2007年も日々レコード
b0061611_1802488.jpgなんだか一昔前のセリフですが・・・
皆様、明けましておめでとうございます!
本年もヨロシクお願いいたします!

それにしてもご無沙汰しております、お元気ですか?僕はなんとか元気です。というか、有言実行!?ブログ更新率はホンマに亀のよう(それでもいつもチェックしてくれてる方、ありがとうございます・涙)で精力減退気味ですが、実は僕の音楽に対する欲求、音楽欲は益々お盛んでございまして、なんやかんやいろいろ観聴きして随分と楽しんでおります。ということで今回は、そんな相変わらずの日々レコードライフ'07をドバーッと報告したいと思います。

Susan Tedeschi 『Live From Austin TX』(DVD)
・・・2007年初DVD。これは思い切り青山陽一氏の影響、ちゅうか今頃?って感じですが、いなせなブルーズ姐さんスーザン・テデスキの2003年のライヴ映像。サインだらけの可愛らしい水色のテレキャスターで決して弾きまくるわけではないけど、美味しいツボを的確に押してくるギタープレイがまぁ素敵。そして、素晴らしく超ソウルフルで力強いボーカルとは裏腹な妙にキュートな喋り声にヤられた。ハモンドオルガンのウィリアム・グリーンのダンサブルな演奏も必見。

Doug Sahm And Band 『Doug Sahm And Band』(CD)
・・・2007年初CD。いなせなテキサスロックンロールカウボーイ、ダグ・サームとその仲間たち(ボブ・ディランやらドクター・ジョンやら)によるワイワイガヤガヤ超ゴキゲンなレコード('72)、すっげー楽しい。めんたんぴんが日本語カヴァー(訳詞は拾得テリーさん)してる「Dealer's Blues」収録、めちゃイカす。私的に2007年はより一層バック・トゥー・ルーツ、とりわけカントリーがキそうな予感、つまり、ますます世間と離れていきそうな悪寒・・・。

Sir Douglas Quintet 『Live From Austin TX』(DVD)
・・・という流れで、いなせなテキサスロックンロールバンド、サー・ダグラス・クインテットの1980年のライヴ映像。最高にルーズで粋なダサかっちょいい砂埃ロックンロール、ダグ・サーム兄貴はやっぱりイカしてるし、オーギー・メイヤーズのオルガンの音色がまた黄昏まくっていて素敵すぎる。そして、客席最前列で5歳くらいのちいちゃな女の子がバンドのノリノリの演奏に合わせてピョンピョコ跳ねてるのが、なんとも微笑ましい。ゴキゲンなロックンロールにオトナもコドモも関係ないんだぜ。

NRBQ & The Whole Wheat Horns 『Derbytown Live 1982』(DVD)
・・・ゴキゲンなロックンロールと言えば、やっぱりどうしてもNRBQ。これはそのタイトルの通り、1982年のホーンセクションを従えたライヴ映像。'82年と言えば、以前チラッと紹介したジョン・セバスチャンをゲストに迎えた超ミラクルなライヴ盤『Live At Wax Museum』と同じ年、ちゅうことは最高潮にノリにノッてる時期のQのライヴ映像なわけで、当然サイコー!と叫ばずにはいられない。オリジナルもカヴァーもジャンルも関係ナッシング、突然狂暴になったり突然ハートウォーミングになったり、そりゃあもうハチャメチャで楽しすぎて身体がムズムズじっとしてられなくなる。Qのメンバーみんな演奏個性的でスゴイけど、トム・アルドリーノのドラムありゃあ尋常じゃないぞ、驚愕。

NRBQ 『Tiddly Winks』(紙ジャケCD)
・・・その勢いで翌日購入(紙ジャケシリーズ全部揃えなければ)、'80年通算8枚目のオリジナルアルバム。Q最高傑作の呼び声高い作品ということで、さすがに曲は粒揃い、頭にドがつくポップなレコード。特にアル・アンダーソンがチャーミングに冴えまくっていて、名曲名唱名ギター演奏連発すんばらしい。音楽は廻るよ廻る。

Kenny Rankin 『The Kenny Rankin Album』(米オリジナルLP)
・・・2007年の初レコード。チョウさんのライヴ前に時間が少しあったので、会場近くの直枝さん行きつけのハンキーパンキーで購入。この流れでなぜにケニー・ランキン?あまりにゴキゲンなのが続いたのでちょいとクールダウンしたいと思ったのか?それとも外があまりに寒かったからなのか?自分でもよく分からないけど、久しぶりに訪れたハンキーパンキーで何か一枚ということで、妙に目に留まったのがどこでも見かけるケニー・ランキン・アルバム。本当に欲しいのは『Silver Morning』だったりするけど(笑)、これからじっくり聴き込もう。

チョウ・ヒョンレ&ガジェット 『シンガーソングナイターVol.5』(LIVE)
・・・2007年の初ライヴ観戦は、1月12日、チョウさん企画のイベント「シンガーソングナイターVol.5」@大阪心斎橋カフェ・コロンビア。いやぁ、すごく愉快だった。なんといっても、ゲストのガジェットにもってかれた。ガジェットはハーモニカ、ギター、ウォッシュボード、ウッドベースという4人組ジャグバンド、超ノスタルジックでありながら超ゴキゲンな演奏と酔いどれMCがすこぶる可笑しかった。そのインパクトがあまりに強力だったので、次のチョウさんのソロコーナーが若干もの寂しく映ってしまったり(ペースも狂わされ気味!?)・・・ただ、ラストのチョウさんとガジェットとのセッションコーナーがもう凄まじかった!な、な、なんと!当初「狼の好物は迷える子羊」1曲の予定だったのが、客席ととりわけガジェットのメンバーが盛り上がっちゃって、タジ・マハールとオールマンズのブルースナンバーを即興で演奏するという、まさに文字通りのセッションが目の前で繰り広げられたのだ。しかも、それがもうとんでもなく泥臭くて痺れるほどカッコ良くて、今って確か2007年だよな?ここは本当にニッポンなのか!?本気で疑うほどだった。大感動、大興奮!勢いでこのメンツで録音しちまいましょう。ホンマええもん観させてもらいました、こりゃあ春から縁起がいいですわ。

ついでに。ライヴ告知の時にチョウさん、会場の名前を忘れてしまっていたようだったので、「エル・ラティーノ!」と叫んだのは僕でした。西村哲也応援団員としては、ここはやっぱりちゃんと言っておかないと(笑)。ということで、2月11日(日)は京都のメキシコ料理店エル・ラティーノで、西村哲也&チョウ・ヒョンレのライヴがありますので、粋で素敵な歌が聴きたい方は是非行っときましょう!

加藤千晶 『おせっかいカレンダー』(CD)
・・・来たる3月の加藤千晶さん関西ライヴに備えて、ようやっと買いました(遅すぎるとpopholicさんに怒られる!?)。そして、びっくらこいてしまいました、こりゃもんのすごい名盤ですね。あっという間に僕もメロメロです。オモチャ箱をひっくり返したような、とは、この作品の為にあるような言葉じゃないでしょうか?コロコロよく転がるメロディーとピアノ、ユーモラスでキュートでちょいと切ないポップセンス、胸キュンものです。ほんわか芳しい古き良きボードヴィルな匂い、僕はニルソン『ハリー・ニルソンの肖像』を思い出したりしました。時にヤンチャに鳴るクラヴィネットはNRBQのテリー・アダムスのようでもあります(Qのメンバーが千晶さんの熱烈なファンというのもよぉく分かります)。天然ぽいようで実はよく練り込まれた絶妙なアレンジ、それぞれの楽器の音色も温もりのあるとても美味しい音で、本当に素敵なレコードです。やっぱり、2005年の私的ベストアルバムはもう一度考え直さないといけないようです、ものすごく良い作品がわんさか出てました。

Paul Williams 『Here Comes Inspiration』(英オリジナルLP)
・・・昨年末のポーク・パイ・ハッツ拾得ライヴの時に、ゲストのワンダーさんが「西村さんの楽曲を聴いていると、ポール・ウィリアムスを思い出すんですよね。」と仰って以来ずっと僕の頭の片隅にはポール・ウィリアムスがいる。それで、2007年初めて訪れたいつもの元町ハックルベリーでこのLPを見つけ即購入。'74年作、通算4枚目のオリジナルアルバム。ジャケットはちょっと怖いけど、中身はとても穏やかで美しくてロマンチックなポップス集(カーペンターズで有名な「Rainy Days And Mondays」のセルフカヴァー収録)。オーケストラをふんだんに取り入れているけど決してドラマチックすぎずささやかに、ポールの歌を存分に生かしたアレンジが心地好い。ポールの歌声は鼻にかかって風変わりでアクが強く、好き嫌いが結構分かれそうだけど、僕は大好き。人間の物悲しさや可笑しみがない交ぜになったような歌声とでも言うのかな、僕にはすごくリアルに胸に響いてくる。そういう点でも、西村さんと通じるところがあるような気がするなぁ。

Early Times Strings Band 『Live At Kobe 1973』(CD)
・・・昨日なんか面白いCDないかなぁ~とNU茶屋町タワレコをブラブラしていると目に入ってきた渋すぎるジャケット、これや!アーリー・タイムス・ストリングス・バンドとは、渡辺勝、村上律、松田幸一、今井忍、竹田裕美子、高橋至による6人組カントリーロックバンド、73年にたった1枚シングル残しただけで解散、97年の再結成以来ぼちぼち活動してるそうな。これはつまり若かりしアーリーの発掘ライヴ音源、神戸と言っても会場は芦屋ルナホール。客席からコソッと隠し録りしたような音質だけど、当時の雰囲気やサウンドが生々しく伝わってくる。なんとものほほんとユルユルとした演奏がクセになりそう。喫茶ロックで一際良い曲だと印象に残っていた「僕の家」はライヴでもやっぱり良い曲だった。ボーナストラックには、「煙草路地」が。

とまぁ、こんな感じで年始早々金欠です(笑)。
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# by kesuike6 | 2007-01-19 18:17 | 日々レコード
ふりかえって2006
なんと2006年も今日で終わりですよ、なんだか早いですねぇ・・・などとしみじみしているうちに2007年になってしまうので、その前に恒例のやついってみましょうかね。

≪'06リリースの新譜BEST10≫
b0061611_3263968.jpg01.青山陽一 『DEADLINES』(写真)
02.レムスイム 『アンダースロウ・ブルース』
03.Sakana 『sunday clothes』
04.ヨシンバ 『4』
05.Lonesome Strings 『CANDELA』
06.Carnation 『Wild Fantasy』
07.Elvis Costello & Allen Toussaint 『The River In Reverse』
08.Chris Difford 『South East Side Story』
09.Tights 『GIRLIC REPLICA』
10.V.A. 『一九七二 春一番』

・・・ムーンライダーズも吾妻光良&ザ・スインギンバッパーズもボブ・ディランもニール・ヤングもロン・セクスミスもロス・ロボスも買いそびれているので、何とも説得力のないセレクションですが、それでも青山陽一『DEADLINES』の1位は揺るぎないと思いますぜ!とにかく僕のロック魂を熱く鋭く刺激してくれたレコードだった、バンドって最高ですね。僕らの周りで話題騒然、期待の新星レムスイム『アンダースロウ・ブルース』も実にユニークで素晴らしかった、私的ベストヒットソング'06は「OLマフィア」に決定!あと、新生ヨシンバの『4』が想像期待以上に力強くぶっとくて、なんかものすごく感動的だった。09と10については、金野さんに大感謝(涙)。

≪'06購入した旧譜BEST10≫
b0061611_32799.jpg01.福岡史朗 『Sandal Blues』
02.西村哲也 『ヘンリーの憂鬱』(写真)
03.東京ローカル・ホンク 『東京ローカル・ホンク』
04.久保田麻琴と夕焼け楽団 『Sunset Gang』
05.西岡恭蔵とカリブの嵐 『'77.9.9京都「磔磔」』
06.斉藤哲夫 『グッド・タイム・ミュージック』
07.Traffic 『John Barleycorn Must Die』
08.Bob Dylan & The Band 『The Basement Tapes』
09.NRBQ 『All Hopped Up』
10.Orleans 『Orleans』

・・・今年もたくさんの素敵なレコードに出会ったけど、なんだかんだで史朗さんと西村さんのレコードばかり聴いてた気がする。全く飽きる気配がない、怖いくらい。なので、きっと'07年も聴きまくるのでしょう。

≪'06ライヴ観戦記録≫
01/29 青山陽一、チョウ・ヒョンレ@タワーレコードNU茶屋町
04/13 青山陽一&The BM’s、MAMALAID RAG@心斎橋クラブクアトロ
05/01 若林マリ子、西村哲也、藤井貴子@はちはちInfinity Cafe
06/11 直枝政広、二階堂和美、チョウ・ヒョンレ@拾得
07/14 福岡史朗&小見山範久、レムスイム@martha
08/27 青山陽一、田中拡邦、キムスチョリ、チョウ・ヒョンレ@シャングリラ
09/07 POKE PIE HATS、M.O.N@アバンギルド
09/16 Carnation@タワーレコードNU茶屋町
09/17 Carnation@心斎橋クラブクアトロ
10/22 GREEN POKE PIE HATS@はちはちInfinity Cafe
12/08 CLOCKWORK POKE PIE HATS@拾得
12/25 青山陽一、田中拡邦、チョウ・ヒョンレ、杉野清隆@バナナホール
12/26 青山陽一、田中拡邦、キムスチョリ、原田茶飯事@バナナホール

・・・計13本かぁ、うーむ、全然行けてない。とりあえずSakanaとロンサム・ストリングスを観逃したのが痛かった。けど、数は少ないながらもそれぞれ強く思い出に残る良いライヴばかりで、ベストライヴなんて決められないなぁ。ただ、よく見てみると、青山陽一で始まり青山陽一で終わっているし、僕が今年最も多く観たアーティストも青山陽一(5回)、BM’sのライヴはそりゃあもう強烈だったわけで、やっぱり'06年は青山陽一の年だったのかなぁと。そして、今年はライヴ会場でいろんな嬉しい出会いがありました、そういう意味でも記憶に残る年になりそうです。

ということで、当ブログをいつも見て下さっている皆さま、たまに見て下さっている皆さま、たった今初めて見て下さった皆さま、ありがとうございました。亀のような更新率かもしれませんが、そこに音楽がある限りのんびり書き続けますので、来年もヨロシクお願いします。では、良いお年を!
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# by kesuike6 | 2006-12-31 03:31 | 気まぐれチャート
青山陽一×田中拡邦 Acoustic Live at Osaka
b0061611_924435.jpg2006/12/25(Mon)&12/26(Tue)@大阪・バナナホール
START 19:00
12/25 Guest:チョウ・ヒョンレ / 杉野清隆
12/26 Guest:キムスチョリ / 原田茶飯事(クリームチーズオブサン)

ということで、今日明日と粋な男たちのええ歌を浴びてきます。
僕にとっちゃ年忘れライヴ、気持ち良く酔っ払っいたいと思います。

あ、メリークリスマス!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

12月25日
1.青山陽一(A.G)&田中拡邦(A.G)
「Bluebird(Paul McCartney&Wings)」
2.杉野清隆(A.G)
最後の曲(「男の子女の子」だったかな?)で青山さん参加
3.チョウ・ヒョンレ(E.G)
「ベイビー」「一人でできるかな?」「夜よ、明けないで」「枯葉のブルース」「天才の苦悩」「機関車(小坂忠)」with 青山陽一
4.青山陽一
「ジャガーの爪」「Thunderbolt」「休符を数えて生きるのは」「Los Angeles」with 林敏明(dr)「吉祥寺デイズ」「White Christmas~地底へGO」
5.田中拡邦
6.青山陽一&田中拡邦
「指切り(大瀧詠一)」「It Wouldn't Have Made Any Difference(Todd Rundgren)」「キキミミタテル」「街灯」「Blues Power(Eric Clapton)」
En.青山陽一&田中拡邦(Bass)&杉野清隆&チョウ・ヒョンレ&林敏明
「Turn! Turn! Turn!(The Byrds)」「自転車にのって(高田渡)」

※最近ウイングスをよく聴いているので、初っ端からハッピー。杉野さんは70年代のフォークシンガーみたいだった。「機関車」はチョウさんの歌かと思うくらいハマってた、大感動。青山さんの弾き語りはギター1本のはずなのにバンドみたいな圧倒的なグルーヴ、凄すぎる。「吉祥寺デイズ」のロックンロールバージョンが果てしなくカッコよかった。田中さんは中学生や高校生の頃に作った歌を歌っていたがもうすでに田中ワールド、やっぱり只者じゃない。トッド・ラングレンやってくれるとは思わなかった、嬉しい驚き。最後の「自転車にのって」はお洒落なボサノバ風アレンジだった。休憩含め約3時間、もうお腹一杯。でも、明日おかわり。

12月26日
1.青山陽一(A.G)&田中拡邦(A.G)
「It Wouldn't Have Any Difference(Todd Rundgren)」
2.原田茶飯事(A.G)
オリジナル他「夏なんです(はっぴいえんど)」「過ぎ去りし日々(シュガーベイブ)」withキムスチョリ(Key)
3.キムスチョリ(Key&A.G)
4.田中拡邦
5.青山陽一
「五つ目のシーズン」「Blow Wind Blow」「SEED SONG」「Free Bird」with林敏明(dr)「Quick Talk」「Ultra Sonic Bicycle」
6.青山陽一&田中拡邦
「Soul Shadows(The Crusaders)」「Are Domo」「While My Guitar Gently Weeps(The Beatles)」「朝焼け」「Lay Down Sally(Eric Clapton)」
7.青山陽一&田中拡邦(Bass)&原田茶飯事&キムスチョリ(Key)&林敏明
「恋は桃色(細野晴臣)」「自転車にのって(高田渡)」

※1曲目のトッドは昨日のリベンジか!?原田さん軽妙なトークとお洒落なボッサで楽しかった。スチョリさんは相変わらず羨ましいくらい女泣かせのいい声、トロットロのメロウワールド。田中さんは完璧主義者らしく昨日と全く同じ曲を演奏していた。一方、青山さんは昨日とは全く違う選曲で勝負、ロックな男気を発揮。「SEED SONG」レアな曲が聴けて歓喜。ジェームス・ブラウンに捧げますと「Ultra Sonic Bicycle」、お約束のお客さん手拍子に乗って青山さん「もうかりまっか~」。青山&田中セッションコーナーも昨日とガラッと曲を入れ替え。クルセイダーズすごくカッコ良かった、そしてビートルズ、ギターは泣いていたねぇ。ラストの全員セッションはまるで春一番コンサートのようだった。いやぁ2日観に行った甲斐がありすぎた、めっちゃくちゃ楽しいライヴでした。これで気持ち良く年が越せそうです。
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# by kesuike6 | 2006-12-25 09:25
CLOCKWORK PORK PIE HATS@拾得
b0061611_12254558.jpgCLOCKWORK PORK PIE HATS
(西村哲也 Gt/中島かつき Ba/五十川清 Dr/大前チズル Key)
ゲスト:ワンダー
2006/12/08(Fri)@京都・拾得
START 19:00

おはようございます。昨日は何とか無事に帰宅できました。なんだぁ、電車ってけっこう遅くまで走ってるんですね、お疲れ様です。しかも、乗客が異様に多い、みんなこんな時間まで何してるんでしょうか?て、僕はライヴに行ってたのだ。西村哲也バンドCLOCKWORK PORK PIE HATS初のワンマンライヴ@拾得。

「GOOD BYE」に始まり「幸せな人生」で終わる、そりゃあもう筆舌に尽くせないほど感動的なロックンロールショーだった。僕もそれなりにいろんなバンドの凄いライヴを観てきたつもりだけど、間違いなく今までで一番僕のロック魂が奮えた。メロウな「スノーバード」の静かな余韻から突如として爆音ブルーズロック「何でもいい」の豪快なイントロが鳴り響いた瞬間、五十川さんの鬼のドラムソロ、「HEY HEY」で完全にイっちゃった西村さんのエレキギター歯弾き足弾き放り投げ、僕はもう終始鳥肌が立ちっぱなしだった。天国のジョンよ、喜べ、ロックンロールはまだ死んでねえぞ!暴れる西村さんをニコニコ見守りながらも、その熱にしっかり呼応するバンドメンバー(西村さんはギターソロ中にノッてくると度々腕を振り上げるのだが、それがソロ終了の合図なのか分からず混乱してズレる場面もいくつかあったけど(笑)、それもライヴの醍醐味)。その様子を見た僕は、西村さん本当に良いメンバーに巡り合えて良かったねぇ、と親戚のおっちゃんのごとく勝手にしみじみ目頭が熱くなっていた。そのメンバーとの出会いについて西村さんは「偶然」とおっしゃってましたが、オーラの泉的に言えば、それは「必然」なんです。だって、こんなに素晴らしい歌心のある音楽を真摯に創り続け歌い続けてるのだから、ロックの神は見放すわけないですよ。必然なんです。そんなバンドの一体感抜群な轟音エレクトリックセットだけでなく、しっとりと聴かせる弾き語り(改めて曲の良さに感動)やワンダーさんとのグッドタイミーなセッション(「Across The Universe」演ってくれて、ありがとう!)も交えつつ、最後まで全く飽きさせない緩急自在な構成はバッチリ僕好みだった。そして、拾得の音と雰囲気はやっぱり最高!

けれど、とにかく残念だったのは(ていうか、勿体ないと言うか、悔しいと言うか)、お客さんの入りが寂しかったこと。ほとんど貸しきり状態(そんな状況でも全力で演奏してくれたメンバーに感謝!)だったので、考えようによっては贅沢と言えばそうなんだけど、やっぱり良い音楽は良いライヴは出来るだけ多くの方に体験してもらいたいのです。それでライヴ終了後、「キリンジよりこっちの方が良かったんちゃうかなぁ。そりゃあもちろんジャンルは違うし比べようはないけど」めんちかつさんと「これはもう間違いなく京都一のバンドやね」popholicさんとで作戦会議、この素晴らしきロックバンド“PORK PIE HATS”を世に知らしめる為に俺たちゃ一体どうすりゃいいのか?なんだ単なるファンのくせに厚かましい、と文句の一つでも言われそうですが、だってさぁやっぱりPORK PIE HATSのライヴいっぱい観たいんだもの!ファンにとっても切実な問題なのです。で、そうやって三人でああだこうだ話し合っていると、いつの間にか打ち上げにも混じっていて、ライヴの感想や僕らなりのアイデアを西村さんに言ってみると、「なんか元気出てきたよ」とおっしゃってくれました。それに「3ヶ月に1回くらいはバンドでライヴやりたい」ともおっしゃっていたので、回数を重ねるごとにファンの数が増えるように、僕も微力ながら力になれればと思います。

PORK PIE HATS、ホンマにええバンドやで!観なきゃ損やで!

≪演奏された曲目(順番忘れた)≫
GOOD BYE:ウォーターメロン砦:ストロベリー・ブルーズ:キッチン・ミュージック:スノーバード:何でもいい:夕方の歌(弾き語り):キャンディ(弾き語り):グレートフルハウスリミテッド(弾き語り):ニューオリンズ(ワンダー):ミルクセーキ(ワンダー):Across The Universe(The Beatles):砂のコリン:ひまわり:エレクトリック・ラバー:HEY HEY(赤い汽車に乗って)
悲しみのキトゥン:幸せな人生
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# by kesuike6 | 2006-12-09 12:28 | LIVE
CLOCKWORK PORK PIE HATS@拾得
b0061611_914744.jpgCLOCKWORK PORK PIE HATS
(西村哲也 Gt/中島かつき Ba/五十川清 Dr/大前チズル Key)
ゲスト:ワンダー
2006/12/08(Fri)@京都・拾得
START 19:00

に行ってきます!
隣の大阪NHKホールではキリンジですが、
こっちは少数精鋭で盛り上がって参ります。
なんたって西村さんエレキギター弾きまくり!
さぞかしロックンロールな夜になることでしょう。
そう言えば、今日はジョン・レノンの命日だったなぁ。
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# by kesuike6 | 2006-12-08 09:10 | LIVE
西岡恭蔵とカリブの嵐 『'77.9.9 京都「磔磔」』('77)
ここ最近めっきり寒くなってきました、ついに冬到来ですね。なので休日のたびに我が家の夕食は鍋、と言ってもそんな豪勢なものではなく、白菜に豆腐に油揚げにウインナーに発泡酒という何とも貧相な500円鍋なのですが、それでも十分最高に幸せな気分になれるのだから冬に鍋って偉大だなと思う今日この頃、いや、単に僕が安上がりなだけか・・・。ともかく、寒風に吹かれ身体は冷え切り鼻水が止まらなくても、せめて心だけはほんわか温かくしておきたいものです。

b0061611_162513.jpgそれにはこんな素敵なライヴアルバムなんてどうでしょう。西岡恭蔵とカリブの嵐『'77.9.9 京都「磔磔」』、確実に心の芯までポカポカにしてくれます。つい先日、久しぶりに覘いた元町の老舗レコード屋さんにこのLPが壁面に飾られていて、それを見た瞬間「これや!」神のお告げ、吸い寄せられるようにレジに持って行きました。足早に帰宅後、早速レコードに針を落とせば、そこからは実に心地好く味わい深い歌と演奏と空気が・・・すっかり心奪われました。そして、何度も何度も繰り返し聴きながら調べてみると、どうやら未発表テイクやMC含めライヴを完全収録した2枚組CDが出ているらしいことを知り、その日のうちに注文したのでした。

そのタイトルの通り、1977年9月9日に京都の酒蔵を改造した名ライヴハウス磔磔で行われた西岡恭蔵とカリブの嵐のライヴ。全24曲弾き語りとバンド演奏とを織り交ぜたニ部構成になっていて、第一部は「サーカスにはピエロが」や「プカプカ」と言ったお馴染みのナンバーを第二部は当時の最新作『南米旅行』からの曲を中心に選曲されています。言うまでもなく、とにかくどの歌も名曲ばかり。やわらかで明るくてでもどこか切ないメロディーは、恭蔵さんの穏やかな小林旭といった風情の大らかでいなせで優しい歌声と折り重なって、僕の心にじんわり響き、気が付けば幸せ気分に浸りながらホロリと泣いています。そしてまた、そんな恭蔵さんのええ歌をさらにふくよかにする歌心溢れるカリブの嵐の演奏がホントに本当に素晴らしくて(涙)。そのカリブの嵐とは、林敏明(Drums&Conga:ハックル・バック、小坂忠とウルトラetc)、山本正明(Bass:小坂忠とウルトラetc)、難波正司(Piano&Organ:アイドル・ワイルド・サウスetc)、国府輝幸(Piano:ソー・バッド・レビューetc)、洪栄龍(Electric Guitar:DEW、乱魔堂etc)という70年代に想いを寄せる僕にとってはもう夢のようなバンド、どうやらこの日の為だけに結集したバンドのようですが、皆の息はピッタリ押し引き具合も絶妙でゆったりと気持ちのいいグルーヴを聞かせてくれます。

ハイライトは、LPではB面ラストの「Gypsy Song」。「・・・できれば、あのジプシー達のように、全く何も身にまとわずに、ブラブラブラブラと、世界各国歌を書きながら旅出来たら、もう私の一生はそれでいいような気がするんですけど・・・」という泣かせるMCに続き始まる、感動的な名曲、感動的な演奏です。洪さんのカーティス・メイフィールドばりのトロけるワウワウギター、林さんの激しく胸を撃つ力強いドラム、恭蔵さんの精一杯声を振り絞る熱き歌唱に僕は大粒の涙。大袈裟でも何でもなく、僕の人生の大切な歌のひとつになりました。

ライヴはそのミュージシャンの裸の音楽性と同時にその奥に潜む人間性にリアルにダイレクトに触れる機会であると思うのですが、僕の場合、とりわけその人間性というのがより重要らしく、つまり、そのライヴが肌に合うか合わないかの最終的な決め手は人間性なのかもしれないなどとライヴを観るたびに強く感じます。そういう意味でも、このライヴ盤はグッときて仕方がないのです。恭蔵さんとカリブの嵐の面々はもちろんお客さん含め磔磔にいる全ての人が愛おしい、そんな気さえします。ホンマにええライヴです。

今日も鍋だな。
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# by kesuike6 | 2006-12-02 16:05 | ALBUM(SINGLE)
Elvis Costello 『The Right Spectacle』('05)
せっかくの休日をぶち壊す腹立つ出来事があり、胃の中ムカムカしてます。詳しいことを書くと余計腹が立ってくるので書きませんけど、あームカツク・・・うぅーいけない、いけない、気分転換、気分転換。でも、やっぱりパンクな気分。

b0061611_2346953.jpg昨日、またもどうしょうもない衝動に急に駆られ、エルヴィス・コステロのPV集&発掘TVライブ集DVD『The Right Spectacle:The Very Best Of Elvis Costello-The Videos』を今更買いました。秋の空のごとく僕の音楽気分はころころと変わり、今はコステロ一色なのです。

さて、偉大なる捻くれメガネロッカー・コステロのPVですが、後期の作品はさすがにちゃんと観れますが、初期は時代が時代なのと予算が無いので出来はすこぶるチープでお粗末、単に酔っ払い達が適当に演奏しているだけ、やる気なしの極致コステロの膝二重関節クネクネダンスも飛び出し、僕はもう笑いが止まりませんでした。つまりは最高です。中でもお気に入りは「Oliver's Army」、ハワイのワイキキビーチでのコステロ&ジ・アトラクションズの演奏シーンでは、キーボードが持ち込めないということで、スティーヴ・ナイーヴなぜかウクレレ持たされてトホホです(この曲にウクレレの音なんて入ってないし、それ以前にハワイな曲でもない)。オーディオコメンタリーをオンにすると、PVを観ながらコステロの解説が聞けるのですが、さすがブラックユーモア溢れる粋な英国人、これがまたイカしてます。若きコステロの顔がアップになったときの第一声「こいつ誰だ?」爆笑でした。

特典のTVライブ集がまたスゴイ。コステロは70年代後半UKパンクシーン出身だそうで、僕はいまいちピンときていなかったのですが、この当時のライブ映像を観ているとなるほど尖ってるなぁと感じました、もちろんパンクという一言では片付けられない音楽性ですけどね。どれも興味深くて楽しめますが、特に83年のThe Tubeの映像が素敵で、「Shipbuilding」をムーディーにキめてくれてるのが嬉しいし、何よりコステロ&ジ・アトラクション+ブラス隊+女性コーラスという計10人編成大所帯バンドの演奏がゴージャスでめちゃくちゃカッコイイ!感動的!そして、この編成はROCK LOVEとほぼ同じということに気付き、わあーこんな感じになっちゃうのかーと想像してムラムラしてきました・・・嗚呼、無駄なムラムラ。

やるせなく果てしない暑苦しく色気ある熱唱とロック魂、絶妙にねじくれたポップセンスに溢れんばかりの音楽的好奇心、そして偏執狂的音楽愛、僕にとってコステロは直枝さんと最も印象がダブる外国人ロッカーなのですが、いまいち賛同が得られません。直枝さんの凸凹な歯並びとコステロのスキッ歯ってとこなんかも兄弟みたいなんだけどな(怒られる)。
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# by kesuike6 | 2006-11-23 00:09 | DVD
ネタ探し中
あまりに更新が滞っているので(汗)、とりあえずここ最近のmixi日記でお楽しみください。

11月19日 幕末太陽傳
b0061611_21591318.jpg前からどうしても欲しかったDVD、川島雄三監督『幕末太陽傳』コレクターズ・エディションを勢いで買う。1957年の日活映画、鬼才川島雄三監督の代表作であり日本映画史上にも燦然と輝く大傑作である。なんて堅苦しい紹介は置いといて、とにかく途轍もなくエネルギッシュで粋で楽しい映画だ。

時は幕末文久二年、品川の遊郭「相模屋」で巻き起こる痛快ドタバタコメディ。ストーリーは主に古典落語「居残り佐平次」をベースに、さらに「品川心中」「三枚起請」など様々な落語をサンプリングしているそうで、もちろん落語に詳しい人の方がより楽しめるのだろうけど、落語に疎い僕でも十分楽しめた。というのも、出てくる役者がみな活き活きしていて躍動感があって腕利きの芸達者で、しかも超個性的なものだから、ただ画面に映る人間を見ているだけでもウキウキしてくる。とりわけ主人公の居残り佐平次演ずるフランキー堺の緩急自在で小粋なリズム感は本当にスゴイ、さすがジャズドラマーである(太鼓の華麗なバチ回しも見れる)。他にも、間抜けな貸本屋の金造扮する小沢昭一の爆笑必至の怪演、南田洋子と左幸子の艶かしい美しさ、芦川いづみの胸キュンもののキュートさ、菅井きんの舌を巻く名脇役ぶり、そして若かりし石原裕次郎や小林旭や岡田眞澄の初々しさ(笑)、みんなしっかり演じながらもしっかり生きている。

人前では常に陽気でお調子者の佐平次だが、一人になると途端に表情が曇る。肺結核を患っており、おそらく彼自身死期が近いことを十分知っている。というように、ただ単に可笑しいだけでなく、随所に陰の要素を忍び込ませ、決して軽薄な喜劇で終わっていない。実に深い。

「ええーい!地獄も極楽もあるもんけぃ!俺ぁまだまだ生きるんでぇ!」

川島監督曰く、この作品のテーマは「積極的逃避」だそうだ。そうかぁ、なるほど。そういう意味でも、もし川島監督の思い描いたエンディング(走り去る佐平次が幕末から昭和へワープする)が実現していれば、さらに素晴らしい作品になっていたに違いないと僕は思う。

特典のオーディオコメンタリーがまた興味深かった。その中でいい話だなぁと思ったのは、川島監督にすっかりホの字になった南田洋子が、ある日監督の大好物の梅干をお土産に監督が住んでいた日活アパートを訪れると、出てきた監督の奥さんがものすごく綺麗な人だったので、それが大ショックでお土産を渡すのが精一杯アパートの階段を降りるのも大変だった、という酸っぱい思い出話。

BGM:Edo River / カーネーション
※『ロック画報24』P.35<N's Scraps 21>参照

11月18日 サッカーチームか?
ROCK LOVEがえらいことになっとります!今回はなななんと11人編成!!カーネーション+お馴染みの西池&シュンスケ+お久しぶりスリルのホーンセクション+女性コーラス隊に、そして、ななななんと長見順!!!なんといっても僕のブルースアイドルだ。東京だしどうせ行けないし敢えて我関せずなふりをしていたけど、これはさすがに・・・くそお、でも無理だ。とにかく絢爛豪華な楽しいロックパーティーになること間違いなし、5人時代の曲がいつもより多く聴けそうだし、行ける人はホント羨ましいぞ!
http://www.carnation-web.com/rocklove/

BGM:あなたのあたま / 長見順バンド
(↑DVD『ライヴ!超スローブルース』は必見!)

11月17日 注目すべきは転び方
b0061611_220122.jpg最近の愛読書、高野秀行『ワセダ三畳青春記』。約3分の1読み終えたところで、これはアカン、おもろい、おもろすぎる。お昼休みに食堂で、耳にはiPodお口にはチープで身体に悪そうなパン時々缶コーヒーという状態でこの本を読んでいるのだけど、あまりにおもろいので笑いをこらえるのに必死、それゆえ相当ヤバイ顔になっていると思う。

先週のビーバップハイヒールにゲストで出ていた秘境探検家の高野さんに妙に興味が湧き、翌日には本屋にいた。『幻獣ムベンベを追え』『巨流アマゾンを遡れ』『怪しいシンドバッド』『異国トーキョー漂流記』『ミャンマーの柳生一族』など、男の子の僕はワクワクしてしょうがないタイトルばかりだけど、ひょっとして一番の秘境は高野さん自身じゃないかと思い、彼の青春記を買うことに決めた。1966年生まれの高野さんが22歳から33歳まで(1989~2000年)過ごした、早稲田大学の正門から徒歩5分のところにあるオンボロアパート野々村荘(家賃一万二千円三畳一間風呂無し共同便所共同台所、まさに秘境)でのモラトリアムな日常生活が面白可笑しく描かれているのだけど、高野さん含め彼が所属していた早稲田探検部の部員や野々村荘の住人たち出てくる人出てくる人が皆奇人変人ばかり、でも何だか魅力的な人間ばかり(友達にはあまりなりたくないけど)で、呆れつつも心がほんわか温かくなる。世の中にはいろんな人間が生きてるんやなぁと思うと(笑)、ちょっと勇気が出てきたりもする。子供たちよ、やっぱり生きてた方がおもろいで。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087476324/

今度は今日から3連休、さあて何をしようか?とりあえず、寝よ。

BGM:100人中99人 / コモンビル
(↑ここんとこコモンビルが目に沁みてます、ええわぁ)

11月13日 鼻紙
ご無沙汰してます、お元気ですか?僕は鼻水が止まりません、側にはティッシュの山がそびえ立っています。先月末から某制度導入のせいでハードスケジュール化、ようやくそれも落ち着いたところで、風邪ですか、そうですか。そりゃあ疲れが出ますわな、普通の人間ですから。今日明日と久しぶりの連休ですが、たぶんぼんやり過ごすのでしょう、ていうか、過ごしてます。

二度寝三度寝の結果、目覚めたのが昼の1時過ぎ、ごきげんよう終盤戦・・・。野放図に散らかった部屋を少し片付け、レコードが聴き易くなったので、LPを数枚片面だけ聴きました。トラフィック『ジョン・バーレイコーン~』A面、カーネーション『ラブスカⅡ』B面、伊藤銀次『デッドリー・ドライヴ』A面だったかな。それにしても「OH MY GOD!」はなぜゆえラブスカから外されたのか?かなり好きな曲なんですけどね。関西のゆるい番組ちちんぷいぷいを観る、角さん面白いですが、僕は八木早希アナのファンです。ブラインドサッカー凄いの一言、日本代表頑張ってもらいたい。2年前くらいにNHKでやっていた『ピーター・バラカン音楽紀行』を観返す、ロンサム・ストリングスの演奏感動的に素晴らしいので、MDに録音し何度も聴く(このテイク、雨音や鳥のさえずりも聞こえてきて素敵)。近くのスーパーに夕飯の買出し帰宅後、すぐに夕飯。でもって、睡眠に最適ニール・ヤング『オン・ザ・ビーチ』を流しながら1時間ほど夕寝。そして、このどうでもいい日記を書いていると。

BGM:Jessica / Lonesome Strings
↑桜井芳樹さんも太田和彦の全国居酒屋紀行のファンだったのですね、嬉しい。飲兵衛にとっては最高の癒し番組ですから。

10月23日 PORK PIE HATS@はちはち
というわけで行ってまいりました、はちはち。あ、ご心配なく、前回の反省を猛烈に生かして、実にスムーズに辿りつけました。ていうか、あまりにスムーズだったので、早く着きすぎてしまい、なんだか中からリハの音が漏れ聞こえてくるし、これじゃあんまりだと適当にその辺をブラブラ散歩して時間を潰す始末でした。そんなこんなで到着したのは開始30分前、先客は若いカップル1組(結局お客さん10人ちょっとくらいだったでしょうか)。今日は随分久しぶりに知ってる人が誰もいなかったので、ライブ始まるまでやや緊張気味落ち着かない感じ、隣の楽しげにお喋りするカップルにけっこう嫉妬しつつ、とてつもなく旨いパンをビールで流し込むことで何とか凌ぎました。トイレから戻ってくると、直前まで居なかったはずの西村さんがスタンバイしていてビックリ。ライブがおもむろに始まりました。最初は西村さん単独で5曲アコギ弾き語り、その後ベース中島さんとキーボード大前さんが加わりポーク・パイ・ハッツでグルーヴィーに計1時間半、いい曲満載、ゆるいMC満載、ヒジョーにキモチええライブでした。前回のアバンギルドで強く印象に残っていた西村さんにしては異色作なめちゃくちゃファンキーなナンバーは「ひまわり」という新曲でした、もちろんアコースティックでもめちゃくちゃファンキー。グレイトフルデッドばりに怪しくジャムって始まる「スノーバード」痺れたぁ。「Hey Hey」やっぱり盛り上がるなぁ、聴いたことあろうがなかろうが誰だって瞬時に熱くなる、もぉ最高!大前チズルさんボーカルではっぴいえんど「風をあつめて」のカヴァーとても良かったですが、その時のMCで西村さん「はっぴいえんどは中学の頃にすごく流行ってて、みんな聴いてたんですけど、僕は四人囃子に夢中で、はっぴいえんどには全然興味なかったです」(笑)。ポーク・パイ・ハッツを結成するきっかけの一つに、西院ミュージックフェスティバルに出たい(http://saifes.dip.jp/index.php)、というのがあったらしく、実際音源を実行委員に送ったそうですが、なんと落選したとのこと(笑)「僕らそれなりにキャリアあるんですけどねぇ。ルックスが悪かったんですかね?」「いやぁでも、写真送ってないしなぁ・・・。」どこのどいつや実行委員!と怒りたくなるほどポーク・パイ・ハッツええバンドです。まさか拾得でワンマンライブが出来る日が来るなんて・・・感無量です、としみじみ語っていた西村さん、12月8日は皆さん是非絶対に来て下さい!絶対に行きます。

BGM:Snowbird / PORK PIE HATS
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# by kesuike6 | 2006-11-20 22:07 | 日々想ふ
黄昏てロック
b0061611_21583362.jpgA-1.A Dream Goes On Forever / カーネーション
A-2.Right About Now / Ron Sexsmith
A-3.そして流れる / 福岡史朗
A-4.夕方 / コモンビル
A-5.キッチン・ミュージック / 西村哲也

B-1.Box Of Rain / Grateful Dead
B-2.土手の向こうに / はちみつぱい
B-3.Hey Mister, That’s Me Up On The
     Jukebox / James Taylor
B-4.夕暮れのワルツ / ヨシンバ
B-5.たそがれのメイク・ラブ・カンパニー / 久保田麻琴と夕焼け楽団
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# by kesuike6 | 2006-11-09 22:11 | 気まぐれカセット
日々レコード2
b0061611_2022851.jpgQ列車で行こう、線路は続くよどこまでも・・・。

NRBQ 『NRBQ』('69・アメリカ盤LP)
・・・NRBQの記念すべき1stアルバム。当時は5人組だったので、NRBQのQはカルテットではなくクインテットの略。A面頭のエディ・コクランからサン・ラへという破天荒な流れ、この頃からQはQだった。基本的に60年代らしくビートの効いた痛快で活きのいいロックンロール集ではあるけれど、スティーヴ・ファーガソンのヒリヒリとしたギターの音色のせいなのかどこか物憂げでもあり。変ちくりんだけど妙にクセになる「Ida」やスティーヴのちょっぴり情けない小曲群もお気に入りだけど、最高に素敵なのはテリー・アダムス作の「Stay With Me」!ロンサムなピアノの響き、調子っぱずれなボーカルにラララ大合唱、切な過ぎてハンカチ何枚あっても足りません。カーネーション「I Want You」のルーツはこの曲にあるのかもしれないと思ったり。

NRBQ 『All Hopped Up』('77・アメリカ盤LP)
・・・5thアルバム。ドラムにトム・アルドリーノが加入、Q黄金期第1作目となる作品ですが、こりゃあもう大傑作!大大大好き!敢えて例えるなら、スウィンギーな中期ビートルズといった感じでしょうか、これでもかと次から次へと僕のポップのツボを的確についてきて、いやはや参っちゃいます。アル・アンダーソン作「Ridin’ In My Car」はポップの魔法を信じる人たち皆とびっきりの笑顔になってしまう超名曲ですが、僕は「It Feels Good」「Cecilia」「Doctor’s Wind」「Things To You」「Queen Talk」「That’s Alright」あたりが大好物です(て、ほとんど全部やん)。これは墓場にまで持って行きたいレコードです。ちなみに、僕が買ったLPはオリジナル盤ではないので曲順が相当変わってるのですが、こっちの方がオリジナルより流れがいいような気がする、なんて負け惜しみを言っておきます。

NRBQ 『Kick Me Hard』('79・アメリカ盤LP)
・・・7thアルバム。『Kick Me Hard』と言えば、カネマニア的には「なにかきみの大切なものくれるかい」ですかね。Qのレコードはどれも節操無くあらゆるジャンルの音楽を取り込んだごった煮アルバムですが、これはその極めつけと言った感じでしょうか、文句無く楽しいです。僕のお気に入りは、しゃがれたアルのボーカルがイカすレゲエ調の「It Was A Accident」、なんてことない曲なのにブラス隊が絡んだ途端めちゃくちゃカッコ良くなる「I Want To Show You」、ソウルフルな熱唱とトリッキーなギターソロとピアノソロの掛け合いが素晴らしい「Don’t You Know」、本気ジャズな「Tenderly」など。・・・ていうか僕が買ったLP、ありゃ?「Wacky Tobacky」が入ってない!確実に裏ジャケットにはA面1曲目にそのタイトルが載っているのだけど、聞こえてくるのは2曲目の「Don’t She Look Good」、しかも、4曲目には本来B面4曲目の「Don’t You Know」が、そして、そのB面4曲目にはどうでもいい謎の曲が入っていて・・・汗。ひょっとして、「Wacky Tobacky」がドラッグを歌ってる曲なので、セカンドプレス以降カットされたのかなぁなんて考えるのですが、どうなんでしょうか?

NRBQ and the Whole Wheat Horns with special guest John Sebastian
『Live at the Wax Museum』('03・日本盤CD)
・・・超ミラクルな発掘ライヴ盤、82年にワシントンのワックス・ミュージアムで行われたショウを収録したもの。何と言ってもポップの魔法を信じるロマンチスト代表ジョン・セバスチャンと黄金期のQの共演ライヴだよ、そんなの最高に決まってるじゃない!まるで夢の中にいるような一時、僕ぁ幸せだなぁ。「心に決めたかい?」「ラヴィン・ユー」「うれしいあの娘」「魔法を信じるかい?」「ダーリング」言わずもがな後半のジョンとQとのセッションが一番の聴きどころ泣きどころだけど、序盤のQ単独のパフォーマンスもこれまたとんでもなく良いのです。頭のゴキゲンでファンキーなカヴァー3連発はいつ聴いてもウキウキするし、耳からこびりついて離れない奇妙なインスト「Tragic Magic」やモータウン・スタンダード「My Girl」が聴けるのもめちゃくちゃ嬉しい。こんなライヴが体験できたら死んでも悔いは無いなと思えるような大切なレコード(記録)。ありがとう。

Bonnie Raitt 『Green Light』('82・アメリカ盤LP)
・・・なんだQじゃないやん!おっと、それはとんだ早とちり。このボニー・レイトのレコードにはQのカヴァーが2曲しっかりと収録されております(「Me And The Boys」「Green Lights」)。どちらもQに負けず劣らずゴキゲンにロックンロールしてます。バックバンドはフェイセズのイアン・マクレガン率いるバンプ・バンド、小原礼がブイブイとベース弾いてます。「Green Lights」でのボニーのスライドギターソロが最高!

Jesse Colin Young 『Together』('72・アメリカ盤LP)
・・・ここ最近のお目覚めレコード。ヤングブラッズまともに聴いたことないのですが、ジェシ・コリン・ヤングは名前の響きなのか何故か妙に気になって、レコード屋さんに行く度に必ず彼のLPを手に取っていました(そして、戻すという日々)。それで先日、いつものレコード屋さんにいつものように行くと、このLPが面出しで飾られていて、その割には値段も安かったし、適当なイラストのジャケットにも惹かれたので、ボニーのLPと一緒に買いました。どことなくジェームス・テイラーにも通じる陽だまりフォーキー・ソウル、こういうのはやっぱりどうしても好きですねぇ。

The Rutles 『All You Need Is Cash(4人もアイドル!)』('05・日本盤DVD)
・・・ビートルズの歴史をまるごとパロディ化した愛と笑いのテレビ映画('78)。タワレコのポイントカードが貯まったのでDVDを一枚、ということで直枝さんがライナーを書いているQのライヴDVDを買うつもりだったのだけど、念の為いろいろ物色してみるとこのDVDが目に入ってきて、そう言えば、モンティ・パイソンを研究していたUくんがビートルズ好きなら『All You Need Is Cash』は観たほうがいいよと言っていたことを思い出して、やっぱりこっちにしようと。いやもうまさにUくんの言う通り、ホント可笑しくて素晴らしくて、テレビ画面が寂しくなるたびに観てます。細部の細部まで研究し尽くしたそのマニアックな徹底ぶり、偽物が本物を超えた!と感じる瞬間が何度もあって、僕もビートルズ大好きだけど、彼らのビートルズ愛には到底かなわないです。だからこそ、ミック・ジャガーやポール・サイモンがあんなに大真面目(爆笑)にラトルズについて語り、おまけに本物のジョージ・ハリスンがチョイ役で出ちゃってるのでしょう(爆笑)。でも、よくよく考えてみれば、当のビートルズも偽物が本物を超えちゃったようなバンドですよね。
*ザ・ラトルズの詳細が知りたい方はこちら

Lonesome Strings 『CANDELA』('06・日本盤CD)
・・・ムーンライダーズも大変気になりますが、『DEADLINES』以来久しぶりに聴いた新譜はこれでした。昨日買ったばかりなので、まだまだ聴き込む必要はありますが、それでもめちゃくちゃスゴイです。激しくロックです。このレコードを聴けば、途端にどこの国だって行ける、そんな気がします。ライヴ行きそびれたのが、とにかく悔やまれます(泣)。
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# by kesuike6 | 2006-11-06 20:07 | 日々レコード
PORK PIE HATS@はちはち
b0061611_25541.jpgPORK PIE HATS
:西村哲也 A.G,Vo/大前チズル Key,Vo/中島かつき Bass
2006/10/22(Sun)@京都・はちはち Infinity Cafe
START 19:00

観てきましたぁ、アコースティック版ポーク・パイ・ハッツ。
旨い歌に旨い演奏に旨いパン、さりげなく贅沢でしたなぁ。
詳細は後日・・・。


≪演奏された曲目(たぶん)≫
弾き語り:「子供の歌」「キャンディ(新曲)」「さび付いた道具箱」「ジェルソミーナ」「海豚の歌う時」
バンド:「砂のコリン」「キッチンミュージック」「GOOD BYE」「ひまわり(新曲)」「風をあつめて(はっぴいえんど;大前さんVo)」「スノーバード」「悲しみのキトゥン」「Hey Hey(赤い汽車にのって)」「幸せな人生」「エレクトリックラバー」「夕方の歌(アンコール)」
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# by kesuike6 | 2006-10-23 02:05 | LIVE
NRBQ 『LUDLOW GARAGE 1970』('06)
どうもこんばんは、最近すっかりQづいている僕です。彼らの一見人懐っこいけれど知れば知るほど?マークが増えていく謎のロックンロール世界にずっぽり迷宮入りしてしまったようです。ここしばらく洋楽に関してはQのレコードばかり買いそうな気がして何だか怖いです。

b0061611_20215.jpgそんなどっぷり夢中なNRBQですが、さりげなく密かにひっそりとこんなライヴアルバムが出ています、『LUDLOW GARAGE 1970』。そう、あまりにさりげなく密かにひっそりとなのでひょっとすると熱心なファンですら気付いてないのかもしれませんが、そこのアナタ、どうか早く気付いてください!これがまぁとんでもなく凄い内容なんですよ、ホント!オリジナルメンバーQの貴重なライヴ音源というマニア垂涎コレクターズアイテム的なレベルを超え、これはもう全ロックファンに聴いていただきたい逸品でございます。

ふーむ、そうですねぇ、かなり端折って無理矢理に一言で言うと、これぞガレージパンク!ゴキゲンでポップでグルーヴィーでお茶目でハートウォーミングな、という常套句に加え、この頃のQはよりアグレッシヴで凶暴でアヴァンギャルドでスリリング、滅茶苦茶ぶっ飛んでます。音楽的にはQのことなのでもちろん節操無いのですが、初っ端からサン・ラのカヴァーから始まってることからも全体的にジャズなムードが濃厚で、僕はけっこうインスト曲でメラメラ燃えます。そして、今作の目玉は、何と言っても初代ギタリストのスティーヴ・ファーガソン!彼のエレキギターの音力がもうとにかく強烈で。パキパキピキピキベキベキメリメリッ!彼の場合、エレキギターと言うよりも電気ギターと言った方が伝わりやすいでしょうか、半径1m以内に近づいたら間違いなく感電死するぞ、そんな刺激的すぎる音に終始ヒリヒリ痺れっぱなし。かのジミ・ヘンドリックスも彼に興味を持っていたそうですが、それもなるほど納得です。この音を体験する為だけでも一聴の価値あり、だとかなり本気で思います。ついでに、テリー・アダムスのクラヴィネットの音色も負けず劣らず奇怪で最高です。

※スティーヴのギターの音を聴いてふと思い出したのが、意外にも(?)、難波ベアーズで聴いたジャック達一色さんのギターの音でした。
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# by kesuike6 | 2006-10-15 02:00 | ALBUM(SINGLE)
「青山陽一×田中拡邦 Acoustic Live at Osaka」決定!
ワンマンじゃないのかぁ・・・BM'sじゃないのかぁ・・・というのが正直な気持ちですが、でも、やっぱり楽しみだぁ。
以下、Aoyama Yoichi Mail Magazineよりコピペ。

********************************
「青山陽一×田中拡邦 Acoustic Live at Osaka」

Date:2006.12.25(mon) / 2006.12.26(tue)
Place:バナナホール

出演:青山陽一・田中拡邦
12/25 Guest: チョウ・ヒョンレ / 杉野清隆
12/26 Guest: キムスチョリ / 原田茶飯事(クリームチーズオブサン)

Open:18:00 / 19:00

Ticket(各日):¥3,300-(前売) / ¥3,800-(当日)
*整理番号付・ドリンク&フード代別途

Info:バナナホール06-6361-6821

企画・制作:Flowers Land / emc
*********************************

な、な、なんと2Days!もちろん僕は2日とも行く気マンマン、ん?クリスマス?知らないなぁ(笑)。

青山さん、バンド色の濃厚な『DEADLINES』をどう弾き語るのか非常に気になるとこですが、敢えて直球勝負で「Blind Touch」を豪快にエレキ弾き語りなんてのも聴いてみたいですね。前回度肝を抜かれた田中さんの弾き語りも楽しみ、彼は本物のブルースマンですよ。チョウさん、ザ・バンドの「Sleeping」歌ってくれないかなぁ、僕の大好きな曲なんだなぁ。スチョリさんはまたもや婦女子をメロメロにする甘い歌声炸裂するんやろうなぁ。クリームチーズオブサンの原田さん、バンドでは観たことあるけど、弾き語りだとどんな感じなんやろうか。杉野さんは全く知らないけど、なぜだかすんごく興味あるんだなぁ。そして、セッションはやっぱり大注目ですな(クリスマスソングとか?)。

実は前回のシャングリラ、心残りなことがひとつあって。青山さんのセットで最後に演奏されたのが「Starlab」だったのですが、おそらくそれには伏線があって、以前タワレコNU茶屋町でのインストアライヴで「Starlab」のコーラスをアオヨー先生の指導の下お客さんみんなで練習したんですよねぇ、だから、青山さんとしてはひょっとしてその時のお客さんがコーラスやってくれるかもという淡い期待を抱いて「Starlab」を選んだのじゃないかと・・・一応、僕は小さい声ですが密かにコーラス歌ってたんですけどねぇ、もうちょっと頑張って声出せばよかった。なので、もし「Starlab」演奏されることがあったら、みんなでコーラス歌いましょう!スタァ~ラ~ア~ア~♪うーむ、けっこう難しい・・・。

BGM:月曜のバラッド / 青山陽一
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# by kesuike6 | 2006-10-08 00:39 | LIVE
井上ケン一 『LAZY BABY KENI』('76)
だから、オーリアンズの二人の饒舌ギタリスト、ジョン・ホールとラリー・ホッペンのコンビはホント痺れるほどカッコイイのだけど、じゃあ、日本人バンドでそんなにも最高なギタリストコンビを擁するバンドと言えば、僕なら真っ先に久保田麻琴と夕焼け楽団、つまり、藤田洋麻&井上ケン一の熱血泥んこコンビが思い浮かぶ。つうと言えばかあ、ぴったり息の合ったコンビネーションはもちろん素晴らしいし、さらに夕焼け楽団のライヴ盤を聴いていると、ほとんどの曲で二人それぞれのギターソロコーナーが設けられていて、麻琴さんが「ヨウちゃん!」と一言発すれば、洋麻さんがスライドを豪快にキめ、「ケンちゃん!」と声がかかれば、ケン一さんがぶっといレスポールを轟かせる、言っちゃえばものすごくベタな展開なんだけど、でも、どうしたって盛り上がっちゃうし嬉しくて嬉しくてニヤニヤが止まらない。やっぱさぁ、ロックバンドはエレキギターでしょ!なんていうあまりにも単純な感想をあまりにもあっけらかんと言わせてしまうカトちゃんケンちゃん、ではなく、ヨウちゃんケンちゃんはそりゃあもう黄金コンビとしか言いようがないのだ。

b0061611_11341153.jpgという流れで、今回紹介するのは、そんなケンちゃんこと志村、いや、井上ケン一さんの1stソロアルバム『LAZY BABY KENI』。夕焼け楽団での血気盛んな熱いギタープレイとは真反対の、まさにレイジーでとろけるようなアコースティックラグタイムブルース集。“Ladies and gentlemen! Keni ga ima asobiyorunoyo.”という謎の外人男のお茶目な掛け声の後始まる1曲目、超スタンダードナンバー「A列車で行こう」を文字通りラグタイム調にアレンジしたほんわかインスト「A列車のラグ」を聴いただけで、僕はいつだって想像しうる限り居心地の良い南の島に行くことが出来る。それは決して日本人観光客だらけの騒々しいリゾートアイランドではなく、旅行社のパンフレットにはどこにも載っていない、しっかりと人が息づき生活している南の島(だから、行くというより住むという感覚かな)。というのも、ケン一さんの朗らかでのほほんとした歌声と心穏やかにつまびかれるギターの音色が究極に人間臭いから。僕はケン一さんには一度も会ったことがないけれど、きっとこの作品から感じる印象そのままの人なんだと確信できる、つまり、嗚呼、何て素敵な人なんだろう(もちろんルックスもね!日本のジェリー・ガルシア・笑)。全10曲中オリジナル3曲ほとんどがカヴァー曲で構成されていて、どれもホント魅力的なのだけど、何と言っても一番の聴き所(なんて力んで言うことでもないが)はビートルズ「Honey Pie」の日本語カヴァー「ケンちゃんのハニーパイ」だろう、ただでさえユルい曲なのにさらにユルユル、ケンちゃんが付けたとぼけた味わいの日本語詩はポールのユーモアをちょっぴり超え、どこの誰がどんな気分で聴いてもハートウォーミングな気持ちになること請け合い、実に名(迷)カヴァー。

よし、決めた。もし無人島で3日間だけ生活するのなら、『LAZY BABY KENI』を持って行こうと思う。
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# by kesuike6 | 2006-10-06 11:37 | ALBUM(SINGLE)
日々レコード
『DEADLINES』だいぶ落ち着いて聴けるようになったけど、といってもアオヨーマジックはここからが本番、今度はじわりじわりじわりじわりとキとります。季節はすっかり秋らしいですが、いやむしろおセンチな秋ゆえなのか、今は「夏らしい」がとりわけ沁みますなぁ。ちょっぴりぎこちないスライドギターの響きが私の心の空模様をメロウ色に染めるのです。

b0061611_13253248.jpgで、そんな『DEADLINES』をノリノリで聴きながら、ここ最近買ったレコードはこの3枚・・・
 ①NRBQ 『Wild Weekend』(’89・ドイツ盤LP)
 ②NRBQ 『Tokyo』(’96・’99年版日本盤CD)
 ③Orleans 『Orleans』(’73・アメリカ盤LP)
わわわっ、モテないMr.レイドバック若年寄ロック愛好家よろしく、しかも、見事にルーツ・オブ・青山陽一な感じのセレクション。そうなんです、僕はわかりやすい奴なんですよ、ホントは。

①は青山陽一「水に浮かぶダンス」の元ネタ(という言い方は怒られる?ベスト盤『Songs To Remember』セルフライナーノーツ参照)「The One & Only」収録の相変わらずめちゃゴキゲンでめちゃラヴリーなポップンロールアルバム。「It’s A Wild Weekend」「Little Floater」「Boy’s Life」「If I Don’t Have You」「This Love Is True」などめくるめく名曲連発、さっきから胸がキュンキュンしっぱなしです。そして、例の「The One & Only」はもちろんポップなんだけど、どこかヘンテコなメロディーで謎めいたアレンジ、青山さんが気に入るのもよぉく分かります(笑)。ともかくポップ好きには超オススメですが、廃盤・・・。

②はNRBQの初来日公演2days@渋谷ON AIR WESTのベストテイク17曲を収めたライヴアルバム。なんたってQは世界屈指のライヴバンド、そんなの悪いわきゃない、至極当たり前にサイコー!のライヴです。で、これまためくるめく名曲連発なのですが、中でも僕は「Everyone Thinks I’m Crazy」という曲にいたく感動、目から鱗、さっきからこればっかり聴いてます。どことなくオトナの哀愁漂い無性に切なくて渋カッコイイ!(特にトム・アルドリーノのジャジーなドラミングがもうたまらん・泣)、私的ポップロック理想の1曲と言えます。そして、なんとまぁ青山さんもこの曲お気に入りですって(笑・なかにしさんのサイト参照:Others⇒青山陽一のライブ探訪⇒NRBQ)。次はこれのスタジオ版が収録されている『Message for The Mess Age』かな、つうかそれも廃盤・・・。

③は「Dance With Me」で知られるオーリアンズの痺れるほど男前なデビューアルバム、これも青山さんのフェイヴァリットです(またまたなかにしさんのサイト参照:Others⇒青山陽一の「名盤探訪」。ホント勉強になります)。このレコード、『DEADLINES』で燃えた人は間違いなく燃えます、アッチッチ大火傷です。(青山さんがギターを貸したことのある)ジョン・ホールとラリー・ホッペンのそれはもうお見事!としか言いようがないエレキギターアンサンブルと鉄壁のリズム隊が生み出すぶっとくしなやかなグルーヴはファンキーの極致、腰がムズムズ踊りまくり。ルーツはディープなアメリカ南部にありながら生まれてくる音楽は決して泥臭くなりすぎず都会的で洗練された粋なロック、つまり、アオヨーフリークは必聴の一枚!と大声で言いたいところだけど、ひょっとしてこのレコードCD化されてない!?

BGM:It All Comes Back Again / Orleans
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# by kesuike6 | 2006-10-02 13:28 | 日々レコード