした。困ったことはやはり犬だった。番犬に吠えられることは当たり前、おまけに郵便ポストの近くに犬がいる時なんてもう最悪。犬紐の長さを考慮し、犬が届かないだろうところでポジショニングし腕を精一杯伸ばして年賀状をポストに押し込む。もしそれが不可能な場合は、落ちている石を犬の後方に投げ、犬がその石に気をとられている間に素早く年賀状をポストに押し込む。この緊張感漂うせめぎ合い、試合後はヘトヘト。それにしても、世の愛犬家は嫌犬家のことをあまり考えてない人が多いのではないか?こんなにカワイイ犬を他の人が嫌いになるわけない、と思い込んでいるのではないか?「大丈夫だよ、うちの犬は噛まないから。」なんて言って無理矢理仲良くさせようとする人がいるが、噛む噛まないとかそういう問題ではなくて、嫌犬家は本能的に犬が無理だと思ってもらいたい。嫌犬家のことを思いやってからこその愛犬家じゃないのかい?

とは言うものの、僕も一度だけ犬を飼ったことがある。小学2年とかだったかな、確か父親の職場の同僚から譲り受けた小さな雑種犬。今流行っているような洒落た犬では全然無く、真っ黒だからクロと名付けた。もちろん最初は怖かったけど、噛まれたりしながら徐々に心が打ち解けていって随分と仲良くなった。一緒に野山を走り回ったりした。でも、夏のとある日、町内会の海水浴から家に帰ってきたら、クロが硬くなっていた。なんでや・・・。あれは泣いた、生涯最高に泣いた。クロを近くの山に埋めてお墓を作った。こんなに悲しい想いをするならもう犬は飼いたくないと思った。それ以来またも嫌犬家に逆戻り、無条件に犬に吠えられる日々がまた始まったのです。

BGM:カーネーション / Walk On
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by kesuike6 | 2006-03-04 11:58 | 日々想ふ