青山陽一 『DEADLINES』('06)
『WILD FANTASY』で感じた違和感は今日のテンション高い白熱ライヴを観てもどうしても払拭されなかった、嗚呼、僕が今一番聴きたい心地好い音楽とは違うところにとうとう行っちゃったのかなぁ、と一抹の寂しさを感じて、ちょっと元気無くしたり・・・。

b0061611_19503150.jpgというのも束の間で。青山陽一『DEADLINES』がそんなモヤモヤをはるか遠く彼方に吹き飛ばしてくれた!それはそれは豪快に!嗚呼、なんたる名盤で怪盤!青山さんはいつだって僕のツボは外さないが、これはもう何ちゅうかキャッチャーミット1ミリも動かずど真ん中どストライク!そうだ、思えば、ドラゴンズ山本昌が41歳1ヶ月でノーヒットノーランを達成した時にそんな予感はあったのだ、というのは思い切りこぎつけだが、しかし、それはまさに山本昌の巧みでニクい投球術のごとく、『DEADLINES』で青山さんが涼しい顔をしながらも気迫十ニ分に投げ込んでくる魔球は、打者がよし来たッ!と思って振りにいっても、微妙にタイミング狂わされ芯を数ミリ外され凡打の山チョモランマ、そして気が付けばノーヒットノーランどころか27個のアウトをたった27球で仕留める超完全試合、そんなとんでもない偉業を成し遂げたにも関わらず、平然とあまりにさり気なく、青山さんは顔や首筋にうっすら滲んだ汗を青いハンカチで丁寧に拭きながらマウンドを降りていく・・・そんな凄味。

嗚呼、また野球の喩えになってしまったので、仕切り直し。前作『ODREL』から2年ぶり通算10枚目のアルバム『DEADLINES』は、一応青山陽一ソロ名義ではあるけれど、そのサウンドは重厚で濃厚な完全なるバンドサウンドなので青山陽一&The BM’sと言い換えた方がむしろしっくりくる(ひょっとして全曲バンド編成というのも初めてではないだろうか?)。もちろんバンドサウンドに関して、青山さんはいつでも拘っていると思うのだけど、今作はとりわけバンド!バンド!バンド!極めてライヴ盤に近い仕上がり。『ODREL』でのできるだけ音数を減らすことで生まれた生々しいファンキーグルーヴは、さすらいの女ドラマー中原由貴さんの加入で一段とシャープかつ図太くなり、それに触発された他のメンバーも負けじと応戦自己主張、これほど全てのパートに見せ場があるアルバムと言うのも珍しいかもしれない(僕はもう既にエアギター、エアベース、エアドラム、エアピアノやっちゃいました)。リズムとリズムの絡み合い、音色と音色の絡み合い、それはもう絶妙の一言、とてつもなくシンプルなのにとてつもなく豊饒な旨味、いやホント、The BM’sは今日本で一番美味しいバンドだと思う。そして、青山さんのソングライティングもますます磨きがかかり、特有の謎めいたコード感はより一層ポップに煌いていて、世界中探してもどこにもない聴いたことないキャッチーさで溢れている。歌ってもめちゃくちゃ気持ちがいいんだ、これが。とにかく、大音量で聴いて、歌いまくって踊りまくって、心の底から最高のロックアルバム誕生!

全曲軽く感想を・・・
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# by kesuike6 | 2006-09-21 19:50 | ALBUM(SINGLE)
青山陽一 『DEADLINES』('06)-前置き-
b0061611_2321329.jpgカーネーションごめんよ。
僕が今一番胸をときめかすのはThe BM'sなんだ。
余裕綽々顔で最高傑作誕生、最高級のバンドサウンド。
ファンキーという言葉はこのレコードを聴いてから使うべきだ。
とにかく、ヤバイ、ヤバすぎる。

取り急ぎ、興奮中。
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# by kesuike6 | 2006-09-19 23:25 | ALBUM(SINGLE)
チョウ・ヒョンレ 『MY NAME IS...』('06)
b0061611_17181267.jpg最近もっぱらの僕の鼻歌です。

浪速のジャック・ジョンソンこと、ん、誰も呼んでない?ていうか、ジャック・ジョンソンよりええでぇ、て、ジャック・ジョンソンまともに聴いたことないけど。ともかく、浪速の粋な歌うたいでギター弾き、残念ながら元ラリーパパ&カーネギーママ、チョウ・ヒョンレさんの新作CDRが届いた。弾き語りライヴテイクやカヴァー曲を含む全4曲入りでタイトルが『MY NAME IS…』、そうなんです、こんな感じでやっとるんですわ、そんな名刺代わりEP。バンドの時よりもさらに肩の力が抜け、それでいてしっかりと深みを増した人間味溢れる歌心に、漏れ出る言葉は一言しみじみと「ええ歌やなぁ・・・」。

1.一人でできるかな?
・・・僕も観に行った音楽感謝@拾得のライヴテイク。あの日の光景がまざまざと甦ってくる、嬉しいなぁやっぱり。有山じゅんじさんライクなフィンガーピッキングが小気味良いほんわかソングでほっこり。
2.ベイビー
・・・この曲は先日の青山陽一×田中拡邦×キム・スチョリ×チョウ・ヒョンレ@シャングリラ(ライヴレポはどうした!?)で披露されて、その時にチョウさんがおっしゃってましたが、もうすぐ生まれてくる我が子に向けて作った曲だそう。子を想う慈愛に満ち満ちたあまりに心優しい歌で、僕はチョウ一家とは何の関係もないし、パパになる予定も微塵もないのだけど、無性に温かい気持ちになって泣けて仕方ない。おまけにアルトリコーダーの素朴な音色が追い討ちをかけて涙腺を刺激するんだなぁ、これが。
3.もう少しだけ
・・・ジェフ・マルダー「Wild Ox Moan」の日本語カヴァー。オリジナルが訳分からん歌詞なので、僕がええ歌詞つけました、と音楽感謝の時にチョウさん言ってたような。何とも不思議なリズムが妙にクセになる小粋なブルース、チョウさん渾身のファルセットボイスにロック魂をヒシヒシと。
4.狼の好物は迷える子羊
・・・セルフライナーノーツによると、神を冒涜した歌を、ゴスペル風に!とのこと、実にユニークなアイデアだし、しかもバッチリきまってる。一人多重コーラス、曰く一人ステイプル・シンガーズの分厚くて無骨なハーモニーがめちゃくちゃカッコイイ!それにアコースティックギター、スライドギター、マンドリン、シタールと弦楽器だらけの生々しく泥まみれな音の塊が奇怪で物凄い。ごっつい歌だ。それにしても、この曲の詩を聴いて読んで思ったのだけど、なんだかんだ僕は自分の都合のいい時に限って神を信じたり、神頼みしたりとホンマええかげんだよなぁ・・・でも、まぁそれって深いところでは信用してないってことか。“この瞬間も世界のどこかでは/十字を切って引き金を引いてる”ズシリと響くフレーズだ。
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# by kesuike6 | 2006-09-12 17:23 | ALBUM(SINGLE)
GOING FREE!
b0061611_20312963.jpg西村哲也とPOKE PYE HATS
西村哲也 Gt,Vo/五十川清 Dr/大前チズル Key/中島かつき Bass
M.O.N
MAKOTO Vo/大前チズル Key/中島かつき Bass,Sampler
+ 西村哲也 Gt/五十川清 Dr
2006/09/07(Thu)@京都アバンギルド
START 19:30

「京都を拠点に活躍する2個性アーティストの初顔合わせ!当日は2setの対バン形式を取りながらMAKOTO, 西村哲也、2人の個性あふれるオリジナル曲を中心にバックはお馴染みのメンツでフットワーク軽やかにカバー曲やコラボ有り、サプライズ有りのライヴをお届けしますテーマは自由な感じで行こう!」

ということで、明日はエレキ弾きまくりの西村さんを堪能してきますっ!!!

 ↓↓↓

HEY!HEY!
堪能してきたぜっ!!!
POKE PYE HATSめっちゃファンキー!!!
西村さん暴れまくりで、もお最高!!!
惚れた。

 ↓↓↓

ライヴレポっぽい
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# by kesuike6 | 2006-09-06 19:07 | LIVE
鈴木茂 『BAND WAGON』('75)
で、その楽しかった「青山陽一×田中拡邦×キム・スチョリ×チョウ・ヒョンレ」でのアンコール。出演者全員セッションで飛び入りゲストとして紹介されたのは、な・な・なんと!青山さん曰く「大阪が誇る名ドラマー」林敏明さんでした。その瞬間、僕は条件反射的に「ハックルバック!もしくは(小坂忠&)ウルトラや!」と人知れず狂喜乱舞していました。そういう流れもあって、ついにというか今更というか、『BAND WAGON』(もちろんパーフェクト・エディション)買いました。ついでに、大声では言えませんが、『BAND WAGON』実は恥ずかしながら生まれて初めて聴きました(汗)。あのー、いわゆる歴史的名盤ってやつは、いつでも聴けるという安心感からか、意外と買うタイミング難しかったりしません?はい、しませんね・・・苦しい言い訳。

b0061611_0344536.jpgそれにしても『BAND WAGON』、大変アホな感想ですが、めちゃくちゃカッコイイ!大興奮しました、白熱しました。30年も前の作品なのに全く古くないどころか、今のどのバンドのどのロックンロールよりもガンガンに踊れる図太いグルーヴがもうとんでもなくスゴイ!ファンキー!ただただ自分の頭の中で鳴り響いているバンドサウンドを具現化したいという一心で単身アメリカに乗り込み、リトル・フィートにタワー・オブ・パワーにスライ&ザ・ファミリー・ストーン錚々たる凄腕ミュージシャン達と裸一貫ガチンコ勝負を挑んだ若き鈴木茂青年の向こう見ずなエネルギーがそのままレコードになった、なんというかまさにロック魂の塊のような作品。いやぁもうドデカイ金槌でガチコーンと後頭部を思い切り殴られた気分です、痛快。そして、茂さんの煌めくスライドギターは言うまでもなく絶品ですが、バンドの屈強な音力に負けまいとか細いながらも必死に声を張り上げるボーカルに僕は目頭が熱くなります。言うなればロックンロール情熱大陸。『BAND WAGON』を聴かずしてロックファンと名乗っていたちょっと昔の自分に大沢親分風に喝ッ!

たまに自分がロックバンドを組んだことを想像してステージに上がる時に流す出囃子はどの曲にしようか本気で悩むことがあるのですが(恥)、今なら迷うことなく「ウッド・ペッカー」ですね。踊りながらノリノリで登場してセッティングに手間取るというイメージもくっきり頭に浮かんでます。がはは。

 わざと五分も待ち合わせ遅れてった
 それなのに何故きみは
 二十五分もぼくを待たせたの
              (「100ワットの恋人」)

※林敏明さんは青山さんの所属するレーベルFlowers Landの社長さんなので、冷静に考えればそんなにビックリすることじゃないですね。
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# by kesuike6 | 2006-08-31 00:39 | ALBUM(SINGLE)
青山陽一×田中拡邦 Acoustic Tour ~大阪編~
「青山陽一×田中拡邦×キム・スチョリ×チョウ・ヒョンレ」
2006/08/27(Sun)@大阪シャングリラ
OPEN 18:00 / START 18:30

行ってきたで!めっちゃ楽しかった、気持ちよかった!けど、お尻痛かった(笑)。
もちろんみんな良かったけど、特に素晴らしかったのはママラグ田中さん。
正直この前のバンドよりも今日の弾き語りの方がグググッと引き込まれるものがあった、驚いた。
そして、青山さんは弾き語りと言えどもグルーヴがスゴイ、さすがロックンローラー!

詳しいライヴレポは後日。

セットリストぽい
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# by kesuike6 | 2006-08-27 23:13 | LIVE
青山陽一 「Hideaway」('00)
ぼやぼやしてたら、あと3日明後日明日今日でっせ!

青山陽一×田中拡邦 Acoustic Tour ~大阪編~
青山陽一×田中拡邦×キム・スチョリ×チョウ・ヒョンレ
2006/08/27(Sun)@大阪シャングリラ
OPEN 18:00 / START 18:30

豪華!このメンツでアコースティックだと相当キモチええ感じになること間違いなし、The End of Summerはこのライヴで決まりや!その前日には名古屋の得三でもあるでえ。

というわけで、今の僕はすっかり青山陽一モードなのです。もちろんマイiPod Shuffleにはアオヨーソングスをほぼ全曲ぶち込み電車や街中で聴いていますが、こうやって改めて聴き返してみると本当“スゴイ”の一言ですね。どの時代のどの曲を聴いても、青山陽一でしか有り得ない独特のメロディー、リズム、言葉選び。そこにしっかりとルーツは見えるのに聞こえてくるのは全く耳覚えのないポップスなのだから、あら大変。今やもうありとあらゆる音楽が出尽くしちゃって真の意味でのオリジナリティなんて言葉は絶滅したんじゃないかという風潮がありますが、青山さんの楽曲を聴いていたらいやいやそんなことないなと思いますね、やっぱりメロディーには無限の可能性があるんだなぁと。

b0061611_1547897.jpg最近の一番のお気に入りアオヨーソングは、「Hideaway」というフォーキー&メロウな名曲です。青山さんとしては珍しく和テイスト、侘び寂や風流と言った言葉がよく似合うとても穏やかなメロディーで、まるでお寺に居るような心安らかな気分になります。さらに、風鈴のごとくグロッケンの涼しげな音色がこの季節より一層心地好く響いてきて、エアコン要らず。そう言えば、この曲もどことなくはっぴいえんど「夏なんです」のあの匂いがしますね。歌詞に関しても、青山陽一meets松本隆といった趣、夏から始まり秋冬春とニッポンの四季をほんの少し幻想的に描いたとても美しい詩で、その風景がくっきりと目に浮かんできます。そして、何度も繰り返されるサビの“またどうどう巡り すぐどうどう巡り”というフレーズは曲が終わっても頭の中でどうどう巡り、これぞアオヨーマジック!青山さんは言葉の魔術師でもあるのです。

日曜、この曲演ってくれないかなぁ。
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# by kesuike6 | 2006-08-24 15:50 | SONG
カーネーション 「市民プール」('95)
↓は聴いた直後の感想である。確かに『WILD FANTASY』は全曲シングルカットOK史上最高にキャッチーな極めて完成度の高い傑作、これが売れなかったら嘘だろ!とも思う。ただ、僕個人的な好みから言うと、その風通しの良さが逆になんだか物足りなくて、心の奥底でガツンとくるものがあまりなかったなぁと言うのが正直な感想である。なので、全曲レビュー今回はおあずけ、まったく意地の悪いファンでごめんなさい。

と言っても、カーネーションを嫌いになるはずもなく、なんだかんだで好きなのか『WILD FANTASY』もよく聴いてるし過去の作品も相も変わらず毎日のように聴いている。ていうか、なんたって夏だから!ニッポンの夏と言えば、僕にとってはチューブでもサザンでも山下達郎でもなく、圧倒的にカーネーションである。だって、ニッポンの夏は暑いし気だるいし、出来れば外になんか出たくない、窓の外から聞こえてくるミンミン鳴く蝉の声をBGMに扇風機に吹かれながら冷たい麦茶を片手にテレビで高校野球を観るのが僕の夏休み、海やリゾートなんて言葉は無縁なのである。そんな僕のロンリーで怠惰な夏休みをリアルに歌にしてくれるのはカーネーションしかいない。「Holiday」「三丁目の夏」「The End of Summer」「サマーデイズ」「Happy Time」「1/2のミッドサマー」「コズミック・シーのランチ・タイム」「レオナルド」「ドラゴン・シャフト」「愛する言葉-Summer Children-」などなど眩暈がするようなキラーサマーチューン目白押しだが、その中でも僕が一番グッとくるというか即死するのは「市民プール」という曲である。

b0061611_18364433.jpgこの曲、何かの雑誌で“絶頂期のスティーヴィー・ワンダーのようだ”と評されていたことを記憶しているが、大野由美子さんによるスティール・パンの夢見心地な響きが印象的な気だるくも心地好いほんわかグルーヴィーナンバー。その心と脳みそのトロけ具合は、カーネーション流はっぴいえんど「夏なんです」なんて言い方が出来るかもしれない。闇雲に暑苦しいわけでなく闇雲に爽やかなわけでもない、つまり、「市民プール」は僕にとって完璧なニッポンの夏ソングなのだけど、同時に究極のラヴソングでもある。とにかく、この曲の直枝さんの歌詩がホント切なくて、狂おしくて、ウルッときて仕方がない。主人公の男の子が真夏の何気ない日常の中でふと思い出すのは大好きなあの娘のことばかり、今すぐ彼女に好きだと伝えなきゃ、でも伝える勇気がない。そんな悶々とした葛藤が夏の暑さも手伝ってますますドロドロと渦巻いていく・・・。で、このまま終わってしまうと、どうしようもなく情けない奴だと救いようがないのだけど、直枝さんが選んだ最後のフレーズはこうだ。

“ほら 風が少しでてきた”

・・・なんかもう泣けてくる。この先彼がどうなるのかはっきりと説明してくれているわけではないけど、微かに光が見える。映画でも小説でもそうだが、僕はあからさまなハッピーエンドよりも、こうやって少しだけ希望をちらつかせてくれるエンディングの方がはるかに感動を覚える。だって、些細なことの方がよりリアルだから。僕の大好きな映画アキ・カウリスマキの『浮き雲』は澄み切った青空に白い雲がふんわり浮かんでいる映像で幕を閉じる、あのどうしようもない幸福感がこの「市民プール」にはある。
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# by kesuike6 | 2006-08-06 18:45 | CARNATION
ロックンロールの魔法を信じるかい?
b0061611_0511297.jpgロックンロールとはどうしようも泣けて踊れる音楽のこと。
ということはつまり。
『WILD FANTASY』はロックンロールそのものなのだ。

そして、やっぱり、カーネーションは最高だなぁ!
きみにはとってもかなわない。


BGM:MAGIC / Carnation
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# by kesuike6 | 2006-07-26 01:21 | CARNATION
あれから
b0061611_2340425.jpg福岡史朗&レムスイム@阿波座カフェ・マーサから1週間とちょっと経ちましたが、未だに瞳を閉じれば瞼の裏にはあの素敵だった一夜の光景がまざまざと・・・。嗚呼、本当に楽しかったのです。マーサに一歩踏み入れた瞬間からマーサを後にする瞬間まで、色んな人に出会い色んな話をしてもちろんライヴは最高に素晴らしかったし、なんかもうめちゃくちゃ濃くて幸せな時間でした(それだけにライヴレポをどう書いていいのか分からない)。以来、気がつけば史朗さんとレムスイムのレコードばかり聴いています。さっき、僕のiTunesのトップ25を見てみたら、レムスイムの「スマトラマンデリン」が1位でした(おめでとうございます!?)。思えば史朗さんの歌を僕は高校生の頃から聴いているわけですが、約9年経って初めて史朗さんの生歌生演奏(これぞパブロック!)を観て聴いて感じて、僕は真に開眼したというか、史朗さんの歌がもう心の奥底から好きで好きで堪らなくなってしまいました(こりゃあ直枝さんと並んじゃったかも)。それまでも十分グッときていた『Sandal Blues』と『Sun Tiger』が、ますます五臓六腑に沁み込んできて、ホント参っちゃってます。そうそう、この前ボブ・ディラン&ザ・バンド『地下室』のレコードを買ったのですが、あのリラックスした雰囲気や楽器がガチャガチャ鳴ってる感じ、ややくぐもった人肌サウンドなどが福岡史朗&BOXCOXの世界観と相通じるものがあるなぁと僕は感じました(クリサブさんはブリンズレー・シュワルツ『Silver Pistol』とおっしゃってましたが、なるほど確かに!)。嗚呼、またライヴが観たい・・・。

popholicさんに欲しいと思ったときに買った方がいいよ絶対と言われたので、とうとう1972春一番BOX買ってしまいました。ただでさえ今月は財政難だと言うのに、清水の舞台から思い切り飛び降りました、即死。18,900円、タワレコのポイントがWポイント効果で軽く振り切れました。これでタダで『WILD FANTASY』が買えます(直枝さんに怒られる)。それで春一番BOXですが、なんせ10枚組ですからねぇ、まだ全然深くは聴けて無いですけど、それでも、汗水たらしてただひたすらに一生懸命歌う若者たちの渦巻く凄まじいエネルギーはガンガンに感じてます。そうです、僕のロマンがここに全てあるのです。はつぴぃえんどになりたいのに、関西人特有の照れなのか、どうしてもおちゃらけてしまう“ごまのはえ”(これが初ステージ、演奏ヨレヨレ)がなんか妙に愛しい。そして、小坂忠とフォージョーハーフは最高だなぁ。【mixi日記より転載、横着】

それでも音楽欲は果てしない。昨日友人Sに飲みに誘われたので大阪に出向いたついでに、ついふらふらとレコード屋へ・・・行ったらおしまい、そりゃあ欲しいものがあるに決まってるのです。ということで我慢できずボックス・トップスの『Cry Like A Baby』を購入。帰宅して早速聴いたのですが、どうもなんかおかしいなと、ジャケットに書いてある曲時間と合ってないようだしそもそも曲数が違うぞと、なのでちゃんとレコードを見てみるとなんとタイトルが『Nonstop』!ああーやられたぁ(汗)。と言いつつも、この『Nonstop』がまたカッコよくてねぇ、まぁいいかと、まぁこういうこともあるさと(僕は寛大だなぁ・笑)。それにしても、10代のアレックス・チルトンの歌声は太くて凛としていてめちゃくちゃソウルフル!凄いの一言。まぁ今のヨレヨレボーカルはもっと凄いですが(笑)。

さぁ明日はカーネーション『WILD FANTASY』だっ!

BGM:Choo Choo Train / The Box Tops
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# by kesuike6 | 2006-07-24 23:36 | 日々想ふ
福岡史朗&小見山範久/レムスイム West Tour
b0061611_10562070.jpg福岡史朗&小見山範久/レムスイム(ゲスト:Okyon)
2006/07/14(Fri)@阿波座カフェ・マーサ
START 19:30

ということで行ってまいりました!いやぁもうめっちゃくちゃに楽しい一日でした!最高!心配されたお客さんの入りも、僕の必死な宣伝の効果があったからか(たぶん関係ない)、最終的には満員でしたよ。大盛況でした。クリサブさん、megさん、ホント良かったですね。詳しいレポはこの楽しさをもうちょっと噛みしめてから、ツアーが終わった頃にじっくり書きたいと思います。一応、mixiの日記にはちょこっとだけ書いてますが。また、一緒に幸せを共有したpopholicさんとめんちかつさんは早速レポ書かれてますよ。

-セットリスト(たぶんこんな感じだったと。曲順不同)-

レムスイム:
大久保由希(Eギター)内田典文(ベース)
福岡史朗(マンドリン、ハープ、リコーダー)小見山範久(Eギター)okyon(パーカッション)

 アンダースロウブルース
 バーチャル博士くん
 スマトラマンデリン
 北はどっちだ!
 お気に召すまま
 体内時計
 【新曲】
 ブルース明るい未来
 I Hate Dogs
 OLマフィア
 en)Baby, Please Knock My Door

福岡史朗&小見山範久:
福岡史朗(Eギター)小見山範久(Eギター、マンドリン、ラップスティール)
大久保由希(ベース)okyon(パーカッション)

 石の上
 ハッカのガム
 退屈を気取る
 ドンキークリーチャー
 トランス
 チクロ
 コウモリの朝は夜
 ハメ絵のコマ
 昨日・今日・明日
 タンブリン・ランブリン
 コミューンの雄
 ラスク
 サン・タイガー
 en)サミー
 en)SHOOT IT OUT
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# by kesuike6 | 2006-07-15 10:54 | LIVE
粋な音楽、粋な人、粋な夜-大阪は今夜ですぞ!!!-
b0061611_22431763.jpgおっと、そこのアナタ、忘れちゃいけませんよ!福岡史朗&レムスイムの怒涛の西日本ツアーが今週末から始まるのです。初日、大阪は14日の金曜日(本日!)、阿波座カフェ・マーサにて。今のところまだチケット余裕あるそうなので、遠慮なくドンドン来ちゃってください!福岡史朗とレムスイム、その音楽性は極シンプルでありながらとんでもなくユニーク、現在日本で最も粋なブルースを奏でる二組だと僕は思ってます。しかも、史朗さんやレムスイム由希さんのブログによると、どうやらガッツリとバンド編成で演奏するとのことなので、彼ら特有のリラックスしつつファンキーなキモチええグルーヴに酔いしれ酔いどれること必至でしょう!・・・って、さっきから知った風な口をきいてますが、僕にとっちゃ全くの未体験ゾーン、とにかく楽しみでならないのです。

とりあえず、大阪編の詳細は・・・

7/14(金) 大阪 ダイニングカフェ+雑貨 マーサ
出演:福岡史朗&小見山範久 / レムスイム (ゲスト: Okyon ☆musey☆)
18:00開場 19:30開演 料金: 予約 2,000yen / 当日 2,500yen (ご飲食代別途)
〒550-0002 大阪市西区江戸堀3-8-16 Tel&Fax/06-6446-2314
ご予約は→ http://www.marthanet.com から。

以後、
7/15(土)岡山・津山 カフェ&サラダ もり田
7/16(日)福岡 ジューク・ジョイント
7/17(月・祝)熊本・人吉 ベアーズカフェ
と続きます。詳しくは、クリサブログさんにて。

※大阪はこんな編成みたいです
福岡史朗:福岡史朗(Vo&G)小見山範久(G)大久保由希(B)okyon(Perc)
レムスイム:大久保由希(Vo&G)内田典史(B)福岡史朗(Mandlin)小見山範久(G)okyon(Perc)
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# by kesuike6 | 2006-07-10 22:43 | LIVE
チョウさんの
ブログにこの間の音楽感謝の写真が載ってますね。
素敵な写真・・・あ、あの人やこの人やよく知ってる方が写ってます。
僕もぼんやりと。
http://blog.drecom.jp/master-bay/archive/70

BGM:舟唄 / パンチの効いたブルース
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# by kesuike6 | 2006-07-06 00:52
7月かぁ。
mixiで書いた日記をそのまま載せときます。

「ラリパッパで勝手気まま」

やなぁ、ホンマ。ラリーパパ&カーネギーママが解散しました。また僕の大好きなバンドがひとついなくなった、やっぱりどうしても残念です。続けることで自堕落になっていくバンドもいますが、続けることでますます輝いていくバンドもよく知っているわけで・・・うーん。でも、ラリパパのことだから、いつの間にか気付いたら再結成してたなんてこともこの先あるかもしれないなぁと。なので、今までお疲れさま、とか、感動をありがとう、とかそんな言葉は言わないでおきます。どうしたって伝説のバンドにしておくのは勿体無さすぎるよ。とりあえず、メンバー個々の活動を楽しみにええ歌をいっぱい聴かせて欲しいです。

そして続いてるのはヨシンバなのですが。あまりに新作『4』の出来が良く喜び勇んでブログでは全曲解説やったりしたのですが、いかんせん反応が無い・・・(めんちかつさんは密かに反応してくれてますが・涙)。僕にとっては、カーネーションが白ご飯ならヨシンバはお漬物のような存在なのだけど、いかんせん誰も知らない(知らんことは恐ろしなあ)。ホンマええバンドやのに。カーネーションの5人時代もやっぱり捨てがたいと思ってる人には結構気に入ってもらえるかと、そういや今作は『booby』にちょっと雰囲気が似てるかも。あ、そうだ、ヨシンバHPでたくさんの人が『4』への素敵なコメントを寄せていますね。林レイナ(みみずくず)、ハマナカサオリ、林邦洋←彼のシングルを直枝さんがプロデュースした時にヨシンバがバックをやってた、石垣窓(フリーボ)、岩見十夢、青木和義(葡萄畑)、森川アキコ、土橋一夫(Surf's Up Design代表/『Groovin'』編集長)、斉藤哲夫、福島幹夫(KILLING FLOOR)←ジャック達、松尾清憲←シネマ、キン・シオタニ(イラストレーターとか)、cana(canappeco)、渡辺祐(編集者/J-WAVEナヴィゲーター)←タモリ倶楽部、リクオ、河村博司(ソウル・フラワー・ユニオン)。大御所から期待の若手まで豪華ですなぁ。『ハズムリズム』の時は、鈴木博文さんやイノトモや初恋の嵐の西山達郎くんもコメントしてたし、萩原健太&能地祐子夫妻も大変なヨシンバ好きだし、音楽人にファンはたくさんいるのです。
http://www.yoshimba.com/comment.html

マダム・ギターこと長見順さんのライヴDVD『ライヴ!超スローブルース』観ました。いやもぉサイコー!ぶっ飛んでます。

今日から3連休、わぁ。

BGM:ヨシンバ / 背中

追記:さっきヨシンバのHPで過去のライブ記録を見ていると、いろんな人と対バンしたりいろんな人をサポートしたり、改めてスゴイなぁと。その中には、レムスイムのバックだったり、ジャック達やBOXCOXとも対バンしてるし、結局つながってるんですね。
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# by kesuike6 | 2006-07-01 17:21 | 日々想ふ
ヨシンバ 『4』('06)
b0061611_1742013.jpgカーネーション『WILD FANTASY』発売ちょうど1ヶ月前の6月26日、僕一押しヨシンバの新作『4』がリリースされました!前作『足りないもの』から実に4年、この日が来るのを首を長くして待っていた、そう、あまりに長くしすぎてろくろ首のようになってしまった僕はもちろん発売日前日にフライングゲット!早速聴いたのですが、これがもうとんでもなく素晴らしい!4年待った甲斐があったってもんじゃない、それどころかお釣りがたんまり返ってきた。スゴイぞ、スゴイ!嗚呼、なんだか嬉しくて泣けてきた。

『4』は4年ぶり4人による4枚目のアルバム。『足りないもの』発表後、青天の霹靂、長年連れ添った曲が書けて歌えてハモれるギタリストのオリジナルメンバー2人が脱退し、4人組となった新生ヨシンバ(ボーカル&ギター、ベース、ドラム、キーボード)。正直どうなることやら不安だったが、1曲目「目醒めのブルース」冒頭の吉井さんの力強い意思をヒシヒシ感じる切れ味鋭いエレキギターの音を聴いたら、そんな不安はあっという間に遠く彼方へ吹っ飛び、むしろ、素敵じゃないか!すっかり興奮して身体が熱くなっていた。日本のフィフス・アヴェニュー・バンド、キング・オブ・フォーキーソウル、極上のメロウグルーヴ、完全無欠の鉄壁ハーモニー、などと僕はこれまでのヨシンバの音楽を形容してきたわけだが、そういう要素は新生ヨシンバでもしっかりと受け継がれ、それどころかバンドサウンドはますます屈強かつカラフルに、グルーヴはより逞しくうねり、随分とタフで骨太な男気ロックバンドにスケールアップしていたのだ。それは目も眩むほどの鮮やかなカムバック劇、カーネーションほどドラマチックでは無いかもしれないけど、僕はものすごく感動した。やっぱり、ロックバンドは続けなきゃ生まれないものもたくさんあるのです。

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# by kesuike6 | 2006-06-27 17:44 | ALBUM(SINGLE)