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ふりかえって2006
なんと2006年も今日で終わりですよ、なんだか早いですねぇ・・・などとしみじみしているうちに2007年になってしまうので、その前に恒例のやついってみましょうかね。

≪'06リリースの新譜BEST10≫
b0061611_3263968.jpg01.青山陽一 『DEADLINES』(写真)
02.レムスイム 『アンダースロウ・ブルース』
03.Sakana 『sunday clothes』
04.ヨシンバ 『4』
05.Lonesome Strings 『CANDELA』
06.Carnation 『Wild Fantasy』
07.Elvis Costello & Allen Toussaint 『The River In Reverse』
08.Chris Difford 『South East Side Story』
09.Tights 『GIRLIC REPLICA』
10.V.A. 『一九七二 春一番』

・・・ムーンライダーズも吾妻光良&ザ・スインギンバッパーズもボブ・ディランもニール・ヤングもロン・セクスミスもロス・ロボスも買いそびれているので、何とも説得力のないセレクションですが、それでも青山陽一『DEADLINES』の1位は揺るぎないと思いますぜ!とにかく僕のロック魂を熱く鋭く刺激してくれたレコードだった、バンドって最高ですね。僕らの周りで話題騒然、期待の新星レムスイム『アンダースロウ・ブルース』も実にユニークで素晴らしかった、私的ベストヒットソング'06は「OLマフィア」に決定!あと、新生ヨシンバの『4』が想像期待以上に力強くぶっとくて、なんかものすごく感動的だった。09と10については、金野さんに大感謝(涙)。

≪'06購入した旧譜BEST10≫
b0061611_32799.jpg01.福岡史朗 『Sandal Blues』
02.西村哲也 『ヘンリーの憂鬱』(写真)
03.東京ローカル・ホンク 『東京ローカル・ホンク』
04.久保田麻琴と夕焼け楽団 『Sunset Gang』
05.西岡恭蔵とカリブの嵐 『'77.9.9京都「磔磔」』
06.斉藤哲夫 『グッド・タイム・ミュージック』
07.Traffic 『John Barleycorn Must Die』
08.Bob Dylan & The Band 『The Basement Tapes』
09.NRBQ 『All Hopped Up』
10.Orleans 『Orleans』

・・・今年もたくさんの素敵なレコードに出会ったけど、なんだかんだで史朗さんと西村さんのレコードばかり聴いてた気がする。全く飽きる気配がない、怖いくらい。なので、きっと'07年も聴きまくるのでしょう。

≪'06ライヴ観戦記録≫
01/29 青山陽一、チョウ・ヒョンレ@タワーレコードNU茶屋町
04/13 青山陽一&The BM’s、MAMALAID RAG@心斎橋クラブクアトロ
05/01 若林マリ子、西村哲也、藤井貴子@はちはちInfinity Cafe
06/11 直枝政広、二階堂和美、チョウ・ヒョンレ@拾得
07/14 福岡史朗&小見山範久、レムスイム@martha
08/27 青山陽一、田中拡邦、キムスチョリ、チョウ・ヒョンレ@シャングリラ
09/07 POKE PIE HATS、M.O.N@アバンギルド
09/16 Carnation@タワーレコードNU茶屋町
09/17 Carnation@心斎橋クラブクアトロ
10/22 GREEN POKE PIE HATS@はちはちInfinity Cafe
12/08 CLOCKWORK POKE PIE HATS@拾得
12/25 青山陽一、田中拡邦、チョウ・ヒョンレ、杉野清隆@バナナホール
12/26 青山陽一、田中拡邦、キムスチョリ、原田茶飯事@バナナホール

・・・計13本かぁ、うーむ、全然行けてない。とりあえずSakanaとロンサム・ストリングスを観逃したのが痛かった。けど、数は少ないながらもそれぞれ強く思い出に残る良いライヴばかりで、ベストライヴなんて決められないなぁ。ただ、よく見てみると、青山陽一で始まり青山陽一で終わっているし、僕が今年最も多く観たアーティストも青山陽一(5回)、BM’sのライヴはそりゃあもう強烈だったわけで、やっぱり'06年は青山陽一の年だったのかなぁと。そして、今年はライヴ会場でいろんな嬉しい出会いがありました、そういう意味でも記憶に残る年になりそうです。

ということで、当ブログをいつも見て下さっている皆さま、たまに見て下さっている皆さま、たった今初めて見て下さった皆さま、ありがとうございました。亀のような更新率かもしれませんが、そこに音楽がある限りのんびり書き続けますので、来年もヨロシクお願いします。では、良いお年を!
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by kesuike6 | 2006-12-31 03:31 | 気まぐれチャート
青山陽一×田中拡邦 Acoustic Live at Osaka
b0061611_924435.jpg2006/12/25(Mon)&12/26(Tue)@大阪・バナナホール
START 19:00
12/25 Guest:チョウ・ヒョンレ / 杉野清隆
12/26 Guest:キムスチョリ / 原田茶飯事(クリームチーズオブサン)

ということで、今日明日と粋な男たちのええ歌を浴びてきます。
僕にとっちゃ年忘れライヴ、気持ち良く酔っ払っいたいと思います。

あ、メリークリスマス!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

12月25日
1.青山陽一(A.G)&田中拡邦(A.G)
「Bluebird(Paul McCartney&Wings)」
2.杉野清隆(A.G)
最後の曲(「男の子女の子」だったかな?)で青山さん参加
3.チョウ・ヒョンレ(E.G)
「ベイビー」「一人でできるかな?」「夜よ、明けないで」「枯葉のブルース」「天才の苦悩」「機関車(小坂忠)」with 青山陽一
4.青山陽一
「ジャガーの爪」「Thunderbolt」「休符を数えて生きるのは」「Los Angeles」with 林敏明(dr)「吉祥寺デイズ」「White Christmas~地底へGO」
5.田中拡邦
6.青山陽一&田中拡邦
「指切り(大瀧詠一)」「It Wouldn't Have Made Any Difference(Todd Rundgren)」「キキミミタテル」「街灯」「Blues Power(Eric Clapton)」
En.青山陽一&田中拡邦(Bass)&杉野清隆&チョウ・ヒョンレ&林敏明
「Turn! Turn! Turn!(The Byrds)」「自転車にのって(高田渡)」

※最近ウイングスをよく聴いているので、初っ端からハッピー。杉野さんは70年代のフォークシンガーみたいだった。「機関車」はチョウさんの歌かと思うくらいハマってた、大感動。青山さんの弾き語りはギター1本のはずなのにバンドみたいな圧倒的なグルーヴ、凄すぎる。「吉祥寺デイズ」のロックンロールバージョンが果てしなくカッコよかった。田中さんは中学生や高校生の頃に作った歌を歌っていたがもうすでに田中ワールド、やっぱり只者じゃない。トッド・ラングレンやってくれるとは思わなかった、嬉しい驚き。最後の「自転車にのって」はお洒落なボサノバ風アレンジだった。休憩含め約3時間、もうお腹一杯。でも、明日おかわり。

12月26日
1.青山陽一(A.G)&田中拡邦(A.G)
「It Wouldn't Have Any Difference(Todd Rundgren)」
2.原田茶飯事(A.G)
オリジナル他「夏なんです(はっぴいえんど)」「過ぎ去りし日々(シュガーベイブ)」withキムスチョリ(Key)
3.キムスチョリ(Key&A.G)
4.田中拡邦
5.青山陽一
「五つ目のシーズン」「Blow Wind Blow」「SEED SONG」「Free Bird」with林敏明(dr)「Quick Talk」「Ultra Sonic Bicycle」
6.青山陽一&田中拡邦
「Soul Shadows(The Crusaders)」「Are Domo」「While My Guitar Gently Weeps(The Beatles)」「朝焼け」「Lay Down Sally(Eric Clapton)」
7.青山陽一&田中拡邦(Bass)&原田茶飯事&キムスチョリ(Key)&林敏明
「恋は桃色(細野晴臣)」「自転車にのって(高田渡)」

※1曲目のトッドは昨日のリベンジか!?原田さん軽妙なトークとお洒落なボッサで楽しかった。スチョリさんは相変わらず羨ましいくらい女泣かせのいい声、トロットロのメロウワールド。田中さんは完璧主義者らしく昨日と全く同じ曲を演奏していた。一方、青山さんは昨日とは全く違う選曲で勝負、ロックな男気を発揮。「SEED SONG」レアな曲が聴けて歓喜。ジェームス・ブラウンに捧げますと「Ultra Sonic Bicycle」、お約束のお客さん手拍子に乗って青山さん「もうかりまっか~」。青山&田中セッションコーナーも昨日とガラッと曲を入れ替え。クルセイダーズすごくカッコ良かった、そしてビートルズ、ギターは泣いていたねぇ。ラストの全員セッションはまるで春一番コンサートのようだった。いやぁ2日観に行った甲斐がありすぎた、めっちゃくちゃ楽しいライヴでした。これで気持ち良く年が越せそうです。
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by kesuike6 | 2006-12-25 09:25
CLOCKWORK PORK PIE HATS@拾得
b0061611_12254558.jpgCLOCKWORK PORK PIE HATS
(西村哲也 Gt/中島かつき Ba/五十川清 Dr/大前チズル Key)
ゲスト:ワンダー
2006/12/08(Fri)@京都・拾得
START 19:00

おはようございます。昨日は何とか無事に帰宅できました。なんだぁ、電車ってけっこう遅くまで走ってるんですね、お疲れ様です。しかも、乗客が異様に多い、みんなこんな時間まで何してるんでしょうか?て、僕はライヴに行ってたのだ。西村哲也バンドCLOCKWORK PORK PIE HATS初のワンマンライヴ@拾得。

「GOOD BYE」に始まり「幸せな人生」で終わる、そりゃあもう筆舌に尽くせないほど感動的なロックンロールショーだった。僕もそれなりにいろんなバンドの凄いライヴを観てきたつもりだけど、間違いなく今までで一番僕のロック魂が奮えた。メロウな「スノーバード」の静かな余韻から突如として爆音ブルーズロック「何でもいい」の豪快なイントロが鳴り響いた瞬間、五十川さんの鬼のドラムソロ、「HEY HEY」で完全にイっちゃった西村さんのエレキギター歯弾き足弾き放り投げ、僕はもう終始鳥肌が立ちっぱなしだった。天国のジョンよ、喜べ、ロックンロールはまだ死んでねえぞ!暴れる西村さんをニコニコ見守りながらも、その熱にしっかり呼応するバンドメンバー(西村さんはギターソロ中にノッてくると度々腕を振り上げるのだが、それがソロ終了の合図なのか分からず混乱してズレる場面もいくつかあったけど(笑)、それもライヴの醍醐味)。その様子を見た僕は、西村さん本当に良いメンバーに巡り合えて良かったねぇ、と親戚のおっちゃんのごとく勝手にしみじみ目頭が熱くなっていた。そのメンバーとの出会いについて西村さんは「偶然」とおっしゃってましたが、オーラの泉的に言えば、それは「必然」なんです。だって、こんなに素晴らしい歌心のある音楽を真摯に創り続け歌い続けてるのだから、ロックの神は見放すわけないですよ。必然なんです。そんなバンドの一体感抜群な轟音エレクトリックセットだけでなく、しっとりと聴かせる弾き語り(改めて曲の良さに感動)やワンダーさんとのグッドタイミーなセッション(「Across The Universe」演ってくれて、ありがとう!)も交えつつ、最後まで全く飽きさせない緩急自在な構成はバッチリ僕好みだった。そして、拾得の音と雰囲気はやっぱり最高!

けれど、とにかく残念だったのは(ていうか、勿体ないと言うか、悔しいと言うか)、お客さんの入りが寂しかったこと。ほとんど貸しきり状態(そんな状況でも全力で演奏してくれたメンバーに感謝!)だったので、考えようによっては贅沢と言えばそうなんだけど、やっぱり良い音楽は良いライヴは出来るだけ多くの方に体験してもらいたいのです。それでライヴ終了後、「キリンジよりこっちの方が良かったんちゃうかなぁ。そりゃあもちろんジャンルは違うし比べようはないけど」めんちかつさんと「これはもう間違いなく京都一のバンドやね」popholicさんとで作戦会議、この素晴らしきロックバンド“PORK PIE HATS”を世に知らしめる為に俺たちゃ一体どうすりゃいいのか?なんだ単なるファンのくせに厚かましい、と文句の一つでも言われそうですが、だってさぁやっぱりPORK PIE HATSのライヴいっぱい観たいんだもの!ファンにとっても切実な問題なのです。で、そうやって三人でああだこうだ話し合っていると、いつの間にか打ち上げにも混じっていて、ライヴの感想や僕らなりのアイデアを西村さんに言ってみると、「なんか元気出てきたよ」とおっしゃってくれました。それに「3ヶ月に1回くらいはバンドでライヴやりたい」ともおっしゃっていたので、回数を重ねるごとにファンの数が増えるように、僕も微力ながら力になれればと思います。

PORK PIE HATS、ホンマにええバンドやで!観なきゃ損やで!

≪演奏された曲目(順番忘れた)≫
GOOD BYE:ウォーターメロン砦:ストロベリー・ブルーズ:キッチン・ミュージック:スノーバード:何でもいい:夕方の歌(弾き語り):キャンディ(弾き語り):グレートフルハウスリミテッド(弾き語り):ニューオリンズ(ワンダー):ミルクセーキ(ワンダー):Across The Universe(The Beatles):砂のコリン:ひまわり:エレクトリック・ラバー:HEY HEY(赤い汽車に乗って)
悲しみのキトゥン:幸せな人生
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by kesuike6 | 2006-12-09 12:28 | LIVE
CLOCKWORK PORK PIE HATS@拾得
b0061611_914744.jpgCLOCKWORK PORK PIE HATS
(西村哲也 Gt/中島かつき Ba/五十川清 Dr/大前チズル Key)
ゲスト:ワンダー
2006/12/08(Fri)@京都・拾得
START 19:00

に行ってきます!
隣の大阪NHKホールではキリンジですが、
こっちは少数精鋭で盛り上がって参ります。
なんたって西村さんエレキギター弾きまくり!
さぞかしロックンロールな夜になることでしょう。
そう言えば、今日はジョン・レノンの命日だったなぁ。
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by kesuike6 | 2006-12-08 09:10 | LIVE
西岡恭蔵とカリブの嵐 『'77.9.9 京都「磔磔」』('77)
ここ最近めっきり寒くなってきました、ついに冬到来ですね。なので休日のたびに我が家の夕食は鍋、と言ってもそんな豪勢なものではなく、白菜に豆腐に油揚げにウインナーに発泡酒という何とも貧相な500円鍋なのですが、それでも十分最高に幸せな気分になれるのだから冬に鍋って偉大だなと思う今日この頃、いや、単に僕が安上がりなだけか・・・。ともかく、寒風に吹かれ身体は冷え切り鼻水が止まらなくても、せめて心だけはほんわか温かくしておきたいものです。

b0061611_162513.jpgそれにはこんな素敵なライヴアルバムなんてどうでしょう。西岡恭蔵とカリブの嵐『'77.9.9 京都「磔磔」』、確実に心の芯までポカポカにしてくれます。つい先日、久しぶりに覘いた元町の老舗レコード屋さんにこのLPが壁面に飾られていて、それを見た瞬間「これや!」神のお告げ、吸い寄せられるようにレジに持って行きました。足早に帰宅後、早速レコードに針を落とせば、そこからは実に心地好く味わい深い歌と演奏と空気が・・・すっかり心奪われました。そして、何度も何度も繰り返し聴きながら調べてみると、どうやら未発表テイクやMC含めライヴを完全収録した2枚組CDが出ているらしいことを知り、その日のうちに注文したのでした。

そのタイトルの通り、1977年9月9日に京都の酒蔵を改造した名ライヴハウス磔磔で行われた西岡恭蔵とカリブの嵐のライヴ。全24曲弾き語りとバンド演奏とを織り交ぜたニ部構成になっていて、第一部は「サーカスにはピエロが」や「プカプカ」と言ったお馴染みのナンバーを第二部は当時の最新作『南米旅行』からの曲を中心に選曲されています。言うまでもなく、とにかくどの歌も名曲ばかり。やわらかで明るくてでもどこか切ないメロディーは、恭蔵さんの穏やかな小林旭といった風情の大らかでいなせで優しい歌声と折り重なって、僕の心にじんわり響き、気が付けば幸せ気分に浸りながらホロリと泣いています。そしてまた、そんな恭蔵さんのええ歌をさらにふくよかにする歌心溢れるカリブの嵐の演奏がホントに本当に素晴らしくて(涙)。そのカリブの嵐とは、林敏明(Drums&Conga:ハックル・バック、小坂忠とウルトラetc)、山本正明(Bass:小坂忠とウルトラetc)、難波正司(Piano&Organ:アイドル・ワイルド・サウスetc)、国府輝幸(Piano:ソー・バッド・レビューetc)、洪栄龍(Electric Guitar:DEW、乱魔堂etc)という70年代に想いを寄せる僕にとってはもう夢のようなバンド、どうやらこの日の為だけに結集したバンドのようですが、皆の息はピッタリ押し引き具合も絶妙でゆったりと気持ちのいいグルーヴを聞かせてくれます。

ハイライトは、LPではB面ラストの「Gypsy Song」。「・・・できれば、あのジプシー達のように、全く何も身にまとわずに、ブラブラブラブラと、世界各国歌を書きながら旅出来たら、もう私の一生はそれでいいような気がするんですけど・・・」という泣かせるMCに続き始まる、感動的な名曲、感動的な演奏です。洪さんのカーティス・メイフィールドばりのトロけるワウワウギター、林さんの激しく胸を撃つ力強いドラム、恭蔵さんの精一杯声を振り絞る熱き歌唱に僕は大粒の涙。大袈裟でも何でもなく、僕の人生の大切な歌のひとつになりました。

ライヴはそのミュージシャンの裸の音楽性と同時にその奥に潜む人間性にリアルにダイレクトに触れる機会であると思うのですが、僕の場合、とりわけその人間性というのがより重要らしく、つまり、そのライヴが肌に合うか合わないかの最終的な決め手は人間性なのかもしれないなどとライヴを観るたびに強く感じます。そういう意味でも、このライヴ盤はグッときて仕方がないのです。恭蔵さんとカリブの嵐の面々はもちろんお客さん含め磔磔にいる全ての人が愛おしい、そんな気さえします。ホンマにええライヴです。

今日も鍋だな。
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by kesuike6 | 2006-12-02 16:05 | ALBUM(SINGLE)